2キロやせて10年間ベスト体重をキープ
私はもともと胃が弱く、10年ほど前には胃潰瘍になってしまいました。
おそらく、胃が弱いのを省みず、暴飲暴食をしていたのが原因だと思います。
そのとき、担当の医師に、胃の働きをよくすると勧められたのが、「ジャガイモジュース」です。
生のジャガイモは、胃壁を丈夫にする効果があるとのことでした。
ただ、生のジャガイモをすりおろしただけの汁は、とても飲みづらいものです。
そこで、その医師に、ジャガイモの生汁が飲みやすくなるレシピを教えてもらいました。
作り方は以下のとおりです。
❶よく洗ったジャガイモ小1個、リンゴ4分の1個、ニンジン2分の1本を、皮ごと一口大に切ります。
❷①と豆乳1カップ、お好みの量のハチミツをミキサーにかければ、出来上がりです。
これが1回分の量です。
私は、このジャガイモジュースを1日1回、毎日飲みました。
飲み始めてしばらくすると、いつの間にか胃潰瘍にならなくなりました。
おかげで、薬が不要になったのです。
そして、胃痛も全く起こらなくなりました。
以来、ジャガイモジュースを飲むのが、毎朝の習慣になっています。
ジャガイモ1個の満腹指数は300%

あるとき、私は国立大学病院に医師として勤めている、高校時代の同級生と食事をしました。
そのとき話題になったのが、ダイエットでした。
その友人によると、ジャガイモはダイエットにもいいそうです。
ジャガイモは、低カロリーなのに満腹指数(満腹感の得やすさを数値で表したもの)が高いのが、勧める理由とのこと。
しかも、栄養のバランスが非常にいいというのです。
カロリーは、サケのおにぎり1個170Kcalに対して、ジャガイモ中2個で150Kcal。
満腹指数は、食パン1枚が100%、ご飯茶わん1杯が130%に対して、ジャガイモ1個は300%です。
ジャガイモは、食材の中でも断トツで空腹感を満してくれるので、ストレスなくダイエットができるというのです。
この話を聞いてから、私はふだんの食事に、ますますジャガイモを取り入れるようになりました。
すると、まもなく体重が2Kgへり、その後10年間、このベスト体重を維持しています。
私は日ごろから、食べることが大好きなのですが、体重がふえなくなりました。
もともと便秘ではありませんが、ますます快便です。
また、以前は代謝が悪く、夏でもあまり汗をかきませんでした。
それが、ジャガイモを積極的にとるようになってから、代謝がアップしたようで、汗をたくさんかけるようになったのです。
それによって、肌トラブルがなくなりました。
「便秘が解消した」「肌がツルツルになった」
それではご参考までに、私がよく作るジャガイモ料理「ネギとジャガイモのポタージュ」のレシピをご紹介します。
❶ジャガイモ小1個とネギ2分の1本を薄切りにし、オリーブ油を熱した鍋で、焦がさないように1分ほど炒めます。
❷①に水1・5カップと固形ブイヨン1個を入れます。
沸騰したらあくを取って、弱火でやわらかくなるまで煮たら、火を止めてください。
❸粗熱が取れたら、②をミキサーにかけます。
❹③をこしたものを鍋に戻し、牛乳を足して塩コショウをすれば、完成です。
このポタージュは、免疫力が落ちる季節にお勧めです。
ショウガ汁を垂らすと、さらに体が温まります。
私はこれを多めに作り、冷蔵庫にストックしています。
腹持ちがとてもいいので、1日3食のうちの1食は、このポタージュだけにしています。
ところで、私は、アロマセラピーやリフレクソロジーの仕事をしていますが、お客様の中には、便秘に悩んでいるかたもたくさんいます。
そういう皆さんに、「ジャガイモを食べるといいですよ」とお勧めしています。
実際、ジャガイモをとるようになって、「便秘が解消した」「肌がツルツルになった」という声が多いのです。
美容にも健康にもいいジャガイモを、大いに利用してみてはいかがでしょう。
低カロリーで満腹指数が高い!