家族6人全員が愛食しみんな健康そのもの
我が家は、同居している両親を含めた6人家族です。家族全員が「酢キャベツ」を愛食していて、それぞれ健康効果を実感しています。
酢キャベツは、『ドカンとやせる! 酢キャベツダイエット』(マキノ出版)という本を読んだのがきっかけで、作り始めました。
作り方は、とても簡単です。
キャベツ半個をせん切りにして、ジッパーつきの保存袋に入れたら、キャベツがひたひたに漬かる程度まで酢を注ぎます。それを冷蔵庫に入れて、1週間ほどおけば完成です。塩や砂糖などの調味料は、いっさい加えません。キャベツと酢だけしか使わない、シンプルな酢キャベツです。
使う酢の種類は、米酢かリンゴ酢です。そのときの気分で、酢の種類を変えています。息子たちが好きなのはリンゴ酢、私たち夫婦と両親が好きなのは、米酢で作った酢キャベツです。
こうして作った酢キャベツは、そのまま食べることはもちろん、料理にアレンジするなど、ほんのひと手間を加えて楽しんでいます。
特に、オリーブオイルとの相性は抜群です。生野菜のサラダに酢キャベツを混ぜて、その上にオリーブオイルをかければ、ドレッシングなしで、おいしくいただけます。
また、酢キャベツをみじん切りにして、マヨネーズで和えれば、超お手軽なタルタルソースの完成です。このソースで揚げ物を食べると、胸やけせずに、さっぱりといただけます。さらに、酢キャベツをそのままパンにはさめば、手軽にサンドウィッチが作れます。
酢キャベツはシンプルな味つけなので、料理に応用しやすく、毎日いろいろなアレンジで楽しんでいます。
たいてい、こういった酢の料理は、若い息子たちからは敬遠されがちですが、酢キャベツだけは別です。すっかり気に入って、進んで食べてくれます。そのおかげか、彼らはいつも健康そのものです。

便の出が悪かった夫がスルスルと快便に!
私は、酢キャベツを食べ始めてから、顔全体のくすみが取れて、肌に透明感が出てきました。
驚いたのは、右目の横にあった、1㎝大のシミが薄くなったことです。
以前は、その大きなシミを隠そうと、必死にファンデーションを重ねていました。しかし、シミの部分だけが化粧をはじいてしまい、なかなかうまく隠せなかったのです。
それが、肌全体の調子がよくなると、不思議なことに、シミ部分にもファンデーションがなじむようになりました。シミそのものが薄くなったうえ、化粧で簡単にシミを隠せるようになったのです。
私は、化粧品販売の仕事をしていますが、肌の調子が整ったことで、より自信を持って接客できるようになりました。
夫は、便通が改善しました。夫の場合は、便秘というよりも、便の出が悪いタイプでした。そのため、毎朝30分近くトイレにこもることもあったほどです。
しかし、酢キャベツを食べるようになってから、便がスルスルと出るようになったといいます。実際、あの長かったトイレタイムが、なんと5分で済むようになりました。朝の支度で忙しいなか、ほかの家族も大助かりです。
さらに、夫は、135㎜Hgあった最大血圧が、120㎜Hgに下がって安定するようになりました(最大血圧の基準値は140㎜Hg未満)。基準値ギリギリだったので、これでひと安心でしょう。
さて、最も酢キャベツの恩恵に授かったのは、82歳になる父です。
父は、長年、糖尿病を患っていて、インスリン(血糖値を調節するホルモン)注射による治療を受けていました。ところが、酢キャベツを食べ始めると、高かった血糖値が、どんどん下がっていったそうです。ついには注射が不要になり、父は大喜びしています。
このように、酢キャベツが家族全員の体調を支えてくれています。もう我が家に欠かすことはできません。

ファンデーションがなじむ!
腸壁が頑丈になり「腸もれ」を防ぐ(東京医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎)
キャベツの食物繊維の含有量は、100g当たり約2gと、非常に優秀です。食物繊維は、腸内細菌のエサになって、腸内で酪酸などの短鎖脂肪酸を作り出します。この短鎖脂肪酸が、強力な力を発揮するのです。
まず、腸壁が頑丈になります。これにより、アレルギーをはじめ、さまざまな体調不良の原因になる「腸もれ」(リーキーガット症候群)を防ぎます。そして、「ヤセ菌」とも呼ばれる腸内細菌が増えるので、ダイエットにも有効です。
さらに、酢キャベツに豊富な各種ビタミンは、美肌効果ももたらします。