私はスパイスが好きで、普段からよく料理に使っています。ヨガやアーユルヴェーダの生徒さんたちにも、折に触れ、スパイスのよさを伝えてきました。ところが、私がいくら勧めても、実際にスパイスを使いこなせる人は少なく、しかも長続きしません。【体験談】アーユルヴェーダプランナー&シニアヨガティーチャー・60歳 満田三惠子
これなら誰でも使えて長続きする
私はスパイスが好きで、普段からよく料理に使っています。ヨガやアーユルヴェーダの生徒さんたちにも、折に触れ、スパイスのよさを伝えてきました。
ところが、私がいくら勧めても、実際にスパイスを使いこなせる人は少なく、しかも長続きしません。ウコンもすばらしいスパイスなのに、なかなか使ってもらえませんでした。
そんなとき、西川眞知子先生から「ウコンみそ」の話を聞き、「これだ!」と思いました。使い慣れたみそと合わせたら、抵抗が少ないのではないかと思ったのです。
そこで、まず自分で試してみました。すると、本当においしくて、はまってしまいました。
もともと私は、ウコンをよく使っていました。昔、腎臓の病気をしたせいか、体がむくみやすく、特に春先は、体重が2㎏も増えるほどむくみます。
そういうときに、ターメリックライスなど、ウコンを使った料理を食べると、むくみが取れて、体が軽くなります。また、トイレに行く回数も増えるので、体内の水の循環がよくなるのを実感できます。
私はときどきウコンがほしくなるので、体質に合っているのでしょう。そのウコンをみそに合わせれば、いつでも手軽にウコンをとれます。そこで、ウコンみそを常備し、毎日の料理に使うようになりました。
ウコンみそは、みそを使うあらゆる料理に使っています。普通のみそを使ったときよりも、味に深みが出て、おいしくなります。
本当に気に入ったので、すぐに生徒さんたちに教えました。するとやっぱり「おいしい!」という声が続出! みなさん、長く続けています。
私自身は、ウコンみそを食べるようになって、体の循環がよくなったことを感じています。むくみにくくなったし、体が詰まるような違和感を感じなくなりました。今年の夏は、無防備に日焼けしましたが、日焼けが取れるのも早かったようです。
生徒さんたちからも、「お通じがよくなった」「肌の調子がいいみたい」という声を聞いています。日本人はあまりウコンを使わないので、これで少しでもウコンを身近に感じてもらえたら、うれしいです。
体の管の詰まりを取り流れをよくする(日本ナチュラルヒーリングセンター代表・西川眞知子)
ウコンには、アーユルヴェーダで「スロータス」と呼ばれる、血液や神経やエネルギーなどが流れる管の詰まりを取り、流れをよくする作用があります。満田さんが「体の循環がよくなる」と感じたのは、まさにこの働きによるものでしょう。
ウコンみそは、スパイスを手軽に日常の料理に取り入れる方法としてもお勧めなので、ぜひ一度お試しください。
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