MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
疲れると起こるめまいが1日2個の手作り梅干しを食べて消えた!

疲れると起こるめまいが1日2個の手作り梅干しを食べて消えた!

担当医師の話によれば、めまいや頭痛といったメニエール病の症状も、甲状腺の機能異常と無縁ではないだろうということでした。たぶん、梅干しを食べ始めて半年くらい経ったころには、長年にわたって苦しめられてきためまいが、全く起こらなくなっていたと思います。吐き気や頭痛に襲われることも減りました。【体験談】堤聖子(自営業・64歳)

病院に通って薬を飲んでも改善しない!

めまいや頭痛といった「メニエール病」の症状に悩まされるようになったのは、私が40歳になったころです。最初のうちは、「年齢からすると、早めの更年期障害なのかな?」と考えていました。

ところが、その後、50代に入ってから、実は、バセドウ病(甲状腺から甲状腺ホルモンが多量に分泌され、全身の代謝が異常に高まる病気)だとわかりました。極度の疲労、多汗、微熱、イライラなど、文字どおり更年期障害のような症状が出るのです。

担当医師の話によれば、私が気づかなかっただけで、恐らく若いころから甲状腺の病気があった可能性が高いとのこと。めまいや頭痛といったメニエール病の症状も、甲状腺の機能異常と無縁ではないだろうということでした。

特に、疲れがたまるとひどいめまいが起こります。私の仕事はノリの養殖です。収穫した生ノリは、乾燥させて製品化します。この作業は、夜中に行われる大変なもので、ろくに睡眠を取れないこともあるのです。体の負担が大きいため、この作業の最中にめまいに襲われることがありました。

めまいが起こると、クルクルと目が回って足もとがふらつき、とても立っていられません。そのままバタンと倒れてしまうこともありました。いったんめまいが起これば、横になってもダメです。寝ていても、いつまでも目が回り続けます。

そうなったら、病院で点滴を受けなければ治りません。めまいがひど過ぎて、救急外来に運ばれたこともありました。また、めまいとともに、ひどい頭痛や吐き気が起こることもありました。

こうして40代から始まった、めまいや頭痛に、私は20年以上も苦しめられてきました。もちろん、病院に通って薬を飲んでいましたが、症状自体が改善することはなかったのです。

吐き気や頭痛が軽減し甲状腺の病気も改善!

そして、このつらい状態から私を救い出してくれたのが、手作りの「梅干し」でした。きっかけは、梅干しのムック本の新聞広告を見たことです。

私は、梅干しが持っているさまざまな健康効果に興味を引かれました。昔からのいい伝えで、「梅干しをこめかみに貼ると頭痛が治る」ともいいます。 梅干しの効能によって、私の症状にも少しでもよい影響があるかもしれないと思い、試すことにしたのです。

梅干しは、本に書いてあったとおりに作りました。赤ジソを使った赤梅です。塩分量は、全体の20%で、昔ふうの塩気の強い梅干しにしています。
そうやって作った、かなり大きめの梅干しを、朝晩に1個ずつ、お茶を飲みながら食べるようにしたのです。

いつごろから効果が現れたか、はっきりとはわかりません。たぶん、梅干しを食べ始めて半年くらい経ったころには、長年にわたって苦しめられてきためまいが、全く起こらなくなっていたと思います。
また、吐き気や頭痛に襲われることも減りました。よほど疲れたときでなければ、悩まされることがなくなったのです。

それに、気のせいかもしれませんが、甲状腺の病気のほうもよくなっているようです。そうだとしたら、これも大変ありがたいことです。
なにしろ、20年近く治らなかったこれらの症状が、自分でも驚くほど目に見えてよくなったのです。私は、感激のあまり梅干しのムック本を出版した『壮快』編集部に感謝の手紙を書いたほどでした。

これからも梅干しを食べ続けていきたいと思っています。しかも、できるだけ自分で作った梅干しを食べ続けたいと思い、自宅の庭に、梅の木を植えました。この木で取れた梅で、梅干しを作るのが次の目標です!

「梅干しの効果に感謝!」と堤さん

血液サラサラ&抗酸化作用でめまいが改善(星子クリニック院長 星子尚美)

堤さんのように、夜中に仕事をすると、自律神経の副交感神経が優位になるべき時間帯に交感神経が優位になってしまいます。血圧が上昇して、疲労物質も溜まりやすくなります。

梅干しは、血液を浄化してサラサラにする作用があり、血圧の上昇を抑えます。また、梅干しに含まれているリグナンは、抗酸化作用を発揮します。これにより、細胞や組織の酸化を防ぎ、本来の機能を回復させます。さらに、疲労回復に役立つクエン酸も豊富です。梅干しが持つこれらの効果が奏功した結果、めまいや頭痛が改善したと考えられます。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この記事のエディター
関連記事
手足の爪の生え際を手の指でもむだけの簡単な療法ですが、自律神経のバランスを整えるのに優れた効果があります。耳鳴り、メニエール病のめまい、頻尿の改善など、さまざまな効果が現れます。【解説】永野剛造(永野医院院長・日本自律神経免疫治療研究会会長)
手のひらを押し始めてすぐに腰の痛みがやわらぎ、この数年は治療を受けることもなくなりました。以前はめまいが起こる前に「めまいが来るな」という前兆があったのですが、今はそれすらなくなりました。50歳前後の頃より、58歳になった今のほうがよいくらいではありませんか。【体験談】新田博子(仮名・会社員・58歳)
病院での検査の結果、メニエール病と診断され、難聴になっていることもわかりました。めまいは、処方してもらった薬を飲んだら、なんとか治まりました。耳鳴りはその後も続きました。いちばん気になるのは、朝起きたときです。いつも耳の中で、キーンという音がしていました。【体験談】岩佐優(料理店経営・66歳)
オクラ水を飲み始めて、1ヵ月ぐらい経ったころでしょうか。「あれ? 最近めまいが起こる頻度が減ってきたな」と気づきました。3ヵ月経った頃には、ほとんどといっていいほど、めまいが起こらなくなったのです。そういえば、以前より眠気を感じることがなくなり、ゴロゴロしている時間も減りました。【体験談】飯田大樹(大学院生・23歳)
職場で使用しているスリッパを使って10円硬貨と1円硬貨をはり付け、仕事中にはくことにしました。すると、1度もめまいが起こらなかったのです。「これは効いているみたい! 」とうれしくなりました。先日は職場で同僚から「なんだか最近、顔色が違う。元気になったね」と言われました。【体験談】小原栄子(会社員・59歳)
最新記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
手洗いの時間の目安は、おおよそ30秒。次のような手順で洗っていくと、少なくともそれくらいの時間が必要であることが実感できるでしょう。
新型コロナウイルスには、まだ特効薬やワクチンはなく、感染しないための予防法を徹底することが重要です。自分一人ひとりができる感染症対策のポイントをチェックしてみましょう。
コンブを水に漬けて冷蔵庫で10日ほど発酵させ、乳酸菌と酵母を培養する「コンブ酵母」が話題になっています。コンブ特有のにおいが軽減し、旨みが濃くなるので、そのまま飲んでも、料理に使ってもよし!食生活に取り入れる人が急増中です。コンブ酵母の作り方と、コンブ酵母の活用レシピをご紹介します!【レシピ】COBOウエダ家

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル