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緊張する場面で効果!ここ一番で聞きたい最大の癒し曲「心音」とは

緊張する場面で効果!ここ一番で聞きたい最大の癒し曲「心音」とは

「世界一の癒される音を作りたい」という思いから、母親の胎内で聴いていた心臓の鼓動する音=心音に着目し研究、企画開発をしています。赤ちゃんに心音を聴かせたかたのアンケートで約95%が「寝かしつけに効果があった」と回答。同時に「お母さん自身が落ち着いた」という回答が約84%もあったのです。【解説】河野靖美(心音調律士) 

解説者のプロフィール

河野靖美(かわの・やすみ)
心音調律士。
宮崎県出身。広島大学生物生産学部卒業後、教育系企業勤務時に胎児期の研究や心理学に触れる。2008年に宮崎県へ帰郷。2009年にリリースした「安心音」が同年、東京ビジネスサミットでグランプリ受賞。2012年に株式会社Heart Bestを設立。代表取締役。心音研究を元に企画・プロデュースをし、これまでに4000人近くの心音CDをオーダーメイドで制作。心音に関するイベントや講演を行っている。音源提供に『赤ちゃんが泣きやむ!すぐ眠る!「ママの心音」CDブック』(マキノ出版)『聞くだけで赤ちゃんがすくすく育つCDブック』(PHP研究所)などがある。2017年LED九州女性起業家応援プロジェクトファイナリスト。心音CDはテレビやラジオ、新聞などで度々紹介されている。

想像以上だった大人への癒し効果

私は「世界一の癒される音を作りたい」という思いから、母親の胎内で聴いていた心臓の鼓動する音=心音に着目し研究、企画開発をしています。
そして、これまで約10年の間に、4000人近くの心音を録音し、CDをオーダーメイドで制作しました。

当初、胎内で聴いていた音を再現することで赤ちゃんが癒されることを目的にしていたので、オーダーするのは、主に妊婦さんや、育児中のお母さんでした。

しかし現在は、会社員の男性がご自分のリラックスのため、さらには高齢のかたが生きた証として記念に作られるなど、さまざまなご依頼をいただいています。
にも注目いただき、NHKの「あさイチ」をはじめ、テレビや雑誌でも、たびたびご紹介させていただきました。

赤ちゃんに心音を聴かせたかたにアンケートをしたところ、約95%が「赤ちゃんの寝かしつけに効果があった」と回答しました。
赤ちゃんにとって、お母さんの心音はおなかの中でずっと聴いていた音ですから、この音を聴くと安らぐというのは、ある意味想定通りでした。

同時に、「お母さん自身が落ち着いた」という回答が約84%もありました。そのほか、色々なご意見もいただきました(下図参照)。

 実はこの結果には、心音が持つ、大人への癒しにつながる大きな秘密があります。

感受性のマヒを解放し心身を癒す心音

「癒し」とは、本来、外から与えられるものではなく、自分自身に備わっている働きのことです。
私たちは自分自身で、不安定な心と身体を調律する、つまり癒すことができるのです。

そのためにはまず、自分の内側へ向かう意識を解放し、今の状態を感じることが重要です。大まかに言えば、快と不快を感じることです。

ただ、現代はストレス社会です。
多忙な日々、仕事や人間関係での慢性的な緊張や不安があり、インターネットやメディアからの多大な情報を処理しなければなりません。
過剰なストレスに、感受性をマヒさせているかたも多いように思います。

すると、自分自身の快や不快という〝心と体の声〟をキャッチしにくくなります。
常に緊張状態で、交感神経(心拍数や血圧を上げるなど全身の活動力を高める神経)が働きっぱなしで、心拍は上がり、心身は消耗し、イライラします。興奮状態で、疲れているのに眠れなかったり、さまざまな不調が現れたりします。

そんなときに心音を聴くことで、マヒした心が解放され、不安定な自分の心が調律されることで、バランスのいい状態に戻すことができるのです。

心音の特質は、低音域中心なので耳で聴くだけでなく、全身の細胞から振動を受け取ることができます。
今回CDに収めた心音は、1分間の心拍数が51〜52回です。
安静時の心拍数は60~70回ですから、かなりゆったりとしたリズムです。

私たちは、五感で感じたものに自然と同調すると言います。
ですから、心地よさをもたらす1/fゆらぎが含まれた心音を聴いているうちに、自然とゆったりした状態に導かれていくはずです。 

また、心音は声と同じように、一人ひとりかなり響きが違います。
今回はこれまで録音した心音の中でも、最高に癒される妊娠中のかたの心音を、ご本人の許可を得て使わせていただいています。

CDには心音のみの音源と、心音に癒し効果の高い高千穂の自然音をミックスした音源、2種類の音源を収録しました。まれに「心音だけ聴くと怖い感じがする」というかたがいらっしゃいます。
自身の内面に響く音ですから、ストレスやトラウマにより、ふたをしていた感情が出てくるのかもしれません。

出てきた感情を受け止めることで、心がクリアになりますので、無理のない範囲で聴いてみてください。
まずは自然音とミックスした心音(トラック2)から聴き始め、慣れてきたら心音のみを聴くとよいでしょう。

現代の生活は交感神経が優位に傾きやすいので、心音でリラックスするためには、どのタイミングで聴いてもよいと思います。

人はリラックスしているときに一番エネルギーが満ち、最高のパフォーマンスができますので「よし! がんばるぞ!」と、ここ一番のときにもご活用ください。

ただ、車の運転中などは、リラックスし眠気を誘いますのでご注意ください。

無料視聴「癒しの心音CD」

「本来の自分」に戻してくれる!

そもそも、心音CDを作ったきっかけは、自分自身が極度のストレス状態を体験したことです。

私は、子ども2人を抱えて離婚しました。子どもたちにも精神的な不安を与えていたかもしれないし、私自身も人生最悪のネガティブな気持ちでした。

極度のストレスの中で、「人生の中で究極に安心な環境って、なんだろう?」と考えました。

その答えが、お母さんのおなかの中の環境だったのです。
栄養が与えられ、寒くも暑くもなく、羊水に浮かんでいつも守られている、人生で一番安心できていたとき。
そして、生きる力に満ちていたとき。
この環境で聴き続けていたのが、母の心音でした。

実際、心音を聴くことで、自分自身を調律し、本来の自分にしたがって生きることができるようになり、心も体も健康で幸せな人生になったのです。

健康雑誌『ゆほびか』 2018年9月号で「癒しの心音CD」を特集しています!

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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