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【酢玉ねぎの基本レシピ】食後血糖値が下がり、糖尿病の合併症予防効果あり

【酢玉ねぎの基本レシピ】食後血糖値が下がり、糖尿病の合併症予防効果あり

タマネギを酢に漬けて作る「酢タマネギ」には、さまざまな健康効果があります。特に、糖尿病のタマネギの有効性は古くから報告されており、私も2回にわたり、糖尿病の臨床試験を行っています。【解説】齋藤嘉美(元東京大学医学部講師、介護老人保健施設むくげのいえ施設長)

解説者のプロフィール

齋藤嘉美
1932年、東京都生まれ。
東京大学医学部卒業。
東京大学医学部講師を退官後、西新井病院内科医師などを経て、現職。
日本脈管学会評議員。
タマネギの健康効果研究の第一人者としても知られる。

タマネギで断薬できた例もある

 タマネギを酢に漬けて作る「酢タマネギ」には、さまざまな健康効果があります。
 特に、糖尿病のタマネギの有効性は古くから報告されており、私も2回にわたり、糖尿病の臨床試験を行っています。
 1回目は10例で16週、2回目は22例で24週、タマネギ40g相当の濃縮乾燥粒を飲んでもらい、4週間ごとに食後血糖値とヘモグロビンA1cを測定しました。
 どちらの試験でも共通したのは、平均280mg/dl以上あった食後血糖値が、4週間で有意に下がり、16週以降は平均200mg/dlまで下がったことです。200mg/dlであれば境界型の領域です。
 また、8以上あったヘモグロビンA1cは、12週以降で7以下にコントロールでき、6例は薬をやめることができました。血糖値が下がったのも、こうしたタマネギの効果が得られたためと考えられます。
 また、体重が減少したのは、酢タマネギによる悪玉コレステロールや中性脂肪の低下作用が関与していると考えられます。食事の栄養バランスや、食べる量にも注意すれば、さらなる血糖値の低下が期待できるでしょう。

酢タマネギの作り方

食事制限が原因のストレスも和らげる

 また、糖尿病になると、食事制限や合併症の不安などのストレスがかかります。そのせいでさらに血糖値が上がってしまうという悪循環に陥ることがあります。酢タマネギにはストレスを和らげる作用もあるので、その点からもお勧めです。
 なお、糖尿病の合併症の危険は、血糖値が高い状態が続いたときに高まります。血糖値が最も上がるのは食後なので、このときの血糖値が低くなれば、合併症の予防にもつながります。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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