MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
【便秘・ガス腹】足の反射区 網目状のシワをもむと便秘や下痢、ガス腹に効果

【便秘・ガス腹】足の反射区 網目状のシワをもむと便秘や下痢、ガス腹に効果

足にある「腰椎」の反射区に現れる縦ジワや網目状のシワは、便秘や下痢、ガス腹など腸の慢性的なトラブルがある、または以前に機能的なトラブルがあったことを示しています。【解説】市野さおり(看護師・リフレクソロジスト)

足にある「腰椎」の反射区


《体の状態チェックリスト》
□ 腰が痛んだり、重く感じたり、トラブルがある
□ 腸の調子が悪い

《心の状態チェックリスト》
□ 愛される自信がない
□ 自分は劣っている、適応性に欠けていると
 思い込みがち
□ 古い心の傷が、たびたびうずく
□ 私を傷つけたり裏切ったりする人を、
 なぜか好きになってしまう

体の状態

腰痛、便秘、下痢

 背骨の腰の部分のカーブが、「腰椎」の反射区です。ここにしこりや変形などがあると、慢性的な腰の疲れや痛みに悩まされている可能性が高いと言えます。

 また、「腰椎」の反射区に現れる縦ジワや網目状のシワは、便秘や下痢、ガス腹など腸の慢性的なトラブルがある、または以前に機能的なトラブルがあったことを示しています。

心の状態

ため込んだ悔しさ、劣等感

 会話の中で「どうせ……」「私なんか……」と自己肯定感の低い発言をつい口にしてしまうのが、「腰椎」の反射区に変形やしこりなどがあるかたの特徴です。

 腸は重要な消化器官で、便、汚い言い方をするとクソという老廃物を生み出し、排出しています。腸の動きが悪くなると、クソが停滞するわけですが、心理面でも「クソ〜、悔しい」という感情がたまってくると言えます。

もみ方

「腰椎」の反射区に現れているシワを広げたり、しこりをほぐしたりする要領でもみましょう。右足、左足の順にもんでください。
 反射区の中でコリコリした感触や、小石のような異物感を感じる場所があれば、イタ気持ちいい程度の力でそのポイントを10秒間押し続けましょう。

 もしかしたら、あなたの過去へのこだわりやため込んだ怒り、心のしこりが、反射区に表れているのかもしれません。そう思って、ゆっくりともみほぐしていくと、腰の痛みも腸の不調も改善しやすくなるでしょう。「腰椎」の反射区を見て、もんで、自分の心の状態に気づくことが、体調にも大きな影響を与えるのです。

反射区をもみほぐす
※反射区の骨を直接押すのではなく、側面の筋肉を足の裏側から、骨に当てこむようにして押すのがポイント

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この記事のエディター
関連記事
納豆を毎日食べるようになったとき、最初に実感できるのは、便通の改善でしょう。それもそのはず。納豆には、腸内環境を整えるための働きや成分がそろっているからです。腸内において納豆菌は、活性酸素を分解する酵素と、善玉菌のえさとなる栄養分を作りだし、善玉菌の増加を強力にサポートします。【解説】河埜玲子(済生会松阪総合病院医師・料理家) 
日本の発酵食品(しょうゆ、みそ、日本酒など)を作る上で、こうじはなくてはならないものです。こうじは、蒸した米や麦、大豆などに、こうじ菌という微生物を繁殖させたものでこうじ菌が作った栄養成分がぎっしり詰まっています。こうじについては多少の知識がありますので、少しお話しさせてください。【解説】浅利妙峰(糀屋本店女将) 
「いつもおなかが張って苦しい」「下腹がポッコリ出ている」という人は、「大腸下垂」の可能性が非常に高いと言えます。便秘やガス腹を引き起こす大腸下垂の予防・改善には、腹筋、骨盤底筋を鍛えましょう。私がお勧めするのは、雑巾がけやおしりの上げ下げなどです。【解説】金子実里(金子病院副院長) 
人間本来の解毒作用による毒素の排出は、75%が便からで、20%弱が尿からといわれています。残りが汗、毛髪、爪からの排出です。ですから、健康を考える上で「便をスムーズに出す」ことは非常に重要だといえるのです。【解説】堀田忠弘(堀田医院院長)
食べ始めて4日ほどたった頃、劇的な変化がありました。1日おきだったお通じがなんと1日2回になったのです。朝食をとると、すぐトイレに行き、日中にもう1回お通じがあります。便秘解消のおかげか、吹き出物がなくなり、肌がきれいになりました。また、寝起きに起こっていた鼻づまりもなくなりました。【体験談】藤田久美子(主婦・60歳)
最新記事
熱中症は7月8月の日中に最も多く見られます。熱中症は、乳幼児から高齢者まであらゆる年代で起こる病気です。なかでも高齢者は重症化する場合が多いのです。また服薬や持病のある方も熱中症にかかりやすいリスクがあるといえるでしょう。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
熱中症は私たちの日常生活の中での注意や工夫で予防することができます。たとえば、服装です。また、水分補給についても、実は「水分」だけを補給するのではいけません。そのほかに、エアコン等の空調の使い方のコツなどをご紹介します。【解説】大澤直人(高知大学医学附属病院老年病・循環器内科)
手洗いの時間の目安は、おおよそ30秒。次のような手順で洗っていくと、少なくともそれくらいの時間が必要であることが実感できるでしょう。
新型コロナウイルスには、まだ特効薬やワクチンはなく、感染しないための予防法を徹底することが重要です。自分一人ひとりができる感染症対策のポイントをチェックしてみましょう。
コンブを水に漬けて冷蔵庫で10日ほど発酵させ、乳酸菌と酵母を培養する「コンブ酵母」が話題になっています。コンブ特有のにおいが軽減し、旨みが濃くなるので、そのまま飲んでも、料理に使ってもよし!食生活に取り入れる人が急増中です。コンブ酵母の作り方と、コンブ酵母の活用レシピをご紹介します!【レシピ】COBOウエダ家

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt
get_app
ダウンロードする
キャンセル