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【女性のための美容気功】道家養生長寿術「宮廷気功」の若返り効果がスゴイ!

【女性のための美容気功】道家養生長寿術「宮廷気功」の若返り効果がスゴイ!

中国の清朝の宮廷で、女官たちが若返りのために、ひそかに行ってきた気功、それが「宮廷気功」です。この気功を行って、肌がツルツルになったり、お通じが来たり、視力が向上したり、ウエストが細くなったりという、驚きの効果が報告されています。ご紹介しましょう。【解説】本田唯人(本田治療院院長)

解説者のプロフィール

ほんだ ただと 
1963年、神奈川県生まれ。鍼灸マッサージ師国家免許取得後、北京中医薬大学に留学。本場で鍼灸および漢方薬を学ぶ傍ら、多数の著名な老師に師事する。2000年、本田治療院開業。鍼灸マッサージ治療の傍ら、日本八卦掌協会および清朝宮廷気功研究会を設立。関東を中心に「宮廷気功」および「八卦掌」講座を開設する。DVDに「程派八卦掌」(BABジャパン)がある。八卦掌第5代門人。道家養生長寿術第21代門人。

 中国の清朝の宮廷で、女官たちが若返りのために、ひそかに行ってきた気功、それが「宮廷気功」です。
 この気功を行って、肌がツルツルになったり、お通じが来たり、視力が向上したり、ウエストが細くなったりという、驚きの効果が報告されています。ご紹介しましょう。

門外不出とされた「宮廷気功」

 今からおよそ400年前、中国の清朝の時代(17世紀初頭〜1912年)に、宮廷の貴族や女官たちの間で、若さと美しさを保つためにひそかに伝承された「宮廷気功」。

 その効果はあまりにもすばらしいので、たいせつに扱われ、宮廷の外部に伝えられることはありませんでした。長年、門外不出とされてきたこの宮廷気功を、縁あって、私は中国で学んで日本に帰国しました。

 その後、私は鍼灸師として治療を行う傍ら、宮廷気功の講習会も行ってきましたが、「1回で大きな効果が出た」とたくさんの反響がありました。

 最も多く聞かれたのが、体が温まり、肌がツルツルになるということです。そのほか、宮廷気功を続けていたら視力が上がった、白髪・薄毛が改善した、やせてきた、頑固な肩こり・腰痛が解消した、生理痛・更年期障害が消えた、うつ状態から回復したなどの報告も受けています。

視力が上がった自然にやせたと評判

 今回、紹介する「8の字呼吸」は、8種類ある宮廷気功の中の「龍游功」に当たります。その名のとおり、龍が湖から出て空へ昇るときのような動きで、体をくねらせ、つややかな舞いのような気功です。

 コツをつかめばやり方は簡単で、体の前で両手を合わせ、3つの円を描くように動かし、同時に体をくねらせます。ですから、人が1人立てるくらいのスペースでできます。

 8の字呼吸のように体を左右にくねらせる動きは、気(一種の生命エネルギー)の通り道である経絡へ働きかけて、全身の気の巡りを活発にします。こうして全身の機能がよくなるのですが、特に女性の機能を高めるのに有効なのです。中国の文献には、背骨が刺激されて姿勢がよくなったり、ウエスト・下腹が細くなったり、肌が柔らかくなったりする効果があるとされています。

 また、円を描く位置は、上丹田・中丹田・下丹田に当たります。これら3つの丹田は、気を集めて練る場所です。

上丹田…眉間で、印堂というツボがあります。中医学的には、上丹田は神(精神、意識、知恵)をつかさどるといわれています。

中丹田…両胸の間で、膻中というツボがあります。中丹田は気をつかさどるといわれています。

下丹田…へそから3寸(人さし指・中指・薬指・小指の4本の指をそろえた横幅)下で、関元というツボがあります。下丹田は精(生命の根元的なエネルギーの源)をつかさどるといわれています。

 8の字呼吸は、3つの丹田に働きかけ、全身の気の巡りを活発にするので、体内の水分の流れや血流もよくなります。その結果、精神面でも肉体面でも若返ってくるのです。

400年以上の歴史がある

 ここで簡単に、宮廷気功の歴史をご紹介しましょう。
 清朝では、国教がチベット仏教(ラマ教)となり、異教となる華山派道教の信奉者(道士)たちは弾圧を恐れました。

 そのため、秘伝の気功「道家養生長寿術」を清朝に献上したのです。宮廷では、皇帝をはじめ貴族は心身の健康法として、また、皇后や高級女官は美容・若返り法として、道家養生長寿術を取り入れました。

これが宮廷気功のルーツといわれています。

 なお、宮廷内にはさまざまな女官がいて、健康法として気功を行っていたようです。この気功が日本で「宮廷気功」として紹介されていますが、今回紹介する宮廷気功とは内容も歴史もまったく異なります。

 前に述べましたが、宮廷気功は門外不出とされ、中国の人もその存在を知ることがありませんでした。それを、なぜ日本人の私が学ぶことができたのかと言うと、私の気功の先生が道家養生長寿術(宮廷気功)の継承者だったからです。

 24年前、鍼灸師の資格を持っていた私は、鍼灸・漢方を学ぶため、北京中医学院に留学しました。
 その中で、中国武術や気功に興味を持ち、約8年間、中国の多くの先生の下で研究を続けたのです。宮廷気功については、相雪秋女史(道家養生長寿術第20代門人)から直接教えていただきました。

 8の字呼吸は、400年以上の歴史があるうえ、ふだん運動をしない人でも手軽にできて、非常に効果が高いものです。日々の生活に取り入れて、読者の皆さんにも、心身の若返りを実感していただければと思います。

「背すじがすーっと伸びますよ」とモデルの梅原さん

龍が湖から出て天へ上る動きを表す「8の字呼吸」のやり方

 宮廷気功は、夜行うと、たいへん効果的です(ただし、寝る直前を避けます)。一般に気功は朝行うものが多いのですが、宮廷気功はその点でも違っています。

 ここでは、準備体操と8の字呼吸(龍游功)を紹介します。
 1日1回、できれば夜に、準備体操→8の字呼吸の順で行いましょう。

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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