側弯症による背中の激痛が「おなかこすり」で改善 歪んだ背骨がまっすぐになって驚き!
突然、背中が痛くなって、歩くのも大変になってきました。カバン程度のものでも、痛くて持てないのです。病院で診てもらうと、背骨が曲がる脊柱側湾症だと診断されました。おなかこすりを実践するうちに、2週間くらいで背中の痛みが取れ、背骨もまっすぐになったのです。これには本当に驚きました。【体験談】薄井泉生(整骨院院長・70歳)
ゆがんでいた背中が2週間で治った
50代後半に差しかかった頃から、私は相次いで不調に見舞われるようになりました。
まず、高血圧です。頭の痛い状態が続いていましたが、当時通っていた専門学校の健康診断で、最大血圧が180㎜Hgもあったのです(最大血圧の正常値は140㎜Hg未満)。降圧剤を飲むようになりましたが、それでも血圧は170㎜Hgくらいありました。
それからしばらくした頃、突然、背中が痛くなって、歩くのも大変になってきました。カバン程度のものでも、痛くて持てないのです。
病院で診てもらうと、背骨が曲がる脊柱側湾症だと診断されました。なぜ、側湾症になったのか、まったく思い当たりません。病院でも、原因はわからないと言われました。
リュックを背負うと、その左右差が極端に出て、苦しいくらいでした。体を反対側に傾けてバランスを取ったりしていましたが、常に痛みがあり、歩くのすら苦痛が伴います。
ギックリ腰も2時間で回復
そんな状態が1ヵ月ほど続いた頃、杉山平煕先生のことを知りました。そこで「家でもやるように」と教わったのが、「おなかこすり」です。
言われたとおり、家でも実践するうちに、2週間くらいで背中の痛みが取れ、背骨もまっすぐになったのです。これには本当に驚きました。
そこで、先生に血圧の治療もお願いしたのです。血圧は「肝」に原因があるそうで、わき腹に硬いところがありました。家でも左右のわき腹の肋骨の下辺りを毎日さすりました。
おなかこすりを始めてから、頭痛がなくなり、3ヵ月ほどで降圧剤が不要になりました。その後、多少の変動はありましたが、最大血圧は130〜140㎜Hgで安定しています。
胃腸も丈夫になりました。私は若い頃から胃腸が弱く、ちょっとしたことですぐ下痢をしていましたが、今はまったく丈夫そのものです。
昨年は、ギックリ腰をおなかこすりだけで治しました。1時間ほど横になっておなかこすりをしたところ、2時間後には力仕事もできるくらい回復したのです。私の整骨院でも、おなかこすりを取り入れて治療をしていますが、とても好評です。
内臓が正しい位置に戻るとゆがみも治る(すぎやま按腹鍼灸院院長 杉山平熙)
おなかをこすって曲がった背骨が治るとは、不思議に思うかもしれません。しかし、下垂した内臓を正しい位置に戻し、内臓が正常に働くようになると、内臓を守る箱である背骨や骨盤のゆがみは自然に矯正されます。また内臓の機能や血流がよくなれば、高血圧も改善します。薄井さんは、ほぼご自身でおなかこすりをして、不調を治しました。
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