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【ゲームによる近視】息子は「視力アップ体操」で0.2の近視が2.0まで改善

【ゲームによる近視】息子は「視力アップ体操」で0.2の近視が2.0まで改善

家でも、パソコンゲームをするときは「あご上げ」をすることを山本先生と約束しました。こうして「あご上げ」をやり続けたのです。すると、中学1年生のときの視力検査で、「メガネを持ってきてください」と言われた息子が、中学2年生以降は「見えていますね」と言われるようになりました。【体験談】里田敏代(仮名・主婦・47歳)

パソコンにかぶりついて視力が下がった

今年、20歳になる私の息子は、重度の知的障がいがあり、意思の疎通を図ることも容易ではありません。しかし日中は元気に仕事へ出かけ、家族で旅行をすることもあります。このような生活を送れるようになったのは、視力回復研究所の山本卓弥先生と出会えたことが大きいと思っています。

私が初めて息子の視力に疑問を持ったのは、息子が小学3〜4年生のときでした。息子は今でもそうですが、色々なことを口で言い表すことが苦手です。

ですから、小学校の視力検査で、息子は視力を判定するランドルト環の上下左右を伝えられませんでした。そんな状態なので、視力を数値化するのが難しいらしく、ずっと白紙でした。

そんなある時、息子が物を見るときに、見えにくそうに目を細め、しゅぱしゅぱと変なまばたきをよくするようになったのです。それが、よく見えていないと気づいたきっかけでした。

当時、息子はパソコンに興味を持ち始めた時期。全然理解できなくてもパソコンは大好きで、頭をガクンと下に落とし、何時間も夢中でかぶりついていました。その間はおとなしくしてくれるので、「まあいいか」と、私も好きにさせていましたが、今思えばそれが息子の目にはよくなかったのでしょう。

眼科へ連れて行き、メガネを作ることも考えました。しかし、息子はメガネを嫌がって、ポンと外してしまうのが目に見えています。私はメガネの使用は難しいと判断し、視力そのものを回復させてくれるところをインターネットで調べました。そこで見つけたのが、山本先生の「視力回復研究所」でした。

実は、私も幼少期から目が悪く、視力回復トレーニングを受けたことがあります。いったん回復したものの、また悪くなり、視力回復に失敗した経験があります。

でも、息子には一度体験させてみようと思い、山本先生のところを訪ねてみたのです。器具を使ったトレーニングのほかに、全身を動かす体操を指導していてびっくり。首や肩の筋肉、背中や足腰などの筋力を強化することが視力を回復させるといいます。

私は「これはいい!」と思いました。体を使って血液のめぐりをよくするのは、脳にもいい影響をもたらすと思ったのです。このときに、悪戦苦闘しながら先生が息子の視力を測ると、左右ともに0.2程度だったとわかりました。

それから私は週に1回、息子を通わせることにしました。僧防筋を鍛え、頭を正しい位置に戻す「あご上げ」「肩甲骨寄せ」など多くの体操を行いました(やり方は「視力アップ体操」のやり方参照)。

最初、息子は頭を後ろに反らすという動作がなかなかできませんでした。少し怖くもあったようです。でも、小学5年生のとき、自分から進んで研究所に「行く」と言い出しました。それまで、自分であれがやりたいと言うことはなかったので、驚いたことを覚えています。

体操は楽しいから長く続けられる!

息子さんの視力回復経過

中学生に上がる頃、ようやく型をつかみ、正しい姿勢を保持できるようになりました。また、視力検査のランドルト環の上下左右も伝えられるようになりました。ときには斜めも答えなければなりませんが、先生はこれを指導するのもお上手でした。

息子は上下がわかるのですが、左右の区別が苦手でした。右を左と言ったり、左を右と言ったりという具合です。それを山本先生はあまり厳しく追求せず、「そうだよ」と合っていることにしてくださいました。

それが本人の自信や楽しさにつながったようです。また当たるとうれしいので、ゲーム感覚でトレーニングに取り組むようになりました。

家でも、パソコンゲームをするときは「あご上げ」をすることを山本先生と約束しました。

こうして「あご上げ」をやり続けたのです。すると、中学1年生のときの視力検査で、「メガネを持ってきてください」と言われた息子が、中学2年生以降は「見えていますね」と言われるようになりました。視力も2.0まで上がり、それは今も変わりません。

山本先生のところに、もう通わせる必要はないほどです。でも、先生にとてもなつき、本人も行きたがるので、現在も通い、ゲームをする前後には「あご上げ」も続けています。運動神経も脳が司令を出しているので、この体操は脳にもとてもよかったと思います。

最高のバランス力が高い視力につながる(視力回復研究所代表 山本卓弥)

里田さんの息子さんは現在も通われていて、「キング」と呼ばれてすべての会員さんから尊敬されています。彼は、確かに言葉のやり取りこそ苦手ですが、そんなことはまったく関係ないほど感情が豊かで、とても素直な気持ちでトレーニングに向かっています。

今では、教えた私以上に全身の筋力が強く、素晴らしいバランス能力を兼ね備えています。健常ではない、と言われる彼が筋力もバランスも視力も最高の成績である事実に、私は本当の健康とは何か、多くを学びました。キングの全身バランスを、皆が目指しています!

この記事は『安心』2019年2月号に掲載されています
この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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