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なかなか取れないめまいが改善!私が試した方法は「手首」を押すセルフケア

なかなか取れないめまいが改善!私が試した方法は「手首」を押すセルフケア

関口先生とは、日ごろから治療に関する情報交換をしているのですが、「手首押しには、脳に働きかけて、こわばった筋肉を軟らかくほぐす効果があるのではないか。非常によい治療法だと思う」と話しました。以来、手首押しを、私の患者さんの治療にも応用しています。【体験談】橋本芳保(橋本接骨院院長・68歳)

横になっていても視界が回る

2年ほど前、ハチの巣の駆除をしているときに、転倒して頭を打ち、意識を失って、救急車で病院に運ばれました。

私自身はそのときの記憶がないのですが、後から、ハチの巣を取っていて、多数のハチに襲われたことを思い出しました。
どうやら、ハチに襲われて、とっさに逃げようとして転倒し、後頭部を強打したようです。病院に運ばれたときは、頭と背中に土がついていたそうです。

検査の結果、後頭骨骨折と診断されました。程度は軽かったようで、3日間の入院で済みましたが、一つ困ったことがありました。入院中からめまいが起こり、それがずっと続いていたのです。
このめまいは、病院では「深刻なものではない」と診断され、だからこそ3日の入院で済んだのですが、不快で不便なので困りました。

退院時に、「めまいが取れないのですが……。」と言うと、「他の医療機関を紹介しましょうか」と言われました。しかし、そうなると、入院が長引く恐れもあると思い、やめました。
私自身、治療家として、こういうときは「体に備わった自然治癒力が回復しない限り治らない。医療や接骨などの治療は、それを手助けするだけのもの」という考え方を持っています。ですから、家で安静にして回復を待つことにしました。

退院後、最初のころは、横になっていても、視界が回るようなめまいが続きました。
やがて、横になっているときはめまいが起こらなくなりましたが、起き上がると、やはり回転性のめまいがします。仕事もできない状態で、2週間ほど休みました。

「非常によい治療法」と橋本先生

生活にも仕事にも支障がなくなった

そんなとき、私の弟子の、ツバサ整骨院の関口志行先生から、手首押しのことを聞きました。
関口先生とは、日ごろから治療に関する情報交換をしているのですが、関口先生が「最近発見した、とてもお勧めの治療法です」と言うので、さっそく試しました。

押すのは、手首にある月状骨という骨です。手の甲側の手首の外側にある、くるぶしのような大きな骨のきわから、薬指側に向かって少し上がったあたりにあります(押す位置の探し方は手首の1点押しのやり方記事参照)。

私の場合、あおむけに寝た状態で、手首を押しながら、頭をゆっくり左右に往復20〜30回倒しました。
私は、自分の頸椎(背骨の首の部分)の右側に、筋肉の突っ張りがあるのを確認できたので、右手首だけを押しましたが、一般には、両手に行ったほうがよいでしょう。

これを、1日に朝昼晩と3回行いました。そのころには、めまいがありながらも、なんとか仕事を再開していたので、昼などは、仕事の合間の休憩時間に行いました。

そのようにして続けていると、日を追ってめまいが軽くなってきたのです。2週間後には、ほとんどめまいが起こらなくなりました。
しゃがんだ状態から、急に立ち上がると、まだ軽いめまいが起こることもありましたが、生活にも仕事にも支障はなくなったのです。以後も続けたところ、めまいはまったく起こらなくなり、たいへん助かりました。

関口先生に意見を聞かれたので、「手首押しには、脳に働きかけて、こわばった筋肉を軟らかくほぐす効果があるのではないか。非常によい治療法だと思う」と話しました。

以来、手首押しを、私の患者さんの治療にも応用しています。
たとえば、顎関節症の患者さんに試すと、口を開閉したときの異常音(カクカクなど)が、その場で消えて動かしやすくなるので、患者さんも驚かれます。
ほかに、手首押しをしながら腰を動かしてもらうと腰痛に、ひざ関節を動かしてもらうと、ひざ痛の改善に効果的です。

関口先生には、よい方法を教えてもらったと感謝しています。患者さん自身でもできるので、今後、治療に使うとともに、セルフケアとしても広めていきたいと思っているところです。

手首押しを治療にも応用している

口の開閉を加えると速やかにめまいが改善(ツバサ整骨院院長 関口志行)

橋本先生は、手記にもあるとおり、私の師匠です。たまたま電話で話しているときに、めまいの話題が出たので、考案して間もないころでしたが、手首押しを勧めてみました。すると、2週間程度でめまいが取れたと喜んでいただけました。
ただ、この当時は、まだ口の開閉を加えていませんでした。それを加えると、もっと速やかにめまいが取れたのではないかと考えています。

その後、橋本先生は、顎関節症や腰痛、ひざ痛の患者さんなどに、手首押しを試したり、勧めたりして、成果を上げておられるとのこと。私としても、うれしい限りです。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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