難聴が回復!【水飲み療法】は突発性難聴で聴力を失いかけた私の危機を救った
私は、1998年に突発性難聴により左耳の聴力を失ってしまいました。2010年、難病指定の「遅発性内リンパ水腫」を発症。両耳の聴力を失うかもしれない絶望の中、「ハリ治療で難聴が治るらしいよ」というある友人の言葉を思い出しました。同時に私が実行したのは、水を飲むことでした。【体験談】上海在住●48歳●会社役員 吉野壽人
耳鼻科で聴力の回復を確認!
私は、1998年に突発性難聴が起こり、左耳の聴力を失ってしまいました。それでも、まだ右耳が聴こえていたので、日常生活に支障を来すことはありませんでした。
ところが、2010年、今度は頼みの綱だった右耳の聴こえも悪くなってしまったのです。耳鼻科に行くと、「遅発性内リンパ水腫」とのこと。この病気は、難聴が起こってから何年もたった後、問題がなかったほうの耳まで聴こえなくなってしまうというものです。
両耳が聴こえなくなれば、日常生活に大変な支障をきたします。私の場合は、そのときはまだ右耳の聴力は少し残っていましたが、相手に大きな声で話してもらわないと聴こえないし、会議に参加しても、議事内容が聴き取れないなど、困ることだらけでした。そのまま、完全に両耳の聴力を失ってしまったらと思うと、絶望的な気持ちでした。
そんなとき、以前、ある友人が「ハリ治療で難聴が治るらしいよ」といっていたことを思い出しました。そこで、藤井德治先生の一掌堂鍼灸治療院を訪れ、ハリ治療を受けることにしたのです。
すると、先生は「大丈夫、治療を続ければきっとよくなりますよ」といってくださったので、どれだけほっとしたかわかりません。
その日から1週間は、毎日ハリ治療に通いました。その後は週に2〜3回のペースで通い続けたのです。
それとともに、私が実行したのは、水を飲むことです。先生によれば、1日に2ℓくらいの水を飲むと、内耳にたまったリンパ液を排出できる可能性があるとのこと。その話を聞いて、私は耳が聴こえなくなるという最悪の状況を回避するために、必死で水を飲み続けたのです。
このようにハリ治療と水飲みを継続していたところ、あるときから、「今日は聴こえがいいな」と思う日が何度かありました。
その後、逆に聴こえが悪いと感じる日もありましたが、いつからか、聴こえがいい日が続くようになったのです。
私は並行して投薬治療のため耳鼻科にも通っていました。そして、水飲みを始めて2ヵ月後に耳鼻科に行ったところ、完全に聴力が回復していることがわかったのです。そのときはほんとうに喜びました。
投薬治療だけでなく、ハリ治療、水飲みなど、考えられるあらゆる方法を教え、施していただいたおかげで、聴力を失わずに済みました。
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