
目の休憩を忘れるほど
半年ほど前、スーパーの書籍コーナーで立ち読みをした本で、「干しブドウ酢」のことを知りました。日々の食事に変化をつけられそうだと思い、さっそく作ってみました。
干しブドウは健康によいと聞いていますが、私には少し甘味がきついため、たくさんは食べられません。しかし、干しブドウ酢にすると、甘味が和らぎます。酢の加減もほどよく、食べやすいと感じました。そこで毎朝、大さじ1杯強程度の干しブドウ酢を、ヨーグルトに混ぜて食べることにしたのです。
干しブドウ酢は、サラダやオムレツの具に加えてもよく合いました。ひき肉やタマネギだけの具の場合よりも、酸味が効いて、さっぱりといただけます。 料理にも応用が効くとわかってから、遅まきながら本を購入。以来、今に至るまで、干しブドウ酢を食べ続けています。
体調の変化は、3ヵ月ほどで実感しました。
まず、物が見えやすくなりました。私は読書が好きなのですが、最近は細かい文字が読みづらくなっていました。本は2時間ほど続けて読みますが、以前は途中で目をこすったり、メガネを外して遠くを見たりして、目の休憩を挟んでいました。
しかし、今は細かい文字がボケません。目の休憩も、忘れてしまうことがあります。それくらい目の調子がよいのです。
同じころに受けた健康診断では、LDLコレステロールの値が下がりました。私は体質なのか、昔からLDLコレステロール値が高めでした。正確な数値は覚えていませんが、毎回、健康診断の正常値よりも若干高い値だったのです。
それが、干しブドウ酢を食べて3ヵ月目の健康診断では、正常値の範囲に収まりました。この変化には驚いています。
私は自宅で華道や茶道の教室を開いていますが、生徒さんにも、干しブドウ酢は好評です。「干しブドウは苦手だけど、これなら食べられる」「便秘が改善した」などとおっしゃるかたもいました。
秋には、近くの道の駅で地物の干しブドウが販売されます。それで干しブドウ酢を作るのを楽しみにしています。元気に日々過ごせることに、心から感謝しています。

目の調子がよく読書がはかどる
体内の余分な脂肪を排出する(里見英子クリニック院長 里見英子)
永井さんは、お通じも以前よりよくなったのではないかと推測します。干しブドウ酢で便通がよくなると、体内の余分な脂肪の排出も促進されます。それが、LDLコレステロール値の低下にもつながるからです。
また、毎日干しブドウ酢をとることで、代謝が上がり、体を動かしやすくなります。お元気に毎日を送るために、ぜひ今後もお続けください。