【昆布の健康効果】血圧が正常値に下がった 29kg痩せた だしコンブを使ったダイエット法

【昆布の健康効果】血圧が正常値に下がった 29kg痩せた だしコンブを使ったダイエット法

体重は99kg、血圧も、最大血圧が150mmHg以上、最小血圧が100mmHg以上。医者から「いつ心筋梗塞でいつ倒れてもおかしくない」といわれた私は「刻みコンブ水」で健康を取り戻すことができました。現在は29kg減の70kgに。血圧も正常値に下がり、問題なしの健康体になりました。【解説】喜多條清光(天満大阪昆布主人) 


飲んで1ヵ月で 血圧が正常化

本三大祭の一つ「天神祭」で知られる「大阪天満宮」のおひざ元でコンブ屋をしています。2013年の『安心』5月号で、私が考案した「刻みコンブ水」をご紹介したところ、大変な評判をいただいたそうで、とてもうれしく思っています。

 私自身、この刻みコンブ水で健康を取り戻すことができました。私は、20歳でコンブ屋になり、38歳で社長に就任しましたが、若いころはほとんどコンブを食べたことがありませんでした。40代のころは、バブルの影響もあり、毎晩のようにおいしいものを食べ歩いては、朝方まで酒を飲み、締めはラーメンというのがお決まりのコース。

 その結果、体重は99kg、血圧も、最大血圧が150mmHg以上、最小血圧が100mmHg以上に(正常値は最大血圧140mmHg以下、最小血圧90mmHg以下)。医師には「太り過ぎです。いつ心筋梗塞(心臓の血管が詰まって起こる病気)で倒れてもおかしくない」と告げられました。
 そこで、初めてこれまでの暴飲暴食を反省し、お酒を控え、毎朝、コップ1杯の刻みコンブ水を飲むことにしました。仕事柄、コンブ水が高血圧にいいと知っていたからです。

 ここで工夫したのが、コンブを細く刻んでから水につけるという点。

 後でご説明しますが、こうすることで、いいことがいっぱいあるんです。この刻みコンブ水に、ハチミツや酢を入れたり、フルーツジュースを加えたりなど、いろいろ工夫して飲むようにしました。
 そうして1ヵ月ほど刻みコンブ水を飲み続けていると、血圧がスーッと下がり、正常値になったのです。体重も、お酒や脂っこい物を控えただけで、6~7kg減っていました。

 血圧が下がり、体重が減ると、心身にも変化がありました。お酒も脂っこい物も、あまり欲しくなくなっていたのです。逆に、野菜を食べたくなったり、体を動かしたくなったりと、体にいいことをしたくなってきました。

 私はもともとおいしいものが大好きで、40代のときに料理学校に通って調理師免許を取得したほどの料理好きです。刻みコンブ水や、そのだしがらを活用して、簡単でおいしい料理を考えるのが楽しくなりました。

 外食もほとんどしなくなり、自宅でヘルシーな食生活を続けるうちに、自然と体重が減り、5年たった今では、29kg減の70kgに。血圧も正常値に下がり、問題なしの健康体になりました。危機状態だった体がここまで健康になったのは、刻みコンブ水のおかげです。

→「刻みコンブ水」の作り方はコチラ

細く刻むことで 有効成分がよく出る

 刻みコンブ水には、こんな利点があります。

①コンブのだしがよく出る

 皆さんは、コンブは表面からではなく、切った断面からだしが出ることをご存じでしたか?
 細く刻んだコンブなら、水1Lに対して、10gのコンブで十分だしが出ます(通常はその倍量ぐらいのコンブが必要です)。しかも、同じコンブで二度、つまり2L分の刻みコンブ水が作れます。
 だしがよく出るということは、コンブの有効成分もよく出るということです。刻みコンブは、より体にいいし、経済的でもあります。


②手軽に作れ料理に使いやすい

 通常のコンブだしは、上手に取るには手間も時間もコツも必要です。しかも傷みやすく、保存が利きません。
 その点、刻みコンブ水は、刻んだコンブを水につけるだけと超簡単。どんな人でも上手に作れますし、日持ちもします。
 また、刻みコンブ水には旨味がしっかりありますが、コンブくささはありませんから、どんな料理にも水の代わりに使える上、薄めの味付けでもおいしく作れて、塩分や糖分を減らすのにも役立ちます。
 これを使いだしてから、わが家では、塩分の高い市販のインスタント食品などは、ほとんど食べなくなりました。


③だしがらも利用しやすい

 だしがらの利用法といえば、つくだ煮が定番ですが、そうそうつくだ煮ばかり作るわけにもいきませんよね。かといって、捨てるのももったいない!
 そこで考えたのが、「オリーブ油コンブ」「しょうゆコンブ」「酢コンブ」などの万能調味料です。これも、作り方はとても簡単。だしがらの水気を切り、それぞれの調味料を注ぐだけ。作っておくと、いろいろな料理に活用できます。こうしてだしがらを料理に活用してから、家内も私も便秘知らずです。
 お宅に、眠っているだしコンブがありませんか? そのコンブをぜひ起こして、刻みコンブ水を作ってみてください。絶対に後悔させません。コンブを通して、皆さんの健康のお役に立てればうれしく思います。

喜多條清光
1951年、大阪天神橋生まれ。38歳でコンブ問屋の3代目に。「平成こんぶ塾」など、コンブ文化の啓蒙に努めるとともに、コンブのある食生活をもっと身近なものにするため、日々奮闘中。2012年、NHK「あさイチ」の「昆布革命特集」に出演、好評を博す。「神田川」などの作詞家、喜多條忠氏は兄。著書に『奇跡の昆布革命』(大和書房)、『大阪天神橋昆布問屋のコンブ水レシピ』(メディアファクトリー)がある。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

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