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突発性難聴による耳鳴りが改善、飛蚊症も解消した秘密は「指の股たたき」

突発性難聴による耳鳴りが改善、飛蚊症も解消した秘密は「指の股たたき」

手足の指は経絡の多く集まる重要なポイントです。なかでも見過ごせないのが、指の股です。ところが、年齢を重ねると、手足の指の股の皮膚がかたくなり、指が開きにくくなってきます。すると、気の流れが滞り、体にさまざまな障害が生じるようになるのです。【解説】留目昌明(和楽堂治療院院長)

解説者のプロフィール

留目昌明(とどめ・まさあき)
●和楽堂治療院
青森県八戸市根城4-8-15
0178-43-4552

1948年、青森県生まれ。明治大学農学部、東京鍼灸柔整専門学校卒業。治療と並行し、ミネラルが豊富な「薬になるリンゴ」を作る。著書に『百姓として治療師として「体にいいこと」伝えたい』(かんき出版)がある。

指の股と首の骨は密接に関係している

血液が全身を巡っているように、東洋医学では気と呼ばれる生命エネルギーが全身を循環していると考えます。気の通り道を経絡といい、気が経絡をスムーズに流れることで、全身の健康が保たれているのです。

体内を巡る主な経路は12本あり、特に手足の指は経絡の多く集まる重要なポイントです。なかでも見過ごせないのが、指の股です。ここにも経絡が通っており、気が出入りする重要な場所となっています。

ところが、年齢を重ねると、手足の指の股の皮膚がかたくなり、指が開きにくくなってきます。すると、気の流れが滞り、体にさまざまな障害が生じるようになるのです。

そこで、ぜひお勧めしたいのが、指の股をたたいて刺激する健康法です。では、そのやり方を説明しましょう。

まず、親指と人差し指の股を思い切り開きます。そこに、反対の手の手刀をグイグイと差し込み、差し込まれたほうの手は左右にねじるようにします。同様に人差し指と中指、中指と薬指、薬指と小指の股を手刀でじゅうぶんに広げます。

次に、それぞれの指の股を、トントンと手刀でたたきます。手刀で一つ一つたたくのがめんどうなら、右手と左手の指の股どうしを、ぶつけるようにしてもいいでしょう。

親指と人差し指の股どうし、人差し指と中指の股どうし、というぐあいに、股をぶつけ合うのです。
たたく回数は、1ヵ所につき20回が目安です。

指の股たたきは、解剖学的に見ても、大きな効果をもたらすと考えられます。親指と人差し指の股は、上から6番めの首の骨(頸椎)から出ている神経と、人差し指と中指の股は7番めの神経と、薬指と小指の股はその下の神経と関係しているといわれています。

頸椎から出ている神経は、心臓の働きや血液循環に関係が深いので、指の股をたたくと、全身の血流がよくなり、さまざまな症状が改善するのです。

指の股たたきのやり方

【場所】
手の指と指の間の股を刺激する。

【やり方】
指と指の間に反対側の手刀をぐいぐい差し込み、股の間を開く。両手の股すべてを開く。

次に、手刀で指の股をトントンたたく。両手の股全てに行う。たたく回数は1ヵ所20回が目安。

めんどうな場合は、右手と左手の指の股どうしをぶつけるようにしてもいい。

視界の白い膜がその場で薄くなった!

実際に、指の股たたきを実行して、悩みの症状が改善した例をご紹介しましょう。

68歳の男性は、10年ほど前に、突然、右耳にジーッという大音量が起こるようになり、耳鼻科では、突発性難聴と診断されました。薬を飲み、注射を打ったものの、耳鳴りはよくなりませんでした。

それから約3年後、『壮快』で知った、指の股たたきを実行したことで、転機が訪れました。

このかたは、視野に糸くずやゴミのようなものがチラチラ見える飛蚊症にも悩んでいて、60代に入ってからは、視界に薄く白い膜がかかっていました。それが、指の股たたきをやったら、たった1回で、白い膜がパーッと薄くなったのです。4日めには、視界の膜が完全に消え、飛蚊症が気にならなくなりました。

突発性難聴による耳鳴りも、指の股たたきをしてから、どんどん小さくなりました。始めて1ヵ月もしないうちに、音が以前の半分になったそうです。

このように、突発性難聴による耳鳴りが改善したのは、全身の気や血液の流れがよくなったからでしょう。
そのほか、これを実行したことで、高血圧、肩こり、背部痛、ひざ痛、腰痛、腱鞘炎など、さまざまな症状を改善した人が後を絶ちません。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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