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大統領夫人が絶賛!女優も愛飲する美肌ドリンク「抹茶レモン」の作り方・飲み方

大統領夫人が絶賛!女優も愛飲する美肌ドリンク「抹茶レモン」の作り方・飲み方

美容家だった私の母、メイ牛山が、40年以上も前に考案した「抹茶レモン」。抹茶とレモン汁、水、ハチミツという、身近な材料を混ぜるだけでできるという手軽さも、魅力の一つです。【解説】ジェニー牛山(学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド大学院大学教授)

解説者のプロフィール

ジェニー牛山(じぇにー・うしやま)
●ハリウッド美容専門学校
東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ ハリウッドプラザ
03-3408-5020
0120-083394(入学相談室フリーダイアル)
https://www.hollywood.ac.jp/

学校法人メイ・ウシヤマ学園 ハリウッド大学院大学教授。
昭和21年、長野県生まれ。美容家メイ牛山の長女。母とともに美容健康食の研究をはじめ、さらに美容文化論を研究、現在に至る。現在、ハリウッド美容専門学校校長、ハリウッド大学院大学教授、学校法人メイ・ウシヤマ学園副理事長などをつとめる。近著に『ジェニー牛山先生の美と健康のレシピ』(講談社)など。

40年前に日本で生まれた抹茶レモンがアメリカで話題!

「抹茶レモン」は、抹茶とレモン汁、水、ハチミツを混ぜるだけでできる簡単な飲み物ですが、体や頭の疲れを取る、不安定な心が落ち着く、吹出物やくすみなど肌トラブルを改善するなど、多くの健康効果が期待できる飲み物です。

 十数年前、アメリカで日本食ブームが始まり、抹茶も人気を呼びました。そして今、「体の老廃物を排泄するデトックス効果がある」として、女優やモデルが抹茶レモンを気に入り、飲んでいるそうです。

 そもそも抹茶レモンは、今から40年以上前、私の母であり美容家のメイ牛山(1911~2007年)が、家族の健康のために考え出したレシピの1つでした。

 私が高校生の頃、我が家の食生活は、父が大好きな肉食中心のアメリカ式。それを何年も続けていたら、家族全員、体の調子が悪くなってしまったのです。
 母は更年期にさし掛かった頃で体はフラフラ。仕事を辞めるしかない、というところまで追い詰められました。

 そんなとき両親は、季節の野菜と果物を中心にした自然の滋養たっぷりの食生活「自然食」を提唱する、食事療法家の栗山毅一先生と出会いました。
 栗山先生から自然食を学び、過去の食事の誤りを悟った父と母は、食生活を180度転換。すると、食生活を変えて数年で、家族の体の不調が全部治ってしまったのです。

 それまでの私は、顔の毛穴が開き、髪はバサバサ。毛深いのが悩みで、おなかの調子も悪く、慢性結膜炎も患っていました。神経質で、些細なことにイライラしていました。
 それが食生活を変えたら、脂性の肌も髪質も改善し、体毛が薄くなって、おなかと目の調子もよくなりました。性格まで穏やかになり、食事が体も心も変えることを、深く実感しました。

 この体験後、母は、自然の力を生かした美容のための食事やレシピの開発にまい進しました。
 そこで生まれたレシピの1つが抹茶レモンだったのです。

アメリカ大統領夫人から直筆のお礼状が届いた

 母は、青汁から着想を得て、抹茶レモンを考えたようです。飲むと疲れが取れて、体も心も回復することから、我が家では、「リフレッシュティー」と呼ばれていました。

 母は、経営する美容サロンのお客様にも、手作りの抹茶レモンを出すようになりました。すると、「スッキリとした味で、とてもおいしい。これは何ですか?」と、抹茶レモンが評判になったのです。
「自宅でも抹茶レモンを飲みたい」という要望が増えてきたので、父と母は抹茶レモンを製品化することにしました。

 それから40年間、抹茶レモンを飲んだかたから、うれしい報告が私のもとに届き続けています。
「気分がシャキッとして、細胞が生き返るよう」
「飲んでいると肌がかさつかない」
「60代なのに白髪がほとんどない。染めているの? とよく聞かれる」
「便のカサが増えて、それ以来、吹出物が出なくなった」
「首や耳まで広がるニキビが出なくなった」

 美容サロンのお客様には、芸能人のかたも多く、女優の司葉子さん、歌手の三沢あけみさん、声楽家の安田祥子さんなどが、抹茶レモンを愛飲しています。

 元アメリカ大統領のドナルド・レーガン氏の奥様であるナンシー・レーガンさんからは、感謝のお手紙をいただきました。
「カゼぎみだった体調が、抹茶レモンのおかげで回復した」というのです。ナンシーさん直筆のお手紙は、今でもたいせつに保管してあります。

抹茶レモンを飲んだアメリカ大統領夫人から感謝状が届いた

クタクタのときに飲むとウソみたいに元気になる

 私自身、毎朝ほぼ欠かさず、抹茶レモンを飲んでいます。うっかり飲み忘れた日は、頭がスッキリしないので、抹茶レモンに支えられていることを改めて感じます。
 特に仕事や旅行でクタクタになったときに抹茶レモンを飲むと、ウソみたいにケロッと元気になるのです。私にとって抹茶レモンは常備薬のようなものです。

 抹茶レモンの特徴は、抹茶の苦み、レモンの酸味、ハチミツの甘みが混ざり合ったおいしさと、その効果にあります。

 抹茶の緑色の天然色素である「葉緑素」は、血液をサラサラにして流れをよくすることで知られています。また、昔から「毒消し」として使われ、急な腹痛の際に飲まれていたという記録が残っていました。

 こうした抹茶の成分の吸収を早める作用を持つのがレモンです。さらに、美白作用があるビタミンC や疲労回復を促すクエン酸が含まれています。

 これら2つにハチミツが加わることで、まろやかな味になり、ぐんと飲みやすくなるのです。
 紫外線で肌が痛みやすいうえ、暑さで夏バテしやすいこれからの時期、抹茶レモンは最適な飲み物です。美容と疲労回復に、ぜひ抹茶レモンをお役立てください。

簡単「抹茶レモン」の作り方&美味しい飲み方

 美容家だった私の母、メイ牛山が、40年以上も前に考案した「抹茶レモン」。現在はアメリカの女優やモデルが美容のために飲んでいるという話題で、注目を集めているようです。
 抹茶とレモン汁、水、ハチミツという、身近な材料を混ぜるだけでできるという手軽さも、魅力の一つです。

作り方

【材料】(出来上がりコップ約1杯分)
抹茶(粉末緑茶も可)…小さじ1
レモン汁…1/2個分
水…200ml
ハチミツ…小さじ1

すべての材料をスプーンでよく混ぜる。

抹茶のダマが気になる場合は、材料を密閉容器に入れてよく振る。

出来上がり
できるだけ作りたてを1日1~3回飲む。

飲み方いろいろ

■抹茶レモンスカッシュ
材料の水を100mlに減らして、炭酸水100mlを加える。

■抹茶レモンティー
水の代わりに50℃以下のお湯を使う。

■抹茶レモンサワー
材料の水の代わりに焼酎70ml、炭酸水140mlを加える。

■輪切りを使えば有効成分が溶け出る!

レモン汁の代わりに、レモンやカボス、スダチなど柑橘類の輪切りを入れると、皮に含まれる有効成分が溶け出す。

■抹茶は冷蔵庫で密閉保存を

抹茶や粉末緑茶は高温・多湿の状態では変色して劣化が早まる。開封した抹茶は、密閉容器などに入れて、冷蔵庫や冷暗所で保存しよう。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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