二度寝で遅刻もしばしば「このままではまずい」
私は長い間、重度の生理痛が悩みの種でした。毎月、生理が始まると、ひどい腹痛で、2日ほどベッドから起き上がれないのです。
こうなると、仕事を休まざるをえません。台所にも立てず、食事は毎回、店屋物です。その届いた器を、玄関に取りに行くのすら、つらい状態でした。
病気を疑い、病院で検査を受けたこともあります。しかし、「そういう体質」といわれ、それきりになってしまったのです。
生理痛のほかにも、多くの不調を抱えていました。肩や首が常にこっていて、そけい部は重だるく、手足もむくんで、パンパンです。
仕事の終わる時間が遅く、帰宅が深夜になると、服を着替えず化粧も落とさないまま、気を失うように寝てしまいます。熟睡した気がしないため、いつも睡眠不足で、強い疲労感に襲われていました。
当然、朝の目覚めもひどいものです。あまりに起きられないので、起床予定の2時間前に目覚ましをセットしていました。けれども、けっきょく二度寝してしまい、遅刻することもしばしば。「このままでは、社会人としてまずい」と、危機感を覚えていたのです。
宮本啓稔先生(「無塩梅干し」が大人気参照)の治療院に通うことにしたのは、こうした状況を変えたいと思ったのがきっかけでした。
治療の際、症状についてあれこれと訴えたところ、先生が、「杉浦さんにうってつけの物がある」といって、奥から何かを出してきました。それが、「無塩梅干し」だったのです(作り方は「無塩梅干し」の作り方参照)。
試しに口にする前は、「塩がないと、味がしないのでは?」と思っていましたが、そんなことはありませんでした。やや酸味が強いものの、抵抗なく食べることができます。
先生からは、無塩梅干しを手作りする方法も、紹介してもらいました。しかし、梅の時季ではなかったので、無塩の梅干しを扱う業者からインターネット通販で取り寄せて、しばらく続けることにしたのです。

そけい部の重だるさや重度の生理痛が消えた!
私は、無塩梅干しを、毎日1粒、朝食時にとるようにしています。温かいご飯にのせたり、冷たいお茶漬けに入れたり。食べるだけでなく、緑茶に入れてつぶして飲むこともあります。さっぱりとした酸味が加わり、おいしいものです。
こうして食べ始めて、1ヵ月ほどが過ぎたころでしょうか。朝、スッと起きられるようになったことに気づきました。体に疲れも残っていません。起きたい時刻に時計を合わせたら、ちゃんと目が覚めるようになりました。
3ヵ月が経ったころには、なんと、あれほどつらかった生理痛が起こらなくなりました。生理の訪れに気づかないほど、全く痛みを感じないのです。こんなことは初めてだったので、とても驚きました。おかげで、生理のときでも会社を休まなくて済むようになりました。
肩や首のコリは、宮本先生によるとかなりの重症だったそうですが、以前に比べて、だいぶ軽減しています。そけい部の重だるさもいつの間にか消え、身軽に動けるようになりました。
実際に、仕事の繁忙期でも、疲れにくくなったと感じます。自分が明らかに効果を実感できたので、会社でおやつに無塩梅干しを配り、肩こりのひどい同僚にも勧めています。
手足のむくみも激減し、そのせいか、周囲から「やせた?」と聞かれるようになりました。実際のところ、体重は減っていません。むくみが取れると、それほど見た目が変わるものなのかと、うれしく思います。
こうして、これまで抱えてきた多くの悩みと手を切ることができたのは、宮本先生の治療と無塩梅干しの合わせ技のおかげと感謝しています。これからもこの良好な体調をキープするため、無塩梅干しを続けていくつもりです。

「やせた?」と聞かれる!
生殖器系の症状に著効を示した好例(新宿西口治療院院長 宮本啓稔)
私は、特に東洋医学でいう「腎虚」の人に無塩梅干しを勧めています。なかでもホルモン代謝や生殖器系の症状に効果を発揮するのですが、杉浦さんの生理痛解消は、その好例です。
塩分の過剰摂取は、体のむくみを促します。無塩梅干しは、塩分を含みません。それどころか、梅には塩分排出に役立つミネラルやビタミンが豊富に含まれているため、むくみ解消に大いに役立つのです。