MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
【体験談】ひざ裏伸ばしが効果!股関節痛が楽になって四国八十八ヵ所踏破

【体験談】ひざ裏伸ばしが効果!股関節痛が楽になって四国八十八ヵ所踏破

股関節痛は、特に座っていてイスなどから立ち上がった直後が痛みました。立ち上がってしばらくは、中腰のままでじっとして痛みが治まるのを待たなければ歩き出せませんでした。ひざと股関節の痛みがらくになったのは、ひざ裏伸ばしを始めて半年もたっていなかった頃だと思います。【体験談】山本シズエ(元小学校教諭・88歳)

立ち上がってしばらく動けなかった

 82歳のとき、ひざと股関節が痛くて、バス停一つ分の距離すら、歩くのがつらくなりました。

 股関節痛は、特に座っていてイスなどから立ち上がった直後が痛みました。
 立ち上がってしばらくは、中腰のままでじっとして、痛みが治まるのを待たなければ歩き出せませんでした。

 ひざも痛いので、しゃがむのがきつく、正座なんてもってのほか。日常のさまざまな動作がやりにくくてしかたがありませんでした。

 川村明先生の「ひざ裏伸ばし」のヨガ教室に通うようになったのは、4年前、84歳のときです。

 ヨガというのは、体のやわらかい人が、知恵の輪みたいな奇天烈なポーズを取るものだと思っていました。ですが、川村先生の教えてくれた「壁ドン」「壁ピタ」「1・2・3体操」は、私にも問題なくできる動きばかりでした。

 それに川村先生は、このポーズは、こういう部分にこうした効果があると、医学的に説明してくださるので、納得もできるし、安心してできるのがありがたかったです。

 教室に週1回通って、みんなでレッスンを受けながら、自宅でも毎日きちんと体操を続けました。壁さえあれば、どこででも簡単にできるのもいいですね。お風呂上がりにすると、体がよく伸びて気持ちいいです。

88歳にはとても見えない若々しさの山本さん

2階にらくらく布団を持って上がれる

 ひざと股関節の痛みがらくになったのは、ひざ裏伸ばしを始めて半年もたっていなかった頃だと思います。

 おかげで、四国八十八ヵ所を踏破し、宮島の弥山の頂上のお寺にもお参りすることができました。
 階段の上り下りが難なくできるようになったので、2階に布団を持って上がるのだって、自分でできるんですよ。

 私にはひ孫が12人います。まだ幼いひ孫たちと、追いかけっこをして遊べるのもうれしいことです。先日、玄関でつまずいて転びそうになったときにも、瞬間的に足がパッと踏み出せたおかげで、ケガもしないで済みました。
 姿勢がよくなって、動作もキビキビと動けるようになったので、「歩く速さは40代だね」なんて言ってもらえます(笑)。

 ひざ裏伸ばしは、体だけではなく、頭にもとてもいいみたいです。
 認知機能を測るテストでは、ひざ裏伸ばしを続けたおかげで、4年後の現在のほうが点数がよくなり、ほぼ満点。脳が若返っているのはとてもうれしいですね。

ヨガを続けてきて本当によかったと思い、「われは海の子」のメロディで歌う「ヨガの歌」を作詞しました。

♪ヨガを始めてみませんか ひざ痛 腰痛 もの忘れ
年のせいだとあきらめず わずか5秒の ひざ裏ピン

壁ドン 壁ピタ 指ほぐし 童謡歌って スクワット
壁とタオルがあったなら どこでもいつでもできますよ

一に運動 二に食事 三、四がなくて 五に薬
それを信じて続けてる 先輩たちがいい手本

長道 坂道 石段も それほどつらくなくなって
曲がった腰も伸びてきた このうれしさとありがたさ

三日ぼうずにならないで とにかくコツコツ続けたら
ヨガの神様 ほほえんで すてきなごほうび くれるでしょう


 私は今、88歳ですが、これからもひざ裏伸ばしを続けて、まだまだ健康で長生きしたいと思っています。

背すじが伸び、ひざが床に近い合蹠のポーズを取る山本さん

ひざ裏伸ばしで体も心も若返る(かわむらクリニック院長・川村明)

 ヨガ教室に通ってくださっているかたの中で最年長の山本さんは、現在88歳。肌もツヤツヤで、頭の回転も速く、とてもそのご年齢には見えないほど、若々しいでしょう?

