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200ミリを超える血圧が下がった!タオルを握るだけで110ミリに降下

200ミリを超える血圧が下がった!タオルを握るだけで110ミリに降下

思っていた印象より、ずっと軽い力で握ることがわかりました。助かったのは、パソコンの画面を見ながらの仕事中でも行えることです。私は、右手で2回やってから、左手で2回行うようにしています。パソコンの前に座ると、「忘れないうちにやっておこう」という感じで毎日続けました。【体験談】牧田日登美(仮名・自営業・58歳)


多忙な毎日で血圧はみるみる上昇

 私は40歳の頃、なんとなく頭に血が上ったような不快感があり、家にあった血圧計で血圧を測ってみました。すると、最大血圧が140㎜Hg でした。これは、すでに高い数値ですが、そのときの私は、さほど驚きませんでした(自宅で測定する「家庭血圧」は135/85㎜Hg以上が高血圧とされる)。

 それでも一応、病院に行ったところ、「少し高いですね」と医師に言われ、降圧剤を処方されました。しかし、高血圧という自覚が乏しかったのに加え、「まだ40歳だから、薬は飲みたくない」という気持ちから、その薬は飲みませんでした。「降圧剤は、いったん飲み出したらずっと飲まないといけない」とも聞いていたので、年齢的にまだ早いと思ったのです。

 その後、5年くらいは薬を飲まないまま、病院にも行きませんでした。
 45歳の頃、インターネット関係の仕事をしており、一日中パソコンにはりついて仕事をしていたところ、自分でも「血圧が上がっているかも……」と思うことがよくありました。 

 夜間に頭がクラクラして、血圧を測ると180㎜Hg近くあって、病院に駆け込んだことも2度ほどあります。

 その後、昼間に改めて病院に行き、検査を受けたところ、私の高血圧は、精神安定剤が有効だろうと診断されて飲み始めました。実際、血圧が高くなってもこの薬で落ち着いたので、精神的な影響が大きかったのかもしれません。

 それからは、血圧が上がったときだけ薬をもらって飲みながら、たまに近くの医院で診てもらうことを数年続けました。
 50歳の頃、その医院で、「血管を傷めないためには、コンスタントに薬を飲んで血圧を安定させたほうがいい」と言われ、降圧剤を処方されて飲み始めたのです。

 ところが、その降圧剤は思うように効かず、量を倍にしても同じでした。特に、秋・冬は高くなり、最大血圧が朝から160㎜Hg近くあり、夜は200㎜Hg越えも珍しくありませんでした。

 私は、減塩をはじめ、食事に気をつけ、歩く機会も増やしました。しかし、血圧はなかなか下がりません。
 そこで、インターネットで調べ、久代登志男先生のことを知り、昨年の10月に診察を受けたのです。

次の診察で薬が不要になるか楽しみ

 その日に、24時間の血圧を測る検査を受けたところ、ほぼ一日中高いことがわかりました。
 降圧剤を飲みながらでも、最大血圧が朝から140〜150㎜Hg台、夜は180㎜Hgを超える状況でした。そこで、2種類の降圧剤を合わせた配合薬を飲むことになりました。

 この薬が効いたようで、2週間くらいで最大血圧が110㎜Hg前後に落ち着き、薬を半分に減らしたのですが、その後は、また仕事で精神的な負担が続いたこともあって、120〜130㎜Hg台に上がってしまったのです。その対処法として、久代先生から指導していただいたのが「タオル握り」です。

 診察室では、最初に握力計を握って「このくらいの力で」と教えていただきました。思っていた印象より、ずっと軽い力で握ることがわかりました。

 助かったのは、パソコンの画面を見ながらの仕事中でも行えることです。私は、右手で2回やってから、左手で2回行うようにしています。パソコンの前に座ると、「忘れないうちにやっておこう」という感じで毎日続けました。

 すると、開始して1ヵ月ほどたった12月20日くらいまでは、まだ、血圧が高い日もありましたが、年明けには、最大血圧が100㎜Hg前後で安定してきたのです。

 1月に受診したときは、久代先生に下がりすぎと言われました。そこで、2月から薬も一つになりました。その後も順調に下がり続け、4月にはその薬もさらに半量になったのです。

 生活や食事面での変化はありません。ですから、タオル握りで血圧が下がったのは間違いないと思い、その効果に驚かされました。

 最近は、最大血圧が100〜110㎜Hgくらいで安定し、最小血圧も70㎜Hg前後です。
 次の診察では、降圧剤が不要と言われるような気がして、ちょっと楽しみにしているところです。

仕事をしながらでもできるので、毎日続けられる

薬とタオル握りの組み合わせで改善(日野原記念クリニック所長 久代登志男)

 牧田さんには当初は2種類の降圧剤を服用してもらいました。すると、診察室血圧は110/70㎜Hgに下がったので、2種類とも減薬し、タオル握りをお勧めしました。

 すると、朝の家庭血圧、診察室血圧ともに下がり、降圧剤を単剤に変更。その後も家庭血圧は120/80㎜Hg、診察室血圧は110/74㎜Hg前後に安定し、現在は最低量(以前の4分の1の量)の単剤を服用していただいています。良好な血圧が続けば、休薬する予定です。

 牧田さんは、血圧管理の大切さをよく理解し、降圧剤とタオル握りを組み合わせることで、血圧変動も改善。良好な血圧管理ができるようになり、よかったと思っています。

→タオル握りのやり方

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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