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【美容効果】キュウリパックの正しいやり方は?食べるならいつが最適?

【美容効果】キュウリパックの正しいやり方は?食べるならいつが最適?

美肌に関しては、キュウリの皮に含まれるビタミンEとβ-カロテンの働きも見逃せません。体内では有害な活性酸素ができ、老化を進めます。ビタミンEの中でも、最も抗酸化力が高いのがα-トコフェロールという種類ですが、キュウリに含まれるのは、すべてこの種類なのです。【解説】佐藤美(シロノクリニック横浜院院長)

解説者のプロフィール

佐藤 美(さとう・よしみ)
●シロノクリニック横浜院
神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 16F
0800-222-1403
https://yokohama.shirono.net

シロノクリニック横浜院院長。
1995年、杏林大学医学部卒業。杏林大学病院、高田馬場スキンクリニックを経て、2015年シロノクリニックに入職。同年よりシロノクリニック横浜院の院長を務める。技術の高さや経験はもちろん、美しさのセンスを備えた精鋭のドクター。「自分も受けたい、家族にも勧めたい」と思える治療をモットーにしている。

抗酸化力の最も高いビタミンEを含む

キュウリといえば、代表的な夏野菜の一つですが、実は美容にたいへん役立つ野菜です。
キュウリには、一つ一つの含有量は特別多くはありませんが、多種類の有効成分が含まれています。それらが、多彩な効果を発揮してくれます。その成分と効能を見ていきましょう。

第一に挙げられる有効成分がカリウムです。キュウリ100g(1本分)中に約200㎎のカリウムが含まれており、体内の余分な塩分(ナトリウム)の排出を促して、むくみを取る作用があります。

また、イソクエルシトリンという利尿作用をもつ成分も含まれており、これらが、むくみの改善、血圧上昇を防ぐのに役立ってくれます。「キュウリは体を冷やす」と言われるのは、この利尿作用により、尿の排出を促し、体内から熱を放出させるいます。むくみの解消と、この血液サラサラの相乗効果で、肌の血行がよくなり、シミ・シワ・くすみを防ぎます。

また、キュウリは、食物繊維を豊富に含むので、便の排泄を促してくれます。これで体内の老廃物を排出し、肌荒れを防ぐのです。

美肌に関しては、キュウリの皮に含まれるビタミンEβ-カロテンの働きも見逃せません。体内では有害な活性酸素(体内で増えすぎると細胞を傷つけ老化の一因となる物質)ができ、老化を進めます。ビタミンEやβ-カロテンは、それを除去する抗酸化力(酸化を防止する力)があり、シミ・シワ予防に役立ちます。

ビタミンEの中でも、最も抗酸化力が高いのがα-トコフェロールという種類ですが、キュウリに含まれるのは、すべてこの種類なのです。

そして、キュウリには、シリカ(ケイ素)というミネラルも含まれています。シリカは、髪や爪を強く、つややかにしたり、皮膚のコラーゲンの生成を促して、シワやたるみを防いだりするミネラルです。

美容といえば、ダイエットを忘れてはなりません。キュウリに含まれる脂肪分解酵素のホスホリパーゼは、発見されて間もない注目の酵素です。この酵素は、体内の脂肪を減らす作用があります。

キュウリパックは入念に洗顔すればOK

以上のように、体によい数々の働きをもつキュウリ。美容を目的で食べるには、ちょっとしたコツがあります。

まず、ダイエットに役立つホスホリパーゼの働きを活用したいときは、キュウリをよく嚙んで食べるか、すりおろしたり、スムージーにしてとるのがお勧めです。この酵素はキュウリの細胞内にあるため、これらの調理法で細胞壁が壊れることで、より活性が高まるからです。
すりおろして、サラダや冷や奴などにのせたり、スムージーは、リンゴやキウイフルーツなどを加えてもよいでしょう。

キュウリをぬか漬けにして食べるのもよい方法です。ぬか漬けにすると、ビタミンB₁が8倍、カリウムやビタミンKが3倍、ビタミンCが1.5倍になるといわれています。

前述のとおり、キュウリには体を冷やす作用があるので、冷え症の人は寒い季節に食べるときは、みそ、ショウガ、ニンニクなど、体を温める作用のある食品と組み合わせてとるとよいでしょう。

1日にとるキュウリの量は、ここに挙げた効用を得るための目安として、1日3本くらいと考えてください。

キュウリを食べるタイミングは、食前がよいでしょう。満腹感を得られ、食事量が減らせます。1日1回しか食べられないなら、朝、食べるのがお勧めです。キュウリは、むくみ取りや利尿作用、便秘解消など、デトックスに役立ちますが、人体のリズムとして、朝が排泄の時間帯とされるからです。

腎機能が低下していると、カリウムの摂取を制限される場合があります。その場合は、医師に相談のうえで適切な量のキュウリをとるようにしましょう。

最後に、外用としてのキュウリの効能について説明します。
キュウリは、肌のパックに使っても効果的です。すりおろしや薄切りを、5~10分肌に載せることで、ビタミンCによる肌の引き締め効果が得られます。
ただし、お肌の弱いかたは肌荒れの可能性もあるので、必ずパッチテストをしてから、パックを行ってください。

また、キュウリには、日光に当たるとシミの原因になるソラレンという成分が含まれているので、パック後にそのまま日光に当たるのは厳禁です。
基本的に、キュウリパックは日に当たらない、夜に行いましょう。パック後はぬるま湯で入念に洗顔してください。

キュウリパックのやり方

◀︎キュウリパックは紫外線の当たらない夜に行う。キュウリをスライスするか、すりおろして、5~10分肌に載せる。

◀︎パック後は、肌からキュウリを取り除き、ぬるま湯で入念に洗顔する。

この記事は『安心』2018年10月号に掲載されています
この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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