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子どもの近視(仮性近視)がよくなった!手作りの「クコの実酢」が効果

子どもの近視(仮性近視)がよくなった!手作りの「クコの実酢」が効果

私は子どもの頃から目が悪く、中学生時代にはすでにメガネを使っていました。最近は視力を測っていませんが、最後に測定したときは左右とも裸眼で0・06だったと思います。メガネなしでは、15㎝も離れたら、もう視界がボヤけてしまう状態です。【体験談】古澤ゆかり(仮名・団体職員・37歳)

甘酸っぱいクコの実酢は子どもたちにも好評

 私は子どもの頃から目が悪く、中学生時代にはすでにメガネを使っていました。
 最近は視力を測っていませんが、最後に測定したときは左右とも裸眼で0・06だったと思います。メガネなしでは、15㎝も離れたら、もう視界がボヤけてしまう状態です。
 おまけに、3人目の子どもを出産してからホルモンのバランスがくずれたのか、痛みを感じるほどの目の疲れに悩まされるようになりました。

 私は仕事で一日中パソコンを使っています。こうした生活習慣も、目への負担が大きかったのだと思います。
 このひどい疲れ目が、クコの実酢を食べ始めてから、かなり軽くなってきたのです。

 我が家でクコの実酢を作るようになったのは、1年ほど前からです。更年期に関する本の中で「クコの実は目によい」と知り、関心を持ったのがきっかけでした。

 私はもともとドライフルーツが好きで、それまでにもクコの実をときどき食べていました。そこで、クコの実が目にいいなら、意識して多めに食べてみようかと思ったのです。
 また、ちょうど同じ頃、当時小学校3年生だった長男の目が悪くなり始めたのも気になっていました。長男が、眼科で仮性近視と診断されていたのです。

 そこで、子どもたちと一緒に、クコの実を食べてみることにしました。クコの実は、まとめ買いするほうが割安で買えるので、インターネットの通販で購入しています。

 当初は本で紹介されていたとおりに、15粒ほどのクコの実をお湯に浮かべたものを飲んでいました。ただ、私自身が飲むにはいいのですが、プニプニとした食感があるだけでおいしいとは言えず、子どもが進んで飲む味ではありませんでした。

 そこで、子どもでも食べやすくなるよう、クコの実をハチミツとお酢に漬けてみることにしたのです。

クコの実酢の作り方

 作り方は目分量で、クコの実を保存用のガラス瓶に9分目まで入れます。そこへ、8分目くらいまで漬かるようにハチミツをたっぷりと注ぎます。

 最後に、残った空間を埋めるように純米酢を加えます。純米酢の量は、全体の1割程度でしょうか。純米酢は保存性を高めるために加えています。

 このまま1週間、常温で置けば、クコの実酢の完成です。

 クコの実は、多少甘酸っぱさはあるものの、それだけだとハッキリとした味のあるものではありません。

 しかし、ハチミツと酢に漬けることで、甘酸っぱさが引き立ち、軟らかく食べやすくなります。ハチミツたっぷりの甘いクコの実酢は、子どもたちにも好評でした。

 あらかじめ保存用ビンをきちんと煮沸消毒しておけば、クコの実酢は、常温で少なくとも半年くらいは保存できるようです。ただ、子どもたちが喜んで食べるため、我が家ではいつも1~2ヵ月ほどで食べ切ってしまいます。

ヨーグルトにかけると子どもたちも大喜び

「物が見えづらい」と訴えなくなった

 クコの実酢は、漬け液ごとヨーグルトにかけていただきます。クコの実の赤色が映えて見た目にもきれいですし、なによりおいしいので、子どもたちも嫌がらずに食べてくれます。

 週に2日、小さじ1杯程度を食べていたところ、私の目の疲れは、気づいたときには軽くなっていました。

 以前の私は、仕事が終わった夕方には眉間が痛むほど目が疲れていました。親指の腹で眉のつけ根をマッサージしたり、レンジで温めるタイプの目元用ホットマスクもよく使ったりしていました。

 その眉間の痛みが、クコの実酢を食べだしてからいつの間にか消えていたのです。気づいたときには眉間のマッサージの回数が減っていました。目の疲れもさほど気にならなくなったため、ホットマスクは、今では必要なくなりました。

 クコの実酢を食べ始めてから、長男の仮性近視も改善しています。左右とも0・3だった視力が、1ヵ月半ほどで0・6まで上がったのです。

 ここ最近は眼科へ行っていないので、現在の長男の正確な視力はわかりません。ただ、仮性近視と診断された当初のような「物が見えづらい」という訴えはなくなりましたので、視力は下がっていないのではないかと考えています。

 長男は、クコの実酢を食べるのと並行して、目薬をさしたり、眼筋トレーニングを行ったりもしていたので、相乗効果が得られたのではないかと感じています。

 40代半ばになると、老眼や飛蚊症のリスクが上がってくると聞きます。その予防と、子どもたちの視力を守るために、この先もクコの実酢を作って、家族で食べていくつもりです。

ブルーライトの害から目を守るクコの実酢(木暮医院漢方相談室薬剤師 井上正文)

 パソコンやスマートフォンの画面から出る光には、ブルーライトと呼ばれる非常に強いエネルギーを持った光の成分が含まれています。ブルーライトは網膜にまで達して、紫外線と同様に目に負担をかけ、眼精疲労やかすみ目などを招くのです。

 クコの実に含まれるゼアキサンチンという成分は、目の中でサングラスのように働いて、高い抗酸化作用でブルーライトの悪影響をさえぎってくれます。 ご家族みんなの目を守るために、ぜひ今後もクコの実酢をご活用ください。

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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