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【疲労回復のツボ】腎臓の揉み方が分かる

【疲労回復のツボ】腎臓の揉み方が分かる "腎臓マッサージ" で全身の疲れを取る

腎臓が疲れて働けなくなると、老廃物が排出されずに血液に残るため、ドロドロの血液になります。ドロドロの血液を全身に送り出すために、血圧は必然的に上がります。そこで、セルフケアとして考案し、勧めているのが「腎マッサージ」です。【解説】寺林陽介(六本木・寺林治療院院長)

「目の下のクマが消えた」「白髪が減った」

腎臓は、血液をろ過して、不要な物を尿として排出する臓器です。
腎臓が疲れて働けなくなると、老廃物が排出されずに血液に残るため、ドロドロの血液になります。

すると、必要な酸素や栄養が、全身に行き渡らず、不調が起こるのです。
また、ドロドロの血液を全身に送り出すために、血圧は必然的に上がります。
ですから、「疲れが取れない」「やる気が起こらない」など、心身が低迷ぎみの人は、腎臓が疲れているのかもしれません。

実際、腎臓を元気にすることで、心身の活力がよみがえり、不調が改善する患者さんを、私は数多く見てきました。
高かった血圧が下がった人も少なくありません。
私が腎臓の大切さをあらためて認識したのは、数年前のことでした。

私の治療院には、さまざまなトラブルを抱えた患者さんがいらっしゃいます。
特に多いのが、「病気ではないのに体調が悪い」「とにかく疲れる。睡眠を取っても疲れが取れない」というケースです。

そんな患者さんを施術しているうちに、私はあることに気づきました。
「疲れている」という人は、腎臓と最も関係の深い「腎兪」のツボが、かたくなっていたのです。

東洋医学では、体に「気」というエネルギーが巡っていると考え、その通り道を「経絡」と呼びます。
経絡上で、気が集まりやすい重要なポイントが、ツボです。

ツボはそれぞれ、体の臓器や機能をつかさどっています。
ある部位がダメージを受ければ、そこをつかさどるツボにも、なんらかの変化が現れます。
ですから、腎兪にしこりがあるとすれば、腎臓の調子が悪いということになるのです。

「もしかしたら、疲労の原因は、腎臓かもしれない」と考えた私は、腎臓に関係するツボを、念入りにマッサージするようにしました。
すると、「疲れがウソのように取れた」という反響が続出したのです。

患者さんのなかには、血圧や血糖値が下がったり、冷えや腰痛、生理痛が改善したりした人もいます。
さらには、「目の下のクマが消えた」「白髪が減った」といった若返り効果を実感する人も増えてきました。

前日の疲れが抜け毎朝パッと起きられる

とはいえ、患者さんたちは忙しいので、毎日私の施術を受けにくるわけにはいきません。
そこで、セルフケアとして考案し、勧めているのが「腎マッサージ」です。

東洋医学では、腎臓と副腎を「腎」と呼びます。
腎には、成長や生殖、体内の水分調整をつかさどる働きがあります。
一般の人は、ツボの位置を正確に把握するのは難しいので、手のこぶしを使って行うマッサージが最適です。

おなかから腰にかけてグリグリこするだけで、腎を活性化する複数のツボを、効率的に刺激することができます。
詳しいやり方は、下の図をご覧ください。

一日一回1分の腎マッサージのやり方

40代男性Aさんは、多忙な会社員で、以前から私の治療院に通っていました。
最近、休日にゆっくり体を休めても疲れが取れず、白髪も急に増えてきたとのこと。
「いいセルフケアはありませんか」と聞かれたので、腎マッサージをお教えしました。

Aさんは、腎マッサージを毎日実行したそうです。
3ヵ月後に来院したときには、「先日受けた健康診断で、血圧と血糖値が下がっていました。
ずっと高めで、毎回注意されていたんです」と、明るい表情で報告してくれました。

肝心の体調も、「前日の疲れが残らなくなり、毎朝パッと起きられるようになりました」とのことでした。
白髪と目の下のクマも目立たなくなっていたので、その点を指摘すると、「妻にも、『顔がスッキリした』といわれます」とうれしそうでした。

皆さんもぜひ、腎マッサージを実行して、血圧の正常化や体調の改善に役立ててください。

『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』
寺林陽介著、内野勝行 監修
http://amzn.to/2CXB83u

この記事のエディター

※これらの記事は、マキノ出版が発行する『壮快』『安心』『ゆほびか』および関連書籍・ムックをもとに、ウェブ用に再構成したものです。記事内の年月日および年齢は、原則として掲載当時のものです。

※これらの記事は、健康関連情報の提供を目的とするものであり、診療・治療行為およびそれに準ずる行為を提供するものではありません。また、特定の健康法のみを推奨したり、効能を保証したりするものでもありません。適切な診断・治療を受けるために、必ずかかりつけの医療機関を受診してください。これらを十分認識したうえで、あくまで参考情報としてご利用ください。

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