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目の老化防止に「干しブドウ酢」が役立った!遠くも小さな字も楽々見える

目の老化防止に「干しブドウ酢」が役立った!遠くも小さな字も楽々見える

目の調子が、最近はとてもよいのです。当初はこれが干しブドウ酢の効果とは気づきませんでした。気づいたきっかけは、2ヵ月前の旅行でした。このとき、1週間ほど干しブドウ酢を食べなかったところ、目の見え方が悪くなったのです。帰宅後に食べたら、目の調子はまたよくなりました。【体験談】柿本美津子(無職・70歳)

数日で肩こりが消え頭痛も一掃

私は長年、雑誌やテレビなどで「体によい」と紹介された食べ物をいくつも試してきました。でも、その中で、本当に体によいと実感できたものは、わずかしかありません。そんな私の今のいちばんのお気に入りが、「干しブドウ酢」です。

干しブドウ酢は、1年ほど前に読んだ『安心』の記事で知りました。記事では、干しブドウ、リンゴ酢、ハチミツで作るのが基本とありましたが、私は、干しブドウ500gに対して、純玄米黒酢400㎖、氷砂糖15粒で作りました。

すべての材料を耐熱容器に入れて、ふたはせずに電子レンジで1分50秒加熱します。このひと手間を加えたほうが、酢がまろやかになる気がします。
その後は容器にふたをし、1日1回かき混ぜながら、常温保存(夏場は冷蔵保存)します。作った翌日から食べられます。

干しブドウ酢は、毎朝大さじ1杯、ヨーグルトにのせたり、サラダのドレッシング代わりにしたりして食べました。
こうして干しブドウ酢を食べ始めたところ、数日で肩こりが気にならなくなったのです。さらに、50歳過ぎからときどき感じていた夜間の頭痛も、いつの間にか消えました。また、カゼをひきやすい体質で、朝はよく鼻水が出ていましたが、最近はそれもありません。

「このままなら白内障の手術は不要でしょう」

このように、今までに干しブドウ酢でさまざまな効果を実感していますが、最も驚いているのが、目の変化です。

私は、2年前に左目の白内障(目のレンズに相当する水晶体が濁る病気)の手術をしています。ただ、手術後も物の見えづらさを感じていました。
遠くの人の顔は二重に見えますし、老眼鏡をかけていても、新聞などの小さな文字を読むと、目の奥が痛むほど疲れました。また、医師には「状態が悪くなったら、右目も手術しましょう」と言われていました。

この目の調子が、最近はとてもよいのです。人の顔はよく見えますし、小さな文字を読んでも疲れません。老眼鏡を使うのを忘れることもあります。
洗濯物を干すときは、目の健康のために、遠くの景色を見るようにしていますが、これも、くっきりとよく見えるようになりました。

ただ、当初はこれが干しブドウ酢の効果とは気づきませんでした。いろいろな物を試していたため、どれが効いたのかわからなかったのです。
気づいたきっかけは、2ヵ月前の旅行でした。このとき、1週間ほど干しブドウ酢を食べなかったところ、目の見え方が悪くなったのです。

帰宅後に食べたら、目の調子はまたよくなりました。医師にも「このまま右目の状態が落ち着くなら、手術は必要ないだろう」と言われています。

1ヵ月前から、私は干しブドウ酢を作るさいに、みじん切りにしたレモン(1個分。外皮と種は除く)を加えています。もともとレモン酢も作っていたので、「同じ酢に漬けるのなら、一緒にしてしまおう」と思ったのです。レモンを加えると、よりさわやかな味になります。

このレモン入り干しブドウ酢は、血圧の安定にも役立つようです。
私は週に一度、病院で行われる体操教室に、自転車で通っています。そのさい、病院の血圧計で血圧を測っています。

以前は、着いた直後の最大血圧は148㎜Hg、その5分後は138㎜Hgでした。それが最近は、自転車から降りた直後でも128㎜Hgなのです(最大血圧の正常値は140㎜Hg未満)。
以前ほど体も疲れません。この話を体操教室の仲間に話したところ、皆さん興味津々。近々レモン入り干しブドウ酢を持参し、試食してもらう予定です。

老眼鏡を使うのを忘れることも!

血行が促進され肩こりが改善(里見英子クリニック院長 里見英子)

干しブドウ酢で肩こりが気にならなくなったのは、酢のクエン酸が持つ血行促進効果によるものでしょう。また、頭痛は肩こりからくるものが多いので、肩こりが改善すれば、頭痛もおのずと改善してきます。

目の調子がよくなったのは、干しブドウのポリフェノールの働きによるものだと考えられます。干しブドウ酢は目の老化防止にも役立つので、今後もぜひお続けください。

この記事は『安心』2018年10月号に掲載されています

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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