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椎間板ヘルニアの痛みとしびれが「足指歩き」で改善!血圧も下がった

椎間板ヘルニアの痛みとしびれが「足指歩き」で改善!血圧も下がった

篠原先生からは、まずは立つときの姿勢の指導を受けました。足の指に力を入れ、重心を前に置くと、少し体が前傾します。普段からこの姿勢を意識するといいそうです。驚いたのが、この姿勢をとると、腰の痛みが一瞬で和らぐことです。思わず「たったこれだけで痛くない!」と叫んでしまったほどでした。【体験談】高橋泉美(仮名・店員・48歳)

「たったこれだけで本当に痛くない!」

 2015年の6月のことです。急に左足首から太ももまでに激痛が走り、しだいに足裏からお尻の辺りまで、ピリピリしたしびれが広がり始めました。
 整形外科で検査したところ、椎間板ヘルニア(背骨を構成する椎骨と椎骨の間にある椎間板が飛び出した状態)と診断されました。

 左足の痛みとしびれは耐えがたいものでした。当時、居酒屋で仕事をしていましたが、立ち上がることすらできず、仕事は長期で休むことになりました。
 医師からは手術を勧められましたが、手術は避けたかったので、神経ブロック注射を2回腰に打ちました。症状は多少は軽減したものの、痛み止めを飲んでいても、鈍い痛みとしびれは続きます。針治療にも3ヵ月通いましたが、期待するほどの効果はありませんでした。

 そこで「もう自力で探すしかない」と、インターネットで調べて篠原整骨院のことを知り、すぐに行くことにしました。その年の8月末のことです。

 篠原裕喜先生からは、まずは立つときの姿勢の指導を受けました。足の指に力を入れ、重心を前に置くと、少し体が前傾します。普段からこの姿勢を意識するといいそうです。

 驚いたのが、この姿勢をとると、腰の痛みが一瞬で和らぐことです。思わず「たったこれだけで痛くない!」と叫んでしまったほどでした。
 続けて、足指歩きのやり方を教わりました。先生の言うとおりに歩いてみると、痛みがほとんどありません。その瞬間、「この苦しみから救ってくれる唯一の光は、足指歩きしかない」と思いました。

 とはいえ、典型的なネコ背の私にとって、かかとに重心がくる今までの歩き方を変えるのは、大変なことです。そこでまずは、足の指に意識を向けることから始めました。自宅に「足」と書いた紙をあちこちにはり、歯を磨くときも、足の指に重心がくる姿勢をキープします。

 こうして1ヵ月たった頃には、足の指に力が入り始め、軽い痛みはあるものの、しびれは治まり、仕事に復帰できるまでに回復しました。
 ただ、気を抜くと、かかと側に重心がきてしまいます。そこで仕事中も、足の親指と人さし指の間に外反母趾用のジェルクッションを挟んだり、かかとにボタンをはったりするなどして、足の指に重心がいくようにしました。

 こうした結果、半年ほどで、意識しなくても普段から足指歩きができるようになりました。それと同時に、左足の痛みもしびれもなくなり、痛み止めが不要になったのです。

降圧剤を飲まなくても血圧が安定している

 さらに、足指歩きで高血圧も改善しました。
7年ほど前に「高血圧」と診断されてから、ずっと降圧剤を飲み続けてきましたが、薬を飲んでいても、最大血圧が130〜140㎜Hg、最小血圧が80㎜Hgと、やや高めの状態でした。

 それが、足指歩きを始めて1年で、降圧剤を飲まなくても、最大血圧が120㎜Hg、最小血圧が70㎜Hgくらいで安定するようになったのです(正常値は最大血圧140㎜Hg未満、最小血圧90㎜Hg未満)。

 また、夏でも靴下をはかないと寝られないほどの冷え症で、体温も平熱が35・7℃と低く、そのせいか、インフルエンザやカゼにかかりやすくて、たびたび内科に通っていました。
 それが、足指歩きを始めて1年で、平熱も36・5℃まで上がり、冬場でも歩くだけで汗をかくほどになり、病気も一切しなくなりました。

 このように、すごい効果があったので、夫や2人の娘たちにも足指歩きを勧めて、実践してもらっています。おかげで家族全員、健康に過ごせています。

体温が上がり冷え症も解消!

足指歩きをするとネコ背も伸びる(篠原整骨院「ウオーキング療法」主宰・篠原裕喜)

 ネコ背の人はもれなく、かかとに体重がかかりすぎています。
足指歩きをすることによって、足への体重のかかり方のバランスが整ってくると、自然と姿勢もよくなり、それに伴って、痛みも改善してきます。
 また、足指歩きは、血圧の安定にも役立ち、血圧が低すぎる人は上がり、高すぎる人は下がります。血圧でお悩みのかたは、ぜひ試してみてください。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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