MENU
医療情報を、分かりやすく。健康寿命を、もっと長く。医療メディアのパイオニア・マキノ出版が運営
【五十肩の改善】腕の付け根をもむと腕が上がる!

【五十肩の改善】腕の付け根をもむと腕が上がる!

五十肩の人は、肩を構成する肩甲下筋が腫れ、硬直していることが多いのです。大円筋を刺激すると、肩甲下筋のこわばりを緩めることができます。五十肩の人が、腕のつけ根もみをやると、その場で腕がスッと上がることもあります。【解説者】班目健夫(青山・まだらめクリニック院長 自律神経免疫治療研究所所長)

つまずきや転倒を招く猫背の矯正に役立つ

背中の上部にある肩甲骨周辺は、血流が滞りやすく、こりやすい部位です。

肩甲骨周りのコリは、肩の不快感や、腕が上がりにくい、という症状で現れます。
また、上半身のだるさも、肩甲骨のコリが原因の場合が多いのです。

さらに、肩甲骨の周辺の筋肉が緊張すると、姿勢が悪くなり、猫背になる傾向があります。
背中が丸くなると、内臓が圧迫されて、食欲不振や便秘などを誘発するばかりでなく、つまずきや転倒の原因にもなります。

「年のせい」とあきらめず、いい姿勢を取り戻しましょう。
肩甲骨のコリの改善に最適なのが、腕のつけ根もみです。

大円筋は、腕のつけ根にあります。
大円筋をもむと、肩周りの9種類の筋肉に、同時に刺激が伝わります。

また、三角筋、棘上筋など、肩甲骨に付着する筋肉の拮抗筋となっているので、肩を構成する多数の筋肉を緩めることができるのです。
その結果、腕を上げやすくなって、姿勢もよくなります。
大胸筋も緩んで血流が改善するため、上半身のだるさも解消してきます。

五十肩(肩関節周囲炎)の改善にもお勧めです。

五十肩は、突然、肩関節に激しい痛みが生じます。
3〜6ヵ月で痛みは軽減しますが、肩関節の動きが悪くなり、肩や腕が上がらなくなります。

五十肩の人は、肩を構成する肩甲下筋が腫れ、硬直していることが多いのです。
大円筋を刺激すると、肩甲下筋のこわばりを緩めることができます。

五十肩の人が、腕のつけ根もみをやると、その場で腕がスッと上がることもあります。

腕のつけ根もみのやり方

解説者のプロフィール

班目健夫
1954年、山形県に生まれる。1980年、岩手医科大学医学部卒業後、同大学院進学、第一内科入局。
1984年、医学博士号取得。2004年より東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック講師。
2011年、青山・まだらめクリニック自律神経免疫治療研究所を開設。
西洋医学の専門領域は内科、肝臓学、消化器内科。西洋医学と東洋医学のいいところを取り入れた統合医療を実践している。

●青山・まだらめクリニック
https://www.dr-madarame.com/

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

関連記事
「脊柱管狭窄症」「椎間板ヘルニア」などの改善のために行われる従来の脊椎手術は体への負担が大きく、後遺症が生じることもあります。そうした中、後遺症をほとんど残さない、新たな手術法が注目されています。【解説】白石健(東京歯科大学市川総合病院整形外科教授)【取材】山本太郎(医療ジャーナリスト)
更新: 2019-05-20 18:00:00
背骨のなかでも重要なのが頸椎、つまり首です。首の骨は重い頭を支えているため負担が大きく、ゆがみが生じやすいものです。背骨の出発点である頸椎のゆがみは、背骨全体のゆがみを引き起こします。それが、首の痛みばかりか、腰痛やひざ痛なども誘発するのです。【解説】三野喜邦(シンキュウタカオ院長)
更新: 2019-05-16 10:00:43
首がこったとき、こっている部位をもんだり押したりしていませんか? 実は、そうするとかえってこりや痛みを悪化させてしまうことがあります。首は前後左右に倒したりひねったりできる、よく動く部位です。そして、よく動くからこそ、こりや痛みといったトラブルを招きやすいのです。【解説】浜田貫太郎(浜田整体院長)
更新: 2019-04-21 18:00:00
患部に痛みがあったり、炎症があったりする場合、腰や首をもんでも効果が出ないばかりか、かえって逆効果になることも多いのです。こうしたケースで大いに役立つのが、今回紹介する耳への刺激です。【解説】能見登志惠(とちの実健康倶楽部クリニック医師)
更新: 2018-11-24 07:00:00
名前を呼ばれて振り向いたり、何かを見上げたり見下ろしたりというちょっとした動作で、首に激痛が走ります。足の指回しを続けたところ、首を回したり、上下左右に振ったりしても、痛みを全く感じなくなったのです。半年後には、スポーツを再開することができました。【体験談】高田俊介(仮名・事務員・26歳)
更新: 2018-11-07 07:00:00
最新記事
私は、60歳の今も左右の視力は1・0を保っています。これまでメガネの世話になったこともありません。老眼知らずの状態をキープしている秘密は、私が毎日行っているトレーニング「目のスクワット」にあるのです。毛様体筋をほぐす効果があります。【解説】本部千博(ほんべ眼科院長)
更新: 2019-07-03 14:37:40
歩くとひざが痛くなる、腰が重くなる、どっと疲れが出る。私なら、まず「浮き指」を疑います。詳しく調査した結果、現代日本人男性の6割、女性の7割が浮き指であることがわかったのです。浮き指とは、文字どおり「足の指が浮いている」状態を指します。【解説】阿久根英昭(桜美林大学健康福祉学群教授)
更新: 2019-06-18 18:00:00
鍼灸師の私がおすすめして、皆さんにご好評をいただいている「温熱ツボ刺激」のやり方をご紹介しましょう。この温熱ツボ刺激は、男女を問わず効果があるものです。ですから、女性だけでなく、薄毛や白髪で悩む男性のかたにもぜひ試してほしいのです。【解説】横内稚乃(稚乃針灸整骨院院長)
更新: 2019-06-17 18:00:00
玉ねぎが体によいのはよく知られたことですが、なかでも、血糖値を降下させる作用が注目されています。しかし、玉ねぎを毎日食べたくても、あのツンとする刺激臭が嫌で、玉ねぎ料理は苦手という人も多いでしょう。そこでお勧めなのが、玉ねぎドレッシングです。【解説】里見英子(里見英子クリニック院長)
更新: 2019-06-16 18:00:00
慢性腰痛は、さまざまな原因によって生じます。なかでも最大の原因と考えられるのが、普段の姿勢の悪さです。加齢や運動不足、パソコンやスマホなどの習慣によって、私たちの姿勢はひどく悪いものになっています。これが、腰に負担をかけているのです。【解説】岩間良充(鍼灸整骨院ホスピスト院長)
更新: 2019-06-15 18:00:00

ランキング

総合ランキングarrow_right_alt