【糖尿病の体験談】酢玉ねぎで夫はインスリン不要に 私はダイエットできた
20年くらい前です。夫が、会社の健康診断で糖尿病と診断されて、2ヵ月間入院したことがあります。退院後もインスリンを続けなければなりませんでした。試したのは友人から聞いた「酢タマネギ」でした。酢タマネギで夫の糖尿病は完治し、私も薬を飲んでも効かなかった頑固な便秘が治ったのです。【体験談】武田雅美(仮名・主婦・61歳)
主治医も劇的改善に驚いた!
20年くらい前です。夫が、会社の健康診断で糖尿病と診断されて、2ヵ月間入院したことがあります。入院中はインスリン注射を毎日3本打ち、退院後もインスリンを続けなければなりませんでした。
自宅での食事にも気を配り、カロリーを計算しながら、野菜と青魚中心の献立を毎日考えました。そんな折、知人から「酢タマネギがいい」と聞き、朝晩の食事のときや、お弁当のおかず、ドレッシングや酢の物に利用するなどして、日に3回必ず取るようにしました。
すると3ヵ月後の検査で、医師が「数値がとてもよくなっている!」と驚くほど、血糖値が下がったのです。そこで、もうインスリンは不要になりました。医師は「なぜ治ったのかわからないが、こういうケースは珍しい」としきりに首をかしげていました。夫の改善が、それほど劇的だったのでしょう。
さらに3ヵ月後の検査では、「もう来なくていいですよ」と言われ、完治のお墨付きをいただきました。
酢タマネギだけで治ったのかは、わかりません。でもその後、糖尿病はすっかりよくなり、だんだんと酢タマネギを食べる回数が減り、いつの間にか食べなくなってしまいました。
ところが昨年、夫のあごに腫瘍ができ、検査を受けました。腫瘍は良性で問題はなかったのですが、血糖値が少し上がっていることがわかったのです。
「野菜も青魚も食べているのに」と思いましたが、そういえば最近は酢タマネギを食べていませんでした。そこでまた、食べ始めました。
今度は、私も日に3回食べたところ、薬も効かなかった慢性の便秘が解消し、食べ始めて10日目からは毎日お通じが来るようになったのです。1週間に1度しかお通じが来ない日も多かったのに、毎日スッキリするのですから、これほど気持ちのいいことはありません。
そのおかげだと思うのですが、体重も3.8kg減り、ひどい肩こりまで解消しました。酢タマネギがまさに八面六臂の大活躍です。これはもう一生食べ続けるしかないでしょう。
普段の食事との相乗効果(医学博士・南越谷健身会クリニック院長・周東寛)
酢タマネギに含まれる硫化アリルやケルセチンなどの成分には、血液中の余分な糖質や脂質を減らす働きがあり、血糖値のコントロールに役立ちます。
しかし、酢タマネギだけでこれほどの効果があるのは、インスリンを打つ段階の糖尿病では、非常に珍しいケースです。おそらく、酢タマネギの常食だけでなく、普段の食生活にも気を付け、適度な運動も行われたのではないでしょうか。
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