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冷え性を克服して子宮筋腫を乗り切った「11円スリッパ」体験談

冷え性を克服して子宮筋腫を乗り切った「11円スリッパ」体験談

40代の終わり頃、突然月経の症状が強くなりました。いちばん困ったのは出血量が多くなったことです。医師からは子宮筋腫を告げられ「すぐに子宮の摘出手術をしたほうがい」と勧められました。職場に迷惑をかけたくないし、月経に苦しみ続けるのもつらい……。「どうすればいいの?」と悩みました。【体験談】城田京子(仮名・会社員・60歳)

おなかに玉のようなかたまり…「子宮筋腫?」

40代の終わり頃、突然、月経の症状が強くなりました。
いちばん困ったのは出血量が多くなったことです。
ナプキンを何重にしても服が汚れたり、ベッドのシーツに血が広がったりしました。
また、おなかの張りや腰痛が月経が始まる数日前からひどくなり、月経期間中はずっと続きました。

「なぜ急にこんなことになったのだろう」と不安に思っていたある日、あおむけに寝て、おなかを手で触ってみると、ゴチゴチとした玉のような塊が感じとれ、「もしかして子宮筋腫?」と不安が増しました。

あまりにも月経の症状がつらく、そして不安が強くなり、50歳のときに、病院で検査を受けたのです。

医師からは案の定、子宮筋腫を告げられ、それは大人の握りこぶし大の筋腫でした。
そして、「すぐに子宮の摘出手術をしたほうがいい」と勧められました。 

健康第一なことは私も重々わかっていたのですが、手術に踏み切ることはできませんでした。
なぜなら、当時の私は社内で若手の社員を率いる立場にいました。
入院して会社を休めば、業務に支障をきたすことが目に見えていたのです。

職場に迷惑をかけたくないし、月経に苦しみ続けるのもつらい……。
「どうすればいいの?」と悩みました。
そんなとき、友人に紹介されたのが、藤井清史先生です。
私は藤井先生の鍼灸院で鍼治療と可視光線を子宮付近に照射する治療を受けたのですが、数回で、月経時のおなかの張りと腰痛がらくになりました。

セルフケア「11円スリッパ」で冷え性が改善!

具合がよくなってくると、「もっと健康になりたい!」と欲が出ます。
私は自宅でできるセルフケアはないものかと藤井先生に相談しました。
そのとき先生に勧められたのが、11円スリッパでした。

当時、私がはいていた11円スリッパは、アルミと銅のピンをいくつも埋め込んだものです。
現在は、1円硬貨と10円硬貨で手作りもできるようですが、10年前の私は、藤井先生が製品化した11円スリッパを愛用していました。

私は、11円スリッパを、いつも裸足ではくようにしました。
びっくりしたのは、裸足なのに足が冷たくならなかったことです。
若い頃から私はひどい冷え症で、足がいつも氷のように冷たくなっていました。
夜、布団に入ると足が冷たいせいでなかなか寝つけず、靴下をはいて寝ていました。
そんな私が裸足でいても、足がポカポカと温かいのが不思議でした。

しばらくして11円スリッパが壊れ、普通のスリッパに替えたところ、たちまち足が冷えるようになりました。
「このままでは、また健康から遠ざかるかもしれない! 」と、慌てて11円スリッパに戻したところ、冷えはすぐに気にならなくなりました。
やがて靴下をはかなくても、眠れるようになったのです。

11円スリッパの作り方は下記の記事で詳しく紹介されています。

はだしでも足がポカポカになった

11円スリッパで冷えがなくなり子宮筋腫を乗り切れた!

藤井先生によれば、「冷えは万病のもと」で、子宮筋腫にも大きく影響しているそうです。

藤井先生の治療と並行して、11円スリッパをはき続けたことで、冷えがなくなり、子宮筋腫の進行にブレーキをかけられました。

そして、53歳で閉経を迎え、手術せずに子宮筋腫を乗り切ることができたのです。
職場に迷惑をかけることなく、やりきれたことは、自分のキャリアでとても大きな財産になりました。

いちばん困っているときに11円スリッパに巡り合うことができ、私は本当に幸運でした。

銅がサビるのは体が酸性だから!(呑気堂Fujii鍼灸治療院・Tomo整骨院総院長 藤井清史)

子宮筋腫は、骨盤内の血流の低下から起こることが多く、11円スリッパはこれを改善するにはとても有効です。

ちなみに、城田さんは11円スリッパを3足もはきつぶした愛好家です。

はき始めの頃は体が酸性に偏っていて、銅にサビがついていました。
しかし食生活の見直しと11円スリッパで、サビも出なくなったようです。

11円スリッパがサビたときは、酢で拭くときれいになります。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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