「温めた梅干しが頭痛に効く?」わらをも掴む思いで試してみた

私は、小学生の頃からの頭痛持ちです。
ズキンズキンと刺すような激痛が走ることもあり、
テレビや周囲の音に反応して、吐き気を伴うこともあります。
そんなときは、何もできず、起き上がることさえできませんでした。
そんな状態でしたから、10代の頃から病院に通い続け、
頭痛薬をもらって、なんとかやり過ごす日々を送っていました。
とはいえ、薬を飲んでも鈍い痛みは続き、
薬の作用が切れると、途端に痛みが激しくなります。
20歳を越えた頃には、頭痛がどんどんひどくなっていき、
毎日、頭が締めつけられるような痛みに悩まされるようになりました。
「このまま一生、頭痛とつきあっていかなければならないのか」と、
不安な毎日を送っていた2年ほど前のことです。
偶然放映していたテレビで、
「温めた梅干しを食べると頭痛がなくなる」という番組を見かけました。
その方法は簡単で、
「梅干しをお皿に並べてラップをかけて、
500Wの電子レンジで1分温めたものを、毎食1個食べるだけ」というものでした。
どんな梅干しでもいいし、
一度に何日か分をまとめて温めておいてもよいそうなのです。
そのときは、温めた梅干しで、
頭痛が治るはずはないと疑っていたので、試すことはありませんでした。
頭痛薬よりも効果があった!
ですが、今年の初め、頭が割れるような痛みが続き
「なんでもいいから、この痛みから逃れるすべはないものか」
と思い、ふと、梅干しのことを思い出したのです。
半信半疑ではありましたが、とりあえず試してみようと考え、
実家から送られた梅干しを、電子レンジで温めて食べてみることにしました。
まずは2日分として、梅干しを6個、
電子レンジにかけて、食前に1個ずつ食べてみました。
すると、翌日から、なんとなく痛みが薄らいでいるような気がしたのです。
そのまましばらく食べ続けると、
2週間ほどで頭痛がまったくしなくなっていました。
まさか、温めた梅干しを食べるだけで、
長年悩まされてきた頭痛と別れられるとは、思ってもみませんでしたから、
その驚きは口では言い表せません。
ましてや、冷蔵庫に入っていた梅干しが、
温めるだけで頭痛薬以上の効果を発揮してくれたとは、
奇跡としか思えませんでした。
それからは毎食1個ずつ、温めた梅干しを食べ続けました。
パートの仕事があるときも、
お弁当と一緒に梅干しを持参して食前に食べるようにしました。
梅干しを食べ始めてから4ヵ月たつ今では、
頭痛が一切ありません。
頭痛薬も飲んでいませんし、
通院することもなくなりました。

お通じがよくなり3kg減、吹き出物も消えた
この梅干しで変化があったのは、
頭痛だけではありませんでした。
以前は、2日に1回だったお通じが、
梅干しを食べるようになって、
毎朝、バナナのようないい便が出るようになったのです。
また、食べ始める前は、62㎏だった体重が、
2週間で59㎏になり、3㎏もやせることができました(身長は156㎝)。
おかげで、おなか周りがスッキリして、
今まではいていたパンツはゆるくなってしまいました。
さらに、肌荒れがひどくて、顔には吹き出物が出ていたのですが、
梅干しを食べてから3週間くらいでなくなり、ツルツルのお肌に変わりました。
梅干しのおかげで、生活のすべてが激変しました。
これまでは頭痛をがまんしながら、パートの仕事をこなしていましたが、
頭痛がなくなり、仕事もらくになりました。おかげで、性格も明るくなったような気がします。
なにより、頭痛薬を飲む必要がなくなったことは、
いちばんの喜びで、本当に梅干しに救われたと思っています。
これからも、梅干しを食べ続けようと思っています。

おなか周りがスッキリし今までのパンツがゆるゆる!
血流と血液の質を高め頭痛の改善に役立つ(みうらクリニック院長 三浦直樹)
頭痛の原因の一つに、
血流の悪化と血液の質の低下が考えられます。
梅には、体液を酸性から弱アルカリ性にして、
血液の質をよくする働きがあります。
これにより血流がよくなり、頭痛が改善したのでしょう。
また、梅は胃腸に働きかけ、
悪玉菌を抑制して腸内環境をよくするともいわれているので、
便通がよくなったのも納得です。
便秘の解消も、やはり血液の質をよくすることにつながります。
肌がきれいになったのは、血液がきれいになった証拠。
血液の状態がよくなれば、いろんな相乗効果が得られるのです。
頭痛をぶり返さないためにも、
常に血液の質と血流をよくしておくことを心がけてくだい。