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「酢大豆」でお腹がスッキリ!食事で体を内側から整えよう

「酢大豆」でお腹がスッキリ!食事で体を内側から整えよう

酢大豆は、酢だけでなく、良質なたんぱく質を豊富に含む大豆も同時に摂取できます。食物を口から摂取するという行為は、いわば「食の整体」といえるでしょう。取り入れられた栄養素が、体の内部から全身の違和やゆがみを整えてくれる、という考え方です。【解説】中村守(盛岡せんぼくバランス治療院院長)

解説者のプロフィール

中村守(なかむら・まもる)
●盛岡せんぼくバランス治療院
盛岡市仙北3-17-66
019-681-3571
http://moriokashi-seitai.com/

盛岡せんぼくバランス治療院院長。
1961年、岩手県生まれ。日本大学文理学部哲学科卒業。北東北東洋医療専門学校卒業。鍼灸師。整体師。2010年、盛岡市に、盛岡せんぼくバランス治療院を開業。人が元来備えている自然治癒力を最大限に引き出す治療法を実践。

体の内部から全身のゆがみを整える

 私は、鍼灸師・整体師として治療院を営み、日々皆さんの不調を改善する手助けをしています。私が行うのは、物理的な刺激や、体の調整による治療です。いわば、外側からの健康づくりといっていいでしょう。

 一方で、日々の食事による、体の内側からの健康づくりも、健康体を維持するうえで非常に重要だと考えています。

 食物を口から摂取するという行為は、いわば「食の整体」といえるでしょう。取り入れられた栄養素が、体の内部から全身の違和やゆがみを整えてくれる、という考え方です。

 この観点から、どういう食材をとればどのように体は変化するのか、ということにいつしか大きな関心を抱くようになりました。そして自分の体を実験台として、気になった食材や食事法があれば、一定期間それを毎日食べたり行ったりする生活を送るようになったのです。

 例えば、一時は糖質制限食を実践していたことがあります。ご飯、パンや麺類といった小麦製品を、一切とらない食事に変えたのです。

 それによって、体調全般がよくなってきたのを実感しましたが、少々熱心にやり過ぎたのでしょう。もともと、細身だったにもかかわらず、さらに体重が落ちていき、やせ過ぎの基準に達してしまいました。

 なにごとも、やり過ぎはよくありません。これ以上体重が減るのはまずいと思い、以降は少量のご飯やパンも食べるようにしました。加えて、たんぱく質やビタミン類を多く摂取する食生活に切り替えたのです。

 そして、このころから毎日欠かさず食べるようになったのが、酢を使った常備菜です。
 酢が体にいいことは、皆さんもよくご存じでしょう。しかし、毎日摂取するのは、なかなか容易ではありません。そこで私は、野菜や根菜などを酢漬けにして、瓶に入れて保存しておき、毎日食べるようにしました。その一つが、酢大豆です。

肌の調子がよくなり唾液はサラサラ!

 私が酢大豆を手作りして、食べるようになったのは、今から約8ヵ月前のことでしょうか。酢大豆は、酢だけでなく、良質なたんぱく質を豊富に含む大豆も同時に摂取できます。

 作り方は、とても簡単です。まず、大豆を一晩水につけておきます。翌朝になったら、大豆を圧力鍋に移し、約8分間蒸します。そして、蒸し上がった大豆の粗熱が取れたら、瓶や保存容器に移し、大豆が浸る程度に米酢を注ぎます。これで、完成。翌日から食べ始めます。

 私は酢大豆を、ほかの酢漬けの常備菜といっしょに、毎朝必ず食べるようにしています。量にすると、毎日大さじ1程度でしょうか。大体、7〜10日で食べ切っています。

 蒸すのではなく、煮てもいいと思いますが、私は蒸したほうが大豆がホクホクとして、おいしいのでそうしています。なにごとも、おいしくなくては長続きしません。

 こうして酢大豆を毎朝食べるようになって、1週間ほど経ったころでしょうか。体に、よい変化が現れてきました。以前よりも便通がよくなって、便の量が明らかに増えたのです。さらに、肌の調子もよくなりました。ヒゲ剃りのあとの、手触りが滑らかに感じます。

 おそらく、体の粘膜の状態がよくなったのではないかと考えられます。舌触りがスベスベになり、唾液もサラサラしてきたように感じています。

 自分を実験台にして酢大豆の確かな健康効果を実感できたので、それ以来、患者さんにも勧めるようになりました。おつまみにもピッタリなので、私のような飲んべえのかたにも最適だと思います。

中村先生の酢大豆の作り方

❶大豆を一晩、水につける。
❷翌朝になったら、大豆を圧力鍋に移し、約8分間蒸す。
❸大豆の粗熱が取れたら、瓶やタッパーに移し、大豆が浸る程度に米酢を注ぐ。
❹1日おき、翌日から食べる。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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