甘酸っぱくて食べやすい

血圧が高いとわかったのは、4年前のことです。その頃に受けた健康診断で、最大血圧が160㎜Hg、最小血圧が90㎜Hgあることがわかりました(正常値は最大血圧140㎜Hg未満、最小血圧90㎜Hg未満)。
それまでは血圧は正常だったので、なぜ急に上がったのか、原因はよくわかりません。ただ、塩辛い物や油を使ったフライなどが好きで、よく食べていたので、それが悪かったのかもしれません。
病院にかかったところ、高血圧と診断され、降圧剤を出されました。しかし、薬を飲んでも血圧はいっこうに下がりませんでした。
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかって、さまざまな病気を招くといわれています。ですから、なんとかして血圧を下げたいとずっと思っていました。
そんな1年前に、『安心』で「干しブドウ酢」のことを知ったのです。
干しブドウ酢は、高血圧にもいいとのことだったので、すぐに作って食べてみることにしました。
私は、干しブドウを水で洗って乾かしてから、『安心』で紹介されていたとおりに、干しブドウ酢を作りました。干しブドウと酢とハチミツを混ぜるだけなので、とても簡単に作れます。
こうして作った干しブドウ酢を、朝と昼の2回食べるようにしました。
朝は、大さじ1杯程度の干しブドウ酢をヨーグルトにのせて食べ、昼はサラダなどに加えて食べます。また、干しブドウ酢の漬け酢は、あえ物に使ったりもしています。
干しブドウ酢は、甘酸っぱくておいしく、酢に漬けることで干しブドウが軟らかくなるので、とても食べやすく感じました。

「とても食べやすい」と小林さん
2週間で3kgやせておなかすっきり
さて、こうして干しブドウ酢を食べていたところ、すぐにお通じがよくなりました。
もともと便秘ではなかったのですが、腸の働きがよくなったのか、「食べたものがすぐ出る」という感じで、いつもおなかが軽く、快適なのです。
そのおかげか、干しブドウ酢を食べ始めて2週間ほどたつと、おなか周りがスッキリした気がしました。そこで、体重を量ってみたところ、なんと3㎏減っていたのです(身長は154㎝)。
このころには肌の調子もよくなり、化粧ののりがよくなりました。おかげで、毎日鏡を見るのが楽しみになりました。
肝心の血圧が下がり始めたのは、干しブドウ酢を食べ始めて2ヵ月ほどたったころです。
薬を飲んでも下がらなかった血圧が、最大血圧が125㎜Hg、最小血圧が75㎜Hgと、正常値まで下がったのです。
その後も血圧は安定しており、3ヵ月前からは、降圧剤が不要になりました。それでも血圧は上がらず安定したままなので、ひと安心しています。
とてもよい効果があったので、お友だちにも干しブドウ酢の作り方を教えてあげたところ、「毎日お通じがいい」「肌がきれいになったみたい」と、好評です。
今後も、干しブドウ酢を食べ続けていきたいと思っています。

肌の調子がよくなり鏡を見るのが楽しみ
料理に使うと減塩にもなる(里見英子クリニック院長 里見英子)
干しブドウに豊富に含まれるカリウムは、体内の余分な塩分を排出し、血圧を下げます。また、小林さんは、干しブドウ酢を料理にも使っていますが、これも減塩につながります。このことも、血圧の低下に役立っているのでしょう。
干しブドウ酢は食物繊維も豊富なので、お通じの改善にはぴったりの食品です。お通じがよくなることで、ダイエット効果も期待できます。