解説者のプロフィール

吉井怜
1982年、東京都生まれ。1996年、ドラマ『美少女H』(フジテレビ系)でデビュー後、アイドル、女優として活躍。2000年に急性骨髄性白血病を発症し、2001年に骨髄移植を受けた。その闘病記『神様、何するの』(幻冬舎)はベストセラーとなり、テレビドラマ化もされた。2016年に俳優の山崎樹範と結婚し、現在もドラマやバラエティ番組などで活躍中。
耳ツボ刺激との出合いで「やせなきゃ」と気に病まなくなった
私が最初に「耳ツボ」に興味を持ったのは、20代後半のこと。
当時の私は、ダイエットに行き詰っていました。
年齢的に今までのダイエット方法ではやせにくくなり、無理な食事制限の反動で過食したり、やせることを優先するあまり筋肉まで落ちたりと、ダイエットで失敗することが増えていました。
そんなとき、「耳のツボを刺激すれば、自然に食欲がコントロールされて、無理なく健康的にやせられる」と聞き、「これなら簡単だし、続けられそう」と思いました。
その日の体調に合わせて貼る「耳ツボジュエリー」
耳ツボダイエットの方法を調べてみると、特に気に入ったのが「耳ツボジュエリー」でした。
これは、小さな粒状のラインストーンのシールを、耳のツボに貼るというもの。
ピアスのような感覚で楽しめて、ふとしたときにさりげなくキラッと光るのが、とてもかわいいんです。
耳ツボジュエリーを「神門」などのツボに貼るようになってから、ダイエットの悩みはいつの間にか解決しました。
実際にやせたというよりも、気持ちが安定するようになり、ダイエットについて気に病むことがなくなっていました。
今日も、耳ツボジュエリーをしてますよ。
貼るときはいつも自分で、耳ツボの一覧図を見て、鏡でツボの位置を確認しながら貼っています。
今日しているのは、左耳が肺のツボ。
「ここを刺激すると、体の巡りがよくなる」と聞いたんです。
右耳はひざのツボと、胃腸のツボです。
最近、走るときにひざや足首が痛くなるためと、お酒を飲む機会が増えたので胃腸をいたわるためです。
耳には全身のツボが集まっているので、その日の体調に合わせて、耳ツボジュエリーをする場所を選んでいます。

舞台に上がる前に耳をひっぱると緊張しない!集中できる
ただ、ドラマの撮影や舞台の出演が入っている時期など、お仕事の状況によって耳ツボジュエリーができないときもあります。
そんなときは、手で耳のツボを押したりもんだりします。
以前に舞台で共演した先輩の女優さんから、「本番前とか、緊張したときは左右の耳の穴を開くイメージで指でひっぱると、気持ちが落ち着いて、人の声がちゃんと聞こえるようになるよ」と教わったことがあります。
以来、舞台に上がる前などに、「耳ひっぱり」を実行しています。
確かに気持ちが落ち着いて、集中してお芝居に入れますね。
耳ツボ以外にも、いろんな健康法に興味があります。
おかげさまで白血病も乗り越えることができました。
少しでも皆さんの参考になればと、私のブログでも試した健康法は書いてますし、仲間内で情報交換しています。

少し前には発酵玄米に挑戦しました。
玄米がもちもちになって、とってもおいしかったです!最近は、ウォーキングを始めました。
私は短距離走は得意なんですが、長距離は苦手でした。
でも、実際やってみるとウォーキングの楽しさがわかってきました。
時間が合えば、主人と二人でウォーキングすることもあります。
こういう自分に合った、無理せず楽しみながらできる健康法を取り入れていきたいです。