MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
ねじると痛む腰痛が「へそさすり」で大軽快!寝返りも楽に打てる

ねじると痛む腰痛が「へそさすり」で大軽快!寝返りも楽に打てる

寝返りを打つのもひと苦労です。普通なら意識せずにクルッと寝返りを打てるはずが、私の場合、できません。腰がねじれると痛いので、体を1本の棒のようにイメージして、ヨッコイショと力を入れないとできないのです。そこで相談をしに行くと、いい方法があると教えてくれたのが、「へそさすり」です【体験談】黒川幸代(仮名・50歳・会社員)

ストレッチをしても温めても消えない腰痛

股関節の痛みに悩んでいた私は、友人の紹介で1年ほど前から石橋輝美先生の接骨院に通っていました。

先生の治療のおかげで、股関節痛はすっかりよくなり、痛みのない生活に戻れたと喜んでいました。

ところが、去年の11月ごろから、腰に痛みを感じるようになったのです。
思い返してみても、原因が見当たりません。

私は、外回りの営業の仕事をしているため、よく車で移動します。
駐車場に車を止めようと後ろを振り返ると、腰にピリッとした痛みが走ります。
まるで、腰の奥のほうに何かを差し込まれたような痛みです。

帰宅後の家事でも、腰の痛みは現れます。
皿洗いのときなどに腰を曲げた状態でいると、ズキズキと痛みが強まるのです。

就寝時は、寝返りを打つのもひと苦労です。
普通なら意識せずにクルッと寝返りを打てるはずが、私の場合、できません。
腰がねじれると痛いので、体を1本の棒のようにイメージして、ヨッコイショと力を入れないとできないのです。

こうして、どんな体勢でも、腰痛がつきまとうようになりました。

自分なりに考えて、ストレッチをしたり、腰に使い捨てカイロを貼ったりして、腰周辺の血行を促す対策もしました。
それでも、痛みは改善しません。

便秘でもないのに原因は「ガス」?先生に勧められたセルフケア「へそさすり」

どうしたものかと悩んだときに、最初に頭に浮かんだのが石橋先生でした。
そこで相談をしに行くと、いい方法があると教えてくれたのが、「へそさすり」です。
へそさすりは、おなか周りやみずおちを手で時計回りにさするだけの簡単なセルフケアなのだそうです。

先生がおっしゃるには、私の腸内にはガスがたまっているそうで、それが腰痛の原因になっているとのこと。
とはいえ、私は便秘症ではなく、お通じで悩んだことはありません。
ですから、ガスがたまっているといわれても半信半疑でしたが、とにかく先生のいうことを信じ、へそさすりを始めました。

私は、入浴後や寝る前に必ず行い、最初のころは、腰が痛いと感じたときにも行いました。
自宅ではあおむけになってやりますが、仕事中は車の座席を倒し、体を伸ばした状態でやるようにしました。

腸の動きを実感!7割の痛みが引いた!

へそさすりをやると、「あ、腸が動いている」と感じました。

腸が動くのはあたりまえでしょうが、実際に動いていると感じたのは初めてで、腸が自己主張を始めたような感覚です。
また、腸が動くと同時に、なんとなくガスも移動しているような感覚もありました。

実際、おならが出ると不思議なことに、腰の痛みが楽になります。

以前、腰痛持ちの人から、「おならや便が出ると腰が楽になる」と聞いたことがありますが、「こういう感覚だったのか!」と納得しました。

とはいえ、腰痛はすぐに解消するものではないので、へそさすりは毎日の習慣にして、気長に続けました。

すると、ほんとうに少しずつですが、腰の痛みが楽になってきたのです。
無理な体勢のまま急に振り向いたり、仕事と家事で疲れがたまったりすると、今でもときどき痛みます。

それでも、へそさすりを始めて3ヵ月以上経ちますが、今では7割ぐらい、痛みは和らぎました。
そして、苦労していた寝返りも、スムーズに打てるようになったのです。

へそさすりは簡単で、さすっているだけで気持ちよくなるので、無理なく今後も続けられそうです。

運転中も痛くない!

