【私のゆるやか糖質制限】10kg以上のダイエットに成功し糖尿病が大改善!薬もやめられた

【私のゆるやか糖質制限】10kg以上のダイエットに成功し糖尿病が大改善!薬もやめられた

私は糖尿病で、ビクトーザという治療薬を1日1回注射、主食を1食抜く糖質制限食を行っていましたが、なかなか痩せず、ダイエット入院をしました。200mg/dl以上の血糖値が退院後1ヵ月で140mg/dl以下に、ヘモグロビンA1cは7%台から6%台に下がり薬を中止できました。【体験談】上田智之(仮名・会社員・60歳)


糖質制限食は、主食は1回、おかずは糖質の多いものは避けるというルールを守るだけ

 糖尿病と診断されたのは、20年近く前のことです。数年前からは通院し、ビクトーザという治療薬を、1日1回注射し、主食を1食抜く糖質制限食を行っていました。
 体重は83kg(身長は172cm)から74kgまで落ちたのですが、ここからまったくやせなくなり、血糖値も安定しませんでした。
 このまま薬漬けになったらどうしようと、悩んでいたとき、担当医が前川智先生になり、先生からダイエット入院を勧められたのです。

 そこで昨年5月の終わりから、1週間入院しました。新たに始めた糖質制限食では、主食を二食抜きます。わずか7日間で、5kgも減量できました。
 入院中、正しい糖質制限のやり方を勉強できたので、退院後の食事の管理もらくになりました。自宅では、朝食と夕食は野菜+魚か肉、豆腐、納豆などのおかずを食べます。昼食は主食としてコンビニのおにぎり1個を食べ、ほかには唐揚げなどのおかずを組み合わせました。

 以前、同病院で指導されたカロリー制限食は、カロリー計算がわずらわしく、実行しづらいのが難点でした。一方、糖質制限食は、主食は1回、おかずは糖質の多いものは避けるというルールを守るだけ。
 おかずは普通の量を食べることができましたし、糖質カットのビールや、焼酎のお湯割りで晩酌もできたので、ストレスも飢餓感もなく続けることができました。
 おかげで退院後の2ヵ月でさらに5kgやせ64kgになりました。ウエストサイズは88~90cmだったのが79~80cmに。よく動ける体になりました。

 入院前、食後1時間の血糖値は200mg/dl以上ありましたが、退院後1ヵ月で140mg/dl以下に落ち着き、ヘモグロビンA1cは7%台から6%台に下がりました。血糖値が安定したので、薬を中止できました。
 薬を使わなくなったことが、なによりもうれしいです。これからも、糖質制限食を続け健康を保ちたいと思います。

患者さんの8割に効果。糖尿病の薬を減らしたり、やめたりすることも可能(新潟労災病院消化器内科部長 前川智)

 ダイエットや血糖値の改善を目的とする糖質制限は、長続きしなければ意味がありません。仕事をしている人は、上田さんのようにコンビニ食や外食をうまく組み合わせるのも手です。飲酒もビールなど糖質の多いものを避け、適量であれば問題ありません。
 私の提唱する糖質制限は、がまんが少なく、続けやすいのが特徴です。しかも、患者さんの8~9割は、上田さんと同様に糖尿病の薬を減らしたり、やめたりできています。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

この健康情報のエディター

関連する投稿


【ケトン体ダイエット】医師お勧めの方法は「バターコーヒー」インスタントでもOK

【ケトン体ダイエット】医師お勧めの方法は「バターコーヒー」インスタントでもOK

テレビ番組で、私が勧めるダイエット法が紹介されました。番組では「8:16時間ダイエット」という呼び名で、双子のお笑い芸人「ザ・たっち」の弟、かずやさんが挑戦しました。8: 16時間ダイエットを成功させるための力強い味方として最適なのが、バターコーヒーです。【解説】片山成二(かたやま脳外科内科クリニック院長)


【糖尿病専門医】 「ミルク酢ごはん」は血糖値が上がりにくい

【糖尿病専門医】 「ミルク酢ごはん」は血糖値が上がりにくい

私は、「なるべく多くの患者さんが幸せになれる治療法」をモットーに、日々、診療にあたっています。患者さんにガマンを強いる「食事制限」ではなく、おいしく食べながら体の状態をコントロールする「食事調整」であるべきだと、私は考えています【解説】原島伸一(京都大学大学院医学研究科 糖尿病・内分泌・栄養内科学講師)


【肥満症】減量手術の適応条件は?保険適応は?

