ヒールも怖くない! 毎晩のフットケア「きくち体操」で外反母趾と陥入爪が改善
以前は、足の指や裏の感覚があいまいでした。けれど、今では歩く、立つなどしたとき、すべての指をはっきり感じられます。足の感覚が戻った頃、左の親指のつけ根の角度が小さくなり、外反母趾が改善したことを実感しました。また、小指の陥入爪も改善しました。【体験談】Y・T(仮名・会社員・50歳)
きれいなパンプスを履けるようになりたい
4年くらい前から、左足の外反母趾が痛むようになりました。履き心地の軟らかい、ヒールのない靴なら痛みはありませんが、このままだと先々、親指の変形が進むのでは?と心配になりました。
足の健康を取り戻し、ヒールのあるきれいなパンプスを履けるようになりたいと調べ、3年前、「きくち体操」をはじめました。人と比べるのではなく、「昨日より今日の自分がよくなったと思えたら、それでいい」という「きくち体操」の考えに共感を覚えたからです。
体操をはじめてから、自分の足の指や裏をじっくり観察するようになり、5本の指が縮こまっていたり、「C」の字に曲がっていたり、足裏にタコができていたりすることに気づきました。
そこで、毎晩「きくち体操」でケアするようになりました。指を伸ばすよう意識しながら、足の指を前後、左右に1本1本ひっぱったり、しごいたり、足の裏を指先からかかとに引き下ろすようにこすると、指がまっすぐ伸びます。
「足首回し」では、手と足でギュッと握手したら、力をゆるめ、足首に意識を集中しながら、ゆっくり大きく回します。60回くらいやると、ふくらはぎのむくみが解消し、シュッと細くなります。
今は全部の足の指をしっかりと感じ取れる
足指で「グー」を作るときは、指の関節が甲にポコポコ出るように力を入れ、「パー」は、指を1本1本離し、開くことを意識しました。
以前は、足の指や裏の感覚があいまいでした。けれど、今では歩く、立つなどしたとき、すべての指をはっきり感じられます。
足の感覚が戻った頃、左の親指のつけ根の角度が小さくなり、外反母趾が改善したことを実感しました。また、小指の陥入爪も改善しました。
そして、念願のヒールのある靴も、半日くらいなら履けるようになりました。きれいな靴を履くと気分も上がります。
ヒールのある靴をはいて足が痛くなったときも、あわてません。いつものケアと「きくち体操」で足を労れば、翌日には足の元気が回復しています。「きくち体操」を通して、自分の体を丁寧に見て、対処できるようになったことは大きな収穫です。
体を見るだけ、さわるだけでも脳で感じ取る感性が育つ(「きくち体操」創始者 菊池和子)
Y・Tさんが実践されているように、自分の体を見る・さわるという行為はとても大切なことです。足の指を見るだけ、さわるだけでも、そこに意識を持っていくことなので、足の指と脳をつなげる第一歩です。毎日朝晩見ていると、脳で感じ取る感性が育ってきます。そして、動かすときには、「ご苦労様」「ありがとう」と声をかけましょう。自分の体を支え、自分のためだけに働いてくれる足です。感謝しましょう。
この記事のエディター
関連記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
これまで、疲労が起きるのは、「エネルギーがなくなるから」「疲労物質が筋肉にたまるから」と考えられてきました。しかし、最新の研究によって、疲労が起きるほんとうの理由は、「自律神経の中枢である、脳がサビつくから」ということが、わかっています。【解説】梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)
症状の原因ははっきりとはわかりませんが人工透析を行う人には老若男女問わずよく現れるものです。これに薬で対応しようとすると体にもっと大きな負担がかかってしまいますし、副作用も心配です。少しでも患者さんの体に負担をかけずに症状をやわらげるのに「手のひら押し」が有効だと思っています。【解説】佐藤孝彦(浦安駅前クリニック院長)
東洋医学には五行思想というものがあり、人の体に起きるあらゆることは五臓につながっていると考えられています。涙がすぐに出るのは、「憂い、悲しむ」感情からです。 これは、五臓の中の「肺」の弱りから発する感情です。肺が弱い体質、もしくは肺が弱っているのかもしれません。【解説】田中勝(田中鍼灸指圧治療院院長)
最新記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
手洗いの時間の目安は、おおよそ30秒。次のような手順で洗っていくと、少なくともそれくらいの時間が必要であることが実感できるでしょう。
新型コロナウイルスには、まだ特効薬やワクチンはなく、感染しないための予防法を徹底することが重要です。自分一人ひとりができる感染症対策のポイントをチェックしてみましょう。
コンブを水に漬けて冷蔵庫で10日ほど発酵させ、乳酸菌と酵母を培養する「コンブ酵母」が話題になっています。コンブ特有のにおいが軽減し、旨みが濃くなるので、そのまま飲んでも、料理に使ってもよし!食生活に取り入れる人が急増中です。コンブ酵母の作り方と、コンブ酵母の活用レシピをご紹介します!【レシピ】COBOウエダ家