【歩くのが困難】股関節の痛みに効く「簡単ツボ」 やり方は足に1円玉を貼るだけ!

【歩くのが困難】股関節の痛みに効く「簡単ツボ」 やり方は足に1円玉を貼るだけ!

股関節痛の原因としてよく知られているのは、変形性股関節症です。痛みのほかにも、関節の動かしづらさなどの症状が現れます。ひどくなると、歩くのはもちろん、しゃがんだり靴下をはいたりするなどの日常動作が困難になります。今回は、股関節痛の軽減に効く1円玉療法をご紹介します。 【解説】川村昇山(弘漢療法院院長)


→めまいに効く1円玉療法のやり方はこちら

1円玉療法が効くしくみは、鍼灸治療で体調が改善するしくみと同じ。写真は鍼灸師の川村昇山先生が記者に治療を施しているところ

股関節の痛みが改善する1円玉療法のやり方

 東洋医学では、「気」の巡りが乱れると、万病が生じるとされています。「1円玉療法」は、この気の巡りを速やかに整える健康法です。

 では、そもそも気とはいったいどのようなものでしょうか。 私たち人間の体を含め、この世のあらゆる物質は分子でできています。その分子は原子で構成され、原子はさらに原子核と電子でできています。この電子は、マイナスの電気を持っています。また電子は、磁気を生じさせます。

 したがって、分子でできている私たちの体も、当然、微弱な磁気を帯びているわけです。これを「生体磁気」と呼びます。私はこの生体磁気が、いわゆる気だと考えています。
 環境や生活習慣が乱れると、体内でマイナスの電気を持つ電子の均衡がくずれ、1ヵ所に電子が異常に集まります。その結果、生体磁気のバランスがくずれ、体に不調が起こると考えられます。鍼灸治療で不調が改善するのは、異常に増加した電子を減少させ、生体磁気のバランスを整えるからでしょう。

 鍼灸治療で皮膚に鍼を刺すと、皮膚の表面に傷がつき、損傷電流という電流(マイナスの電気を持った電子の流れ)が流れます。また、鍼の素材である金属には、電子を放出してプラスの電気を持つイオン(電気を帯びた原子)になろうとする、イオン化傾向という性質があります。

 つまり、皮膚に鍼を刺すと、皮膚の表面がマイナスの電気を強く帯びることになるわけです。また、この状態になると、皮膚の内部は逆に電子の量が減って、プラスの電気を強く帯びるようになります。これは、分極という、プラスとマイナスの電気が釣り合いを取ろうとする作用のためです。

 要するに、皮膚に鍼を刺すと、体内でプラスの電気が増加し、マイナスの電気を持つ電子の異常な偏りが正され、生体磁気のバランスが整うのです。
 1円玉療法は、この鍼灸治療と同等の効果が得られます。その秘密は、1円玉の素材であるアルミニウムにあります。
 アルミニウムは、イオン化傾向が非常に強い金属です。これは、マイナスの電気を帯びた電子を放出する量が多い、ということを意味します。

 つまり、皮膚の表面に1円玉を当てるだけで、鍼灸治療で鍼を刺したときと同じように、皮膚の表面がマイナスの電気を、内部がプラスの電気を帯びるのです。その結果、体内で生体磁気のバランスが整い、不調が改善すると考えられます。

股関節が痛む場合は、陰陵泉、懸鐘、跗陽という、足にある三つのツボに1円玉をはる

 今回は、股関節痛の軽減に効く1円玉療法をご紹介します。

 股関節は、骨盤と下肢(足)のつなぎ目にある、人間の体の中でいちばん大きな関節で、四六時中、上半身や骨盤の重みを支えており、負担のかかりやすい関節としても知られています。そのため、加齢とともに疲労が蓄積し、股関節が痛みだすという人が少なくありません。

 股関節痛の原因としてよく知られているのは、変形性股関節症です。痛みのほかにも、関節の動かしづらさなどの症状が現れます。ひどくなると、歩くのはもちろん、しゃがんだり靴下をはいたりするなどの日常動作が困難になります。

 1円玉療法で、変形した股関節を元に戻すことはできませんが、痛みを軽減させることは可能です。
 例えば、「天気がくずれると関節が痛む」という人は少なくありません。これは、気圧などの気象条件の変化によって、生体磁気が乱れることと関係があるのでしょう。それが1円玉療法によって正されることで、痛みが軽減するのです。

 股関節が痛む場合は、陰陵泉、懸鐘、跗陽という、足にある三つのツボに1円玉をはります。三つのツボは、どれも両足に1円玉をはってください(股関節痛に効く1円玉療法のやり方は図解参照)。

川村昇山
 弘漢療法院院長。1933年生まれ。北海道出身。60年以上に及ぶ東洋医学、特に電磁気、イオン、磁場による病理研究は西洋医学界からも評価を受ける。著書に『1円玉で痛みが消える!病気が治る!』(マキノ出版)などがある。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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