【肥満症】減量手術の適応条件は?保険適応は?

肥満に対する治療で、「減量手術」が行われることがあります。減量手術は、単にやせたいからという理由で受けるようなものではなく、合併症のある高度肥満、かつ通常の治療では効果のない人が対象となり、日本でも2014年に術式の一つが保険適用になりました。【解説】大城崇司(東邦大学医療センター佐倉病院消化器外科講師)


秋元才加 腹筋の秘密【筋トレ&食事法】体型維持と腰痛改善に(女医・松宮詩依 対談)

秋元才加 腹筋の秘密【筋トレ&食事法】体型維持と腰痛改善に(女医・松宮詩依 対談)

筋肉があるとよい姿勢になるし、肩こり、腰痛、ひざ痛などのケアにもなります。(秋元)糖尿病や認知症を防ぐホルモンが筋肉から出ているという最新研究もあります。(松宮)【対談】秋元才加(女優・タレント)・松宮詩依(天現寺ソラリアクリニック院長)


ミネラルスープで2型糖尿病・メタボを予防!漢字で「鎂」と表す栄養素は何?

ミネラルスープで2型糖尿病・メタボを予防!漢字で「鎂」と表す栄養素は何?

毎日しっかりとっていると、糖尿病(2型)の発症リスクが最大47%、メタボリック症候群の発症リスクが31%減ると最近の研究で判明した、漢字で「鎂」と表す栄養素はなんでしょう。答えは「マグネシウム」。必ず食事から摂取しなくてはならない必須・主要ミネラルの一つです。【解説】横田邦信(東京慈恵会医科大学客員教授)


最新の投稿


【野球肘】肩が痛い ひじが痛い 症状を改善・予防するストレッチの方法

【野球肘】肩が痛い ひじが痛い 症状を改善・予防するストレッチの方法

体の柔軟性を保つには、ストレッチを行うことが重要です。練習や試合のあった日はもちろん、休養日にも必ずストレッチを行い、柔軟性を保ちましょう。前項のチェックで硬さがあった場合はもちろん、硬さがなくてもストレッチは必ず行ってください。【解説】山本智章(新潟リハビリテーション病院院長)


注目のシンバイオティクス!発酵あんこは腸内環境を改善する効果がある

注目のシンバイオティクス!発酵あんこは腸内環境を改善する効果がある

発酵あんこの魅力は、それが「シンバオイティクス」であることです。シンバイオティクスとは、腸の善玉菌を増やすなど、人体によい影響を与える有用菌と、そうした菌のエサになる、食物繊維やオリゴ糖などをいっしょに取ることです。【解説】関由佳(内科医・味噌ソムリエ・メディカルフード研究家)


【腰痛の原因】食べすぎやストレスによる肝臓疲労 対策は「足首回し」

【腰痛の原因】食べすぎやストレスによる肝臓疲労 対策は「足首回し」

腰痛や肩こりは、体のゆがみによって起こります。その原因を探ると、なんと約8割の人は、肝臓に疲労がたまっていることが、私の長い施術経験からわかりました。肝臓の疲労のしかたによって、体は右肩上がりになったり、左肩上がりになったりします。それが、痛みの原因になるのです。【解説】田川直樹(快風身体均整院院長)


女性のための簡単筋トレダイエット【バストアップ・二の腕やせ】のコツ

女性のための簡単筋トレダイエット【バストアップ・二の腕やせ】のコツ

「手合わせ筋トレ」は、手のひらを合わせて全力で押し合うだけの、シンプルな筋トレです。動きは簡単ですが、筋肉を意識しながらゆっくり行えば、大きなトレーニング効果が得られます。最初はあまり変化を感じないでしょう。しかしそこを過ぎると、体は目に見えて変わっていきます。【解説】岡田隆(バズーカ岡田・日本体育大学准教授)


昆布酵母のおかげで減塩でも美味しい!薄味で胃腸に優しい手料理に家族が大満足

昆布酵母のおかげで減塩でも美味しい!薄味で胃腸に優しい手料理に家族が大満足

私は食べ歩きが好きで、おいしい物やお店を、インターネットで探すことがよくあります。ウエダ家さんの酵母パンを見つけたのも、インターネットでした。「油も砂糖も使わない天然酵母パン」に興味がわき、すぐにウエダ家さんのパン作り講座に通い始めました。もう10年になります。【体験談】多羅裕子(62歳・主婦)