MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
「乳酸タマネギ」でひどい便秘が解消!血圧も血糖値も正常値をキープ

「乳酸タマネギ」でひどい便秘が解消!血圧も血糖値も正常値をキープ

乳酸タマネギを食べ始めると、1週間後くらいから、それまで不安定だったお通じが、2日に1回のペースでつくようになったのです。また、私は30代で糖尿病になりました。現在も通院して血糖値のチェックを受けています。乳酸タマネギを食べ始めてから、血糖値も正常値で安定しているので、うれしい限りです。【体験談】林恵(主婦・51歳)

今までに経験のない腹痛に襲われ入院

私は、若いときから便秘ぎみで、お通じは2〜3日に1度くらいでした。ここ数年は、さらに間隔が開くようになり、ときには1〜2週間に1度なんてこともあります。

便秘になると、おなかが張って苦しくてつらい、という人が多いようですが、私は不思議と苦しくも痛くもありません。
1〜2週間出ないと、さすがにまずいと思い、下剤で出していました。それでも、つらさを感じないので、つい放置しがちでした。

ところが、そんな自分の態度を猛反省する出来事が、去年の6月に起こりました。私は突然の激しい腹痛に襲われて、病院に駆け込んだのです。すると、腸にたくさんの便がたまっていることがわかりました。

それは下剤で治療できたのですが、便秘だけでは説明がつかない強い炎症反応が出ていると言われ、そのまま2週間の入院となりました。結局、炎症反応の原因はわからないまま、数値が正常化して退院しました。

便秘がきっかけだったのは間違いないので、退院後も通院しながら、下剤の処方を受けることになったのです。
しかし、下剤は、なかなか思うように出ないこともあれば、逆にゆるくなりすぎることもあり、日常生活に支障を来すことが多々ありました。

そこで、薬だけでなく、何か体にいい食べ物で、お通じのコントロールができないだろうかと考えました。そんなときに知ったのが、乳酸菌の力で腸を整えられるという、「乳酸タマネギ」だったのです。

作ってみると、乳酸タマネギは、酸味が効いていて、サラダに合いそうな味です。味のまろやかさを出すために、基本の作り方の材料に、酢小さじ2と、砂糖小さじ1/2を加えました。

そこで、1日1回、夕食のとき、サラダに加えて食べることにしました。サラダは、スーパーやコンビニで売っているレタス、キャベツ、キュウリをそれぞれ食べやすい大きさに切り、普通サイズのお皿1杯分に盛り、そこに、小鉢1杯程度の乳酸タマネギを加えます。漬け汁も、ドレッシング代わりにかけて食べました。

このように乳酸タマネギを食べ始めると、1週間後くらいから、それまで不安定だったお通じが、2日に1回のペースでつくようになったのです。

便の状態もコロコロした硬い便だったのが、軟らかいバナナ便になりました。スルンと気持ちよく出ます。以前は残便感があったのですが、乳酸タマネギを食べ始めてからは、スッキリ出し切った快感があります。

高かった血圧も正常値に改善!

乳酸タマネギの効果はそれだけではありません。私は、30代の頃から血圧が高くなり、5年ほど前には最大血圧が170㎜Hg(正常値は最大血圧140㎜Hg未満、最小血圧90㎜Hg 未満)になって、降圧薬を飲み始めました。

しかし、薬を飲んでも、150㎜Hgより下がりませんでした。それが、乳酸タマネギを食べ始めて2週間で、120㎜Hgに下がったのです。最近は、100㎜Hg近くまで下がることもあります。

また、私は30代で糖尿病になりました。薬は飲んでいませんが、現在も通院して血糖値のチェックを受けています。乳酸タマネギを食べ始めてから、血糖値も正常値の110㎎/㎗前後で安定しているので、うれしい限りです。

さらにうれしかったのが、61㎏だった体重が1ヵ月で57㎏(身長は158㎝)に減ったことです。乳酸タマネギを食べること以外、生活で変えたことはないので、これも乳酸タマネギのおかげだと思います。
多くの喜びを私にもたらしてくれた乳酸タマネギを、これからも食べ続けるつもりです。

乳酸タマネギを夕食前に必ず食べた

血流の改善と乳酸菌の力で便秘解消(広島大学病院未来医療センター長 東幸仁)

タマネギに含まれるケルセチンは、血管内皮(血管の内側を覆う組織)の状態を改善し、血流をよくします。この作用で、腸の周辺の血流がよくなったことと、乳酸タマネギに含まれる、植物性乳酸菌の整腸効果で、便秘が解消したと思われます。
血圧の低下や体重の減少も、血流の改善と関係があると思われます。

この記事は『安心』2018年11月号に掲載されています

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この記事のエディター
関連記事
血圧が高くなることを気にしておられるかたもいらっしゃるでしょう。しかし、年齢とともに血圧が上がるのは、生命を維持するために必要な自然現象なのです。高齢者の場合、血圧が高いおかげで元気なのだといってもいいでしょう。【解説】松本光正(関東医療クリニック院長)
定期通院で血圧が130mmHgに下がっていたのです。降圧剤でも正常値にならなかったので、このときは「うそでしょ!? 」と声が出るほど本当に驚きました。2ヵ月後も正常値だったため4錠だった降圧剤を2錠に減らせました。念願だった減薬に着手できてどれだけうれしかったかわかりません。【体験談】山田平次(仮名・会社員・69歳)
バナナ酢を飲み始めて暫くすると、以前は60kg弱だった体重が、今は56kg前後に。夫の血圧も安定しています。以前は、降圧剤を飲んだ状態で最大血圧は130mmHg台でしたが、最近は、日によっては120mmHg台まで下がるそうです。【体験談】久保田亮子(仮名・パートタイマー・69歳)
効果を確かめようと、行う前と後で血圧を計りました。すると、行う前は168mmHgあった最大血圧が、アキレス腱トントン体操を両足合わせて200回した後では138mmHgまで下がったのです。内心、効果を信じていなかったので、この急降下ぶりに思わず目を見はりました。【体験談】鈴木秀一(会社役員・56歳)
酢ニンジンを食べ続けていたところ、月に1~2kgのペースで、体重が落ち始めました。以降もおもしろいようにやせ続け、1年で14kgもの減量に成功!ミセスサイズの13号を着ていましたが、9号が着られるようになったのです。ほとんどの服を買い替えることになりました。うれしい悲鳴です。【体験談】寺門徹子(仮名・主婦・77歳)
最新記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
手洗いの時間の目安は、おおよそ30秒。次のような手順で洗っていくと、少なくともそれくらいの時間が必要であることが実感できるでしょう。
新型コロナウイルスには、まだ特効薬やワクチンはなく、感染しないための予防法を徹底することが重要です。自分一人ひとりができる感染症対策のポイントをチェックしてみましょう。
コンブを水に漬けて冷蔵庫で10日ほど発酵させ、乳酸菌と酵母を培養する「コンブ酵母」が話題になっています。コンブ特有のにおいが軽減し、旨みが濃くなるので、そのまま飲んでも、料理に使ってもよし!食生活に取り入れる人が急増中です。コンブ酵母の作り方と、コンブ酵母の活用レシピをご紹介します!【レシピ】COBOウエダ家

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル