【キーン、ジージー】幼少期からの耳鳴りが「耳たぶさすり」で改善

【キーン、ジージー】幼少期からの耳鳴りが「耳たぶさすり」で改善

私は幼いころから、耳鳴りの症状がありました。今思えば、そのきっかけとなったのは小学生のときに発症した中耳炎でしょう。【体験談】愛知県◎41歳◎主婦 金田やすえ(仮名)


会話に支障を来すほど 高音が聞き取りづらい

 私は幼いころから、耳鳴りの症状がありました。今思えば、そのきっかけとなったのは小学生のときに発症した中耳炎でしょう。病院で治療を受けて、中耳炎の症状は治まりました。しかし、それ以来、キーンという高音やジージーという虫の鳴き声のような音が、耳の中で鳴り響くようになったのです。

 ただ、そのときは子供だったので、まさか自分の耳が異常だとは思いません。その状態が普通だと疑わず、特段気にすることもなく過ごしていました。

 しかし時折、周りの子と比べて自分の耳は少しおかしいのでは、と感じることもありました。例えば、夏に外で遊び回っているときに聞こえてくるセミの鳴き声です。
 外でジージーと大音量でセミが鳴いていても、友人のなかで私だけ気づかないことが多かったのです。私の耳の中ではセミの鳴き声のような音がいつも鳴り響いていたので、その違いに気がつかなかったのでしょう。

 セミが何十匹と鳴いているような場所に行けば、さすがに鳴き声を認識できました。しかし1匹程度の鳴き声には、全く気がつきません。今思えば、それほど耳鳴りの症状はひどかったのでしょう。

 はっきりと異常を自覚するようになったのは、20歳のころに受けた健康診断の聴覚検査での結果です。左耳の聴こえが悪くなっていることを指摘され、耳鼻科で一度精密検査を受けてみるように勧められました。

 そして、耳鼻科の検査の結果は、左耳の難聴。特に高音が聞き取れなくなっているとのことでした。確かに思い返してみると、他人と比べて会話が中断することが多かったように思います。相手の言葉がよく聞き取れず、あいまいな返事をしてしまったり、たびたび聞き返してしまったりすることが多々あったためです。

 けっきょく、耳鼻科では原因がわからなかったため、ろくに治療もしてもらえませんでした。しかし子供のときからの症状だったので、それでもいいかと内心あきらめていたのです。

→20秒「耳たぶさすり」のやり方はこちら

人の声が 聞き取りやすくなった!

 そんな気持ちが変化したのは、今から5〜6年前のこと。知人が耳の悩みで通院していた、たけちはり灸院を紹介され、それを機に、一度治療を受けようと思ったのです。
 そして治療を受けたときに、耳鳴りの改善に役立つ方法として教えてもらったのが、「耳たぶさすり」です。動作自体はとても簡単で、全く苦にはなりません。

 それ以来、私は先生に勧められるままに、耳たぶさすりを毎日行うように心がけました。必ず行うのは、就寝前です。耳たぶさすりを行うと体がリラックスして、ぐっすりと眠りにつくことができます。

 このように耳たぶさすりを毎日続けて、半年ほど過ぎたころでしょうか。ある日、以前よりも耳鳴りの音が小さくなっていることに気づいたのです。音は日を追うごとに小さくなっていきました。ついにはキーンという高音が聞こえなくなり、続いてジージーという虫の鳴き声のような音も消えたのです。

 なにしろ子供のときから当たり前と思っていた音が聞こえなくなったのですから、驚きました。そして聞こえなくなってから初めて、今まで鳴り響いていた耳鳴りの音の大きさ、煩わしさを実感した気がします。おかげで人の声も聞き取りやすくなり、会話もスムーズです。

 今でも疲れがたまると、耳に違和感を覚えるときがあります。そんなときは耳たぶさすりを行い、症状の予防に努めています。これからも、耳たぶさすりを続けていくつもりです。

根気よく続けたことが 早期改善につながった(たけちはり灸院院長 武智大輔)

 一般的に耳鳴りや難聴といった症状は、発症してから早期に治療するのが鉄則です。しかし金田さんの場合は幼少期からの症状だったので、治療には時間がかかると予想していました。
 しかし、耳たぶさすりを根気よく毎日続けたことがよかったのでしょう。半年ほどで耳鳴りは改善し、その治療効果の早さには私自身も驚かされました。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連するキーワード


耳鳴り 難聴 めまい

関連する投稿


【足裏マッサージの効果】もんで血流をよくすると体の不調は解消できる! 難しく考えないのがポイント

【足裏マッサージの効果】もんで血流をよくすると体の不調は解消できる! 難しく考えないのがポイント

立ったり、歩いたり、走ったり……人が生きている間、ずっと体重を支えている「足」は「第2の心臓」と呼ばれるほど脳や体、心に関与している部位です。足を正しく、しっかりケアすることが健康寿命を伸ばすうえで何よりもたいせつなことなのです。【解説】行本昌弘(官足法友の会会長)


【体験談】ひどいめまいが「ニンニク油」で解消 血管狭窄も改善し、12kg痩せた!

【体験談】ひどいめまいが「ニンニク油」で解消 血管狭窄も改善し、12kg痩せた!

当時、私は認知症になった夫の介護、夫の会社の引き継ぎ、家事と、忙しい毎日でした。たびたび吐き気を伴う激しいめまいに襲われ、救急搬送されたこともあります。ニンニク油をとるようになってまず感じたのは、冷え症の改善です。そして気がついたら、あれほどつらかっためまいが消えていました。【体験談】今井美智子(主婦・82歳)


【認知症・物忘れを改善】ニンニク油で脳を活性化すると脳外科医が太鼓判

【認知症・物忘れを改善】ニンニク油で脳を活性化すると脳外科医が太鼓判

ニンニク油は、脳の健康維持や生活習慣病の予防など、さまざまな効果を期待できるすぐれた食品です。ニンニクとオリーブオイルだけで手作りできるので、安価で手軽に続けられます。患者さんにお勧めしたところ、頭痛、めまい、高血圧などが改善した例が少なくありません。【解説】篠浦伸禎(都立駒込病院脳神経外科部長)


【ワキガ手術の術後臭】アポクリン腺をとっても消えない体臭が「耳もみ」で改善 私は糖尿病と痛風が改善した

【ワキガ手術の術後臭】アポクリン腺をとっても消えない体臭が「耳もみ」で改善 私は糖尿病と痛風が改善した

ペインクリニックで、痛みを取る治療法として頻繁に行われる「星状神経節ブロック療法」をご存じの人も多いことでしょう。耳の中央付近には、「星状神経節」に対応する反射点があります。この反射点を刺激すれば、先の星状神経節ブロック療法と似た効果を得られるのではないかと私は考えたのです。【解説】塚見史博(塚見鍼灸治療室院長)


【耳鳴り・難聴】予防・改善には「ミネラル」の補給とツボ刺激「耳輪ゴム」が有効

【耳鳴り・難聴】予防・改善には「ミネラル」の補給とツボ刺激「耳輪ゴム」が有効

耳鳴りや難聴、めまいの原因はさまざまあります。私の鍼灸整骨院に来られる、それらの患者さんに共通するのは、カルシウムやマグネシウム、亜鉛などの「ミネラル不足」です。ミネラルの補給とともに耳鳴りや難聴の予防・改善のために行っていただきたいのが、家庭で簡単にできる「耳輪ゴム」です。【解説】穂園秀一(ほぞの鍼灸整骨院院長)


最新の投稿


【足裏マッサージの効果】もんで血流をよくすると体の不調は解消できる! 難しく考えないのがポイント

【足裏マッサージの効果】もんで血流をよくすると体の不調は解消できる! 難しく考えないのがポイント

立ったり、歩いたり、走ったり……人が生きている間、ずっと体重を支えている「足」は「第2の心臓」と呼ばれるほど脳や体、心に関与している部位です。足を正しく、しっかりケアすることが健康寿命を伸ばすうえで何よりもたいせつなことなのです。【解説】行本昌弘(官足法友の会会長)


【足裏のもみ方】認知症や突発性難聴が改善した!コツは足指まで「すきまなく、深く」

【足裏のもみ方】認知症や突発性難聴が改善した!コツは足指まで「すきまなく、深く」

足をもむ官足法は自分でできます。実践すれば必ず健康になります。「足をもめば健康になる。よくなるまでやり抜く」という自信と強い気持ちを持ち、ぜひ足もみを健康づくりにお役立てください。ここでは、脳・目・耳に効く足のもみ方をご紹介しましょう。【解説】行本昌弘(官足法友の会会長)


【男性不妊の原因と治療法】妊活中の男性 禁欲しても精子は増えず タイミングと回数がカギ

【男性不妊の原因と治療法】妊活中の男性 禁欲しても精子は増えず タイミングと回数がカギ

何回も射精をくり返すと精子の数が減る、という心配は無用です。禁欲期間が長すぎると、精子の運動率が低下するうえ、精子のDNA損傷率も高くなることがわかっています。【解説】今井健(GAIA鍼灸整骨院院長・柔道整復師・鍼灸師) 【監修】吉田壮一(よしだレディースクリニック院長)


眼科医推奨「視界スッキリ薬膳」目の不調を改善する食品とは

眼科医推奨「視界スッキリ薬膳」目の不調を改善する食品とは

目にまつわる多くの症状の根本原因は、血液の質と血流の低下です。心臓から送り出された質のいいきれいな血液が全身をスムーズに巡り、毛細血管にきちんと行き届けば、目の症状は改善に向かいます。【解説】小栗章弘(おぐり眼科名古屋院・長浜院理事長)


血流アップで視界スッキリ“目にいい食事” 眼科医推奨薬膳レシピ(1)

血流アップで視界スッキリ“目にいい食事” 眼科医推奨薬膳レシピ(1)

老眼、近視、緑内障や白内障、黄斑変性にドライアイ……眼科の諸症状は、目薬などの局所的なケアで治る、と思っていませんか?それでは、根本的な改善は望めません。【解説】小栗章弘(おぐり眼科名古屋院・長浜院理事長)【料理】MICHIKO(食養生士・料理研究家)