 元々長年教師を務められてきた山本さんはかくしゃくとしたかたでしたが、84歳からひざ裏伸ばしを続けてどんどん体も気持ちも生き生きしてきました。

 足腰の痛みが解消したことで、さらに気持ちが前向きになり、聖地巡礼など、いろいろなことに挑戦されているのはとてもすばらしいことです。

 ひざ裏伸ばしを始めた頃よりも、HDS‐R(長谷川式認知症スケール)の点数も上がり、最年長ながら最高得点を挙げています。腕を伸ばしたブリッジも、もう少しで成功しそうです。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
時間にして、だいたい10~15分やっているでしょうか。はっきりした時間がわからないのは、へそさすりをやっているうちに、いつの間にか眠っているからです。自然と眠れるほど、へそさすりは気持ちがいいのです。昼間や夕方にストレッチをするときや、湯船につかっているときに行うこともあります。【体験談】今井千恵子(会社員・60歳)
更新: 2019-03-12 18:00:00
すぐに効果を感じたのは、寝て行う体操です。起床時に行うと、起きてから股関節がらくに動かせることを実感しました。半年ほどたった頃、以前はつらくてしかたなかった家の前の坂を苦もなく上っている自分に気がつきました。スーパーでも、カートに寄りかからずに買い物ができるようになっていたのです。【体験談】石原幸(仮名・主婦・60歳)
更新: 2019-03-04 18:00:00
期待と覚悟を持って受けたキアリ手術は、当初、期待したほど臼蓋と大腿骨頭との間があかなかったと報告を受けました。CPMをやりながら、貧乏ゆすりも行っていたところ、それからは急激に軟骨が再生していったのです。股関節の痛みがなくなると、人生が変わる。それを実感した1年だったと思います。【体験談】白川尚子(仮名・主婦・61歳)
更新: 2019-03-02 18:00:00
思った以上に病状は悪いものでしたが、それでも私は手術を避けたいと思いました。効果が確認できたのは3年後でした。井上先生が驚きつつ、私にレントゲンを見せてくださったときのことは、今もはっきり覚えています。その写真には、軟骨の再生が推察できる黒い線が映っていました。【体験談】田中泰子(主婦・72歳)
更新: 2019-02-02 18:00:00
体がねじれると動かせる範囲が狭くなるため、同じところばかりを使わざるを得なくなり負担が1ヵ所に集中するようになります。そして痛みが出るようになると、今度はそれをかばってほかの部位に負担が行くようになります。その結果、骨の変形が起こり、さらに痛みへとつながっていき負の連鎖が起こるのです。【解説】横井伸幸(横井接骨院院長)
更新: 2019-01-20 18:00:00
最新記事
「腰が痛い!」幅広い年齢層に蔓延する腰痛。しかし、病院に駆け込んで、骨や神経に異常が見つからない場合は「非特異的腰痛症」と診断されます。非特異的、つまり、原因不明の腰痛という意味。なんとも不思議な病名です。「腰が痛い」という異常があるから病院に来ているのに……。【解説】戸田佳孝(戸田リウマチ科クリニック院長)
更新: 2019-05-24 18:00:00
これまで、疲労が起きるのは、「エネルギーがなくなるから」「疲労物質が筋肉にたまるから」と考えられてきました。しかし、最新の研究によって、疲労が起きるほんとうの理由は、「自律神経の中枢である、脳がサビつくから」ということが、わかっています。【解説】梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)
更新: 2019-05-23 18:00:00
私は、これまで40年以上、タマネギをはじめとする、ネギ属の機能性成分を研究してきました。そこでタマネギには、確かに血液をサラサラにする働きがあるということが明らかになったのです。【解説】西村弘行(北翔大学・北翔大学短期大学部学長/東海大学名誉教授)
更新: 2019-05-22 18:00:00
見たいものにピントを合わせる「目の調節力」は25歳を過ぎる頃からどんどん低下し、30代後半から近くが見えづらくなる老眼になってきます。目の疲れや調節力の低下を改善するためにお勧めなのが、目の周囲を温める「温熱療法」です。私は、温熱療法の効果を多くの実験で確認しています。【解説】高橋洋子(みたにアイクリニック院長)
更新: 2019-05-21 18:00:00
「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」などの改善のために行われる従来の脊椎手術は体への負担が大きく、後遺症が生じることもあります。そうした中、後遺症をほとんど残さない、新たな手術法が注目されています。【解説】白石健(東京歯科大学市川総合病院整形外科教授)【取材】山本太郎(医療ジャーナリスト)
更新: 2019-05-20 18:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt