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私の血糖値をどんどん下げたツボ「太ももの1点押し」の効果

私の血糖値をどんどん下げたツボ「太ももの1点押し」の効果

なんとか数値を下げなければと必死だったので、太ももの1点押しに加えて、食事にも配慮するようにしました。すると血糖値がどんどん下がり始め、ついに正常値になったのです。もっとも治療薬を飲んだうえでの数値ですが、以前は薬を飲んでいるのにどんどん上がっていたのですから大きな進歩だと思います。【体験談】田宮伸治(会社員・45歳)

264ミリの血糖値が 102ミリに急降下!

 糖尿病になった30代半ばの私は、身長が167㎝で、体重が75㎏ありました。やや肥満気味でかなり酒を飲むので、その影響も大きかったと思います。 
 健康診断で、血糖値が高いと指摘されて再検査を受け、治療薬を飲み始めました。

 しかし、いくら薬を飲んでも血糖値は下がりませんでした。それどころか、昨年4月に受けた健康診断では、血糖値が264㎎/㎗で、ヘモグロビンA1cはついに9%を超えました。治療薬を飲んでこの数値なので、困り果ててしまいました。

 そんな私を救ってくれたのが、佐々木整体治療院院長の佐々木繁光先生でした。先生にお世話になったのは、1年ほど前、ギックリ腰になったことがきっかけです。友人の勧めで先生の治療院に通うようにしたところ、ギックリ腰だけでなく、首の痛みも楽になったのです。

 先生の治療院では、首や腰といった部位別の治療はもちろん、糖尿病の治療も行っているとのことでした。私自身、糖尿病で悩んでいたので、相談してみました。そこで先生から勧められたのが、「太ももの1点押し」という方法です。

 私は早速、入浴中や寝る前などに行いました。1回にかける時間は、3分くらいでしょうか。なんとか数値を下げなければと必死だったので、太ももの1点押しに加えて、食事にも配慮するようにしました。

 すると、血糖値がどんどん下がり始め、昨年の9月には、血糖値が102㎎/㎗、ヘモグロビンA1cが6.1%と、ついに正常値になったのです。

 もっとも、治療薬を飲んだうえでの数値ですが、以前は、薬を飲んでいるのにどんどん上がっていたのですから、大きな進歩だと思います。病院の担当医も、急に、しかも大幅に数値が改善したので、大変驚いていました。

疲れにくくなりのどの渇きも解消!

 血糖値が高かったときは、常に疲れやすく、のどの渇きを感じることがよくありました。夜は、熟睡できずに、何度もトイレに立っていました。

 それが、佐々木先生のところでケアをしてもらうようになって以来、朝まで熟睡できるようになり、夜、トイレに立つことはほとんどなくなりました。

 そして、太ももの1点押しの効果で血糖値が低くなるにつれて、疲れにくくなり、のどの渇きを覚えることもありません。

 こういっては失礼ですが、佐々木先生のところで全身のケアを始めたとき、まさかここまで効果が上がるとは思ってもみませんでした。先生に出会わなければ、きっと私はまだ、血糖値もヘモグロビンA1cも下がらず悩んでいたに違いありません。佐々木先生には、心から感謝しています。

 最新のヘモグロビンA1cの数値は、6.2%です。担当医からは、これから薬を減らしていくといわれています。次の目標からは、薬なしで基準値をクリアすること。これからも太ももの1点押しを続けていけば、そう遠くない日に達成できると思っています。

インスリン分泌が悪い人股関節がかたい人に好適(佐々木整体治療院院長 佐々木繁光)

 太ももの1点押しで刺激するツボは、糖尿穴と呼ばれています。3年ほど前、糖尿病の患者さん10人を対象にツボ押しの前後で血糖値を測定したところ、全員の数値が下がったことを確認できました。

 糖尿病のうち、このツボ刺激が効くのは、膵臓からのインスリンの分泌が悪い人と、左の股関節がかたくなっている人です。肝臓が原因の場合は、この方法では効果がありません。糖尿穴を押しても血糖値が下がらなければ、肝臓の機能が低下している可能性があります。

 糖尿穴への刺激は、四十肩、ひざ痛や腰痛、座骨神経痛などの改善にも効果を発揮します。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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