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【強い尿意】不意に襲われる「過活動膀胱」は市販薬でも効果あり

【強い尿意】不意に襲われる「過活動膀胱」は市販薬でも効果あり

過活動膀胱は、何らかの原因で膀胱が過敏になり、膀胱が過剰に活動して収縮してしまうため、尿もれや頻尿が起こります。強い尿意が不意に訪れる(尿意切迫感)、トイレまでがまんできずにもらしてしまう、トイレが近くなるなどが、代表的な症状です。【解説】楠山弘之(永弘クリニック院長)

解説者のプロフィール

永弘クリニック院長の楠山弘之先生

尿もれを伴うウェットタイプ、頻尿が主症状のドライタイプ

 過活動膀胱は、何らかの原因で膀胱が過敏になり、膀胱が過剰に活動して収縮してしまうため、尿もれや頻尿が起こります。
 強い尿意が不意に訪れる(尿意切迫感)、トイレまでがまんできずにもらしてしまう、トイレが近くなるなどが、代表的な症状です。

尿もれを伴う「ウエットタイプ」と、尿もれが起きず切迫感や頻尿が主症状の「ドライタイプ」の2種類に分けられます。
 過活動膀胱は、原因がはっきりしないものが大半ですが、脳の微細な血管が詰まるラクナ脳梗塞や、脳血管疾患を発症した後に、症状が現れることもよくあります。

 女性だけでなく男性にも広く見られ、40歳以上の男女の8人に1人が過活動膀胱の症状がある、との調査もあります。
・トイレまで余裕を持てずに、急いで排尿することがある
・強い尿意があったとき、がまんしきれずにもらすことがある
・尿もれはないが、トイレに頻繁に行く(1日8回以上)
・水道の音を聞いて、不意に排尿したくなる

過活動膀胱の治療には膀胱を広げる薬が有効

 これらの症状に一つでも当てはまるものがある人は、過活動膀胱と考えられます。
 過活動膀胱は、排尿筋(膀胱平滑筋)が過剰に収縮してしまうため、膀胱に尿をためられる量が少なくなります。その結果、急に尿意を感じたり、トイレの回数が増えたり、尿をがまんできずもらしてしまうなどの症状が現れます。
 過活動膀胱の治療には、膀胱の過敏さを和らげて、排尿筋の緊張をゆるめて膀胱を広げる薬が処方されます。この薬はかなり有効で、薬の服用だけで症状が治まるケースも多いです。

 医療機関で確実に診断し処方してもらうことをお勧めしますが、どうしても行けない場合は、下記のような、市販薬を利用するのも手でしょう。
 女性の場合、加齢や出産により、膀胱や子宮、尿道などを支えている骨盤底筋が弱ったり、損傷したりすることで、排尿メカニズムがうまく働かなくなり、過活動膀胱が起こることもあります。
 この場合は、骨盤底筋体操が効果的で、体操だけでも尿もれや頻尿などの症状が大幅に改善します。

市販の尿失禁治療薬の一例

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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