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しつこいめまいが大改善!「寝返り体操」の体験談

しつこいめまいが大改善!「寝返り体操」の体験談

朝、布団から起き上がろうとした瞬間、急に頭がフラフラとしました。メニエール病になったときも、めまいに悩まされましたが、そのときとは違いました。以前は、目の前がグルグルと回るような回転性のめまいでしたが、今回は、地震のように地面がグラグラと揺れるような感じだったのです。【体験談】福島県◎73歳◎主婦 富永和美(仮名)

フラフラするめまいが 毎日頻繁に起こった

 もともと私は、耳に多くの問題を抱えていました。
 40代ごろから始まった耳鳴りを皮切りに、15年前には突発性難聴を発症。10年前にはメニエール病と診断されたこともあります。突発性難聴とメニエール病は、どちらも近所の耳鼻科に通って、処方された薬を飲んで治しました。

 しかし、「ジーッ」というセミの鳴き声のような耳鳴りは、現在も続いています。耳鳴りとは、もう30年来のつきあいですが、それほど大きな音ではないので、あまり気にせずに毎日を過ごしています。

 そんななか、突然、めまいに襲われたのは、2017年の4月15日のことです。朝、目覚めて、布団から起き上がろうとした瞬間、急に頭がフラフラとしました。
 メニエール病になったときも、めまいに悩まされましたが、そのときとは種類が違いました。以前は、目の前がグルグルと回るような回転性のめまいでしたが、今回は、地震のように地面がグラグラと揺れるような感じだったのです。

「これはおかしい」と思い、慌てて耳鼻科で診てもらいました。しかし、詳しい原因はわからず、けっきょく、「老化でしょう」ということで、1週間分の薬を処方されました。

 それ以降も、フラフラするめまいに、日常的に襲われるようになりました。どうやら、急に体を動かしたり、頭の向きを変えたりすると、めまいが起こりやすいようです。処方された薬を飲み切っても、改善することはありませんでした。
 めまい自体は、それほどひどいものではなく、数秒で治まります。しかし、それが一日のなかで頻繁に起こるようになり、不安でしかたがありませんでした。

「めまい」という言葉が 日記に出てこない!

 新聞の広告で『めまいは寝転がり体操で治る』(マキノ出版)の本を知ったのは、5月上旬のことです。

 早速、書店に行ってみると、めまいに関する本がたくさんあって驚きました。数ある本のなかでも、この本は、いちばん読みやすかったので、すぐに購入しました。

 本を読んで、私のめまいは、良性発作性頭位めまい症に該当すると思いました。そこで試したのが、「寝返り体操」です。
 本には、朝と晩の1日2回行うように書かれていましたが、私は、起床時だけ行いました。横になって寝返りを打つだけの簡単な体操なので、ほんとうに効果があるかどうかは、正直、半信半疑でした。

 しかし、こうして1日1回、寝返り体操を続けたところ、10日後には、めまいに襲われる頻度が激減したのです。
 めまいに襲われたとしても、地震のようにグラグラと揺れるものではなく、少しフラッとする程度の、軽い症状で済むようになりました。

 薬を飲む量も減りました。もともと薬が嫌いだったので、これには大助かりです。
 また、私は、メモ程度の日記をつける習慣がありますが、5月19日以降の日記には、「めまい」という言葉がひと言も出てきません。それ以前の日記には、必ずといっていいほど毎日、めまいのことが書かれていました。つまり、日記に書く必要がないほど、めまいのことが気にならなくなったのです。

 こうして、めまいが大改善すると同時に、寝返り体操もやめてしまいました。でも、今のところ、激しいめまいが再発することはありません。
 現在、めまいは、9割5分はよくなったという実感があります。忙しい日々が続くと、ごくたまに軽いめまいが起こる程度です。
 今後、万が一、めまいが悪化したとしても、「また寝返り体操をすればよくなる」と大きな気持ちで構えています。

 そういえば、友人の旦那さんが、めまいに悩んでいるという話を聞き、寝返り体操を勧めました。まだ、その後どうなったかわかりませんが、毎日続ければ、私と同じように、きっと効果が現れるだろうと予想しています。

めまいの再発予防に 毎日少しでも続けよう(聖マリアンナ医科大学耳鼻咽喉科教授 肥塚 泉)

 富永さんは寝返り体操を続けることで、順調に回復されました。良性発作性頭位めまい症は、再発することがあります。回数を減らしてもいいので、体操は毎日続けましょう。
 この病気は、中高年の女性が発症しやすい病気です。ところが、老化や耳の持病によるめまいなどのように、誤診も多く見られます。回転性のめまいが起こったら、医師に次のように伝えるといいでしょう。
「最近、骨がもろくなっています。良性発作性頭位めまい症は、大丈夫でしょうか?」
 こういえば、医師はそれを視野に入れて診察するため、適切な治療を受けられます。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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