腸内にたまったガスが軽減し腰痛が緩和した(大津接骨院院長 石橋輝美)

黒川さんは、大腸の随所にガスがたまった状態でした。

これは、おなかを軽く押したときにしこりがあり、ボコボコとガスの動く音がしたことで確認できました。

特におなかの右側の、小腸と大腸のつなぎ目である回盲部に、ガスの滞留が多く見られました。
これに関連して、腰に痛みが現れたのです。

腰の痛みが緩和したのは、腸のガスの滞留が軽減したためでしょう。
車の座席を倒し、楽な体勢で行ったのも、場所を上手に活用したいい方法です。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連するキーワード
関連記事
「腰が痛い!」幅広い年齢層に蔓延する腰痛。しかし、病院に駆け込んで、骨や神経に異常が見つからない場合は「非特異的腰痛症」と診断されます。非特異的、つまり、原因不明の腰痛という意味。なんとも不思議な病名です。「腰が痛い」という異常があるから病院に来ているのに……。【解説】戸田佳孝(戸田リウマチ科クリニック院長)
更新: 2019-05-24 18:00:00
腰、ひざ、股関節の痛みに悩む患者さんは、後を絶ちません。痛みのきっかけはさまざまですが、原因はただ一つ、「体のねじれ」です。では、ねじれはどこから起こるのでしょうか。人間が立つとき、地面に唯一接しているのは足底(足の裏)だけです。【解説】内田泰文(豊中愛鍼灸整骨院院長)
更新: 2019-05-13 18:00:00
言われるがままバンドを巻き体を動かしてみたところ、腰とお尻の下の鈍い痛みがその場でスッと消えたのです。心底びっくりし「これはなんですか?」と関口先生に聞いたところ、43円療法と教えられました。私の体に43円療法は合っていると思います。体の痛みを自分で調整できるのはありがたいです。【体験談】奥田弘毅(仮名・無職・69歳)
更新: 2019-03-17 18:00:00
私は腰痛や座骨神経痛の痛みをもっとすっきり取る方法はないかと考えていました。これらの痛みは背骨や骨盤を矯正しても、多少改善されるだけで劇的にはよくなりません。試行錯誤を続けているうち、「大腿直筋」という筋肉が、硬くこわばっているために、腰痛などが起こっていることがわかったのです。【解説】関口志行(ツバサ整骨院院長)
更新: 2019-03-03 18:00:00
驚いたのは、体操を教わった直後の出来事です。「走ってみてください」先生がそうおっしゃったのです。足を引きずりながら治療院にたどり着いた私です。まさか走れるわけが…、と思いながら足を動かしました。すると、本当に走れるではありませんか。まるで先生に魔法をかけられたかのようでした。【体験談】阿部道子(仮名・主婦・73歳)
更新: 2019-02-07 18:00:00
最新記事
「腰が痛い!」幅広い年齢層に蔓延する腰痛。しかし、病院に駆け込んで、骨や神経に異常が見つからない場合は「非特異的腰痛症」と診断されます。非特異的、つまり、原因不明の腰痛という意味。なんとも不思議な病名です。「腰が痛い」という異常があるから病院に来ているのに……。【解説】戸田佳孝(戸田リウマチ科クリニック院長)
更新: 2019-05-24 18:00:00
これまで、疲労が起きるのは、「エネルギーがなくなるから」「疲労物質が筋肉にたまるから」と考えられてきました。しかし、最新の研究によって、疲労が起きるほんとうの理由は、「自律神経の中枢である、脳がサビつくから」ということが、わかっています。【解説】梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)
更新: 2019-05-23 18:00:00
私は、これまで40年以上、タマネギをはじめとする、ネギ属の機能性成分を研究してきました。そこでタマネギには、確かに血液をサラサラにする働きがあるということが明らかになったのです。【解説】西村弘行(北翔大学・北翔大学短期大学部学長/東海大学名誉教授)
更新: 2019-05-22 18:00:00
見たいものにピントを合わせる「目の調節力」は25歳を過ぎる頃からどんどん低下し、30代後半から近くが見えづらくなる老眼になってきます。目の疲れや調節力の低下を改善するためにお勧めなのが、目の周囲を温める「温熱療法」です。私は、温熱療法の効果を多くの実験で確認しています。【解説】高橋洋子(みたにアイクリニック院長)
更新: 2019-05-21 18:00:00
「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」などの改善のために行われる従来の脊椎手術は体への負担が大きく、後遺症が生じることもあります。そうした中、後遺症をほとんど残さない、新たな手術法が注目されています。【解説】白石健(東京歯科大学市川総合病院整形外科教授)【取材】山本太郎(医療ジャーナリスト)
更新: 2019-05-20 18:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt