睡眠障害に関する記事
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今の医学では「質のよい睡眠」を取る以外に、疲れを回復させる術はありません。過労で細胞を酷使すると活性酸素の量が増えて、酸化が始まります。酸化が進行すると血管が老化し、動脈硬化などが起こりやすくなることがわかっています。【解説】梶本修身(東京疲労・睡眠クリニック院長)
寝る前におでこを冷やすようになってからは、眠りにつくのが早くなり、目覚ましが鳴る前にパッと目が開いて、そのままガバッと起き上がれます。寝ている間に疲れが一気に取れるので、疲労感を持ち越すこともなくなりました。朝から「体調がいい」と感じるのもうれしいところです。【体験談】熊井美鶴(会社員・49歳)
寝る前に1分間、おでこを冷やしてみました。すると、頭が休まる感じがして、その日はスッと眠れたのです。以前はのぼせて脳が膨張し、鬱血しているかのような感じだったのに、スーッと何かが抜けるように楽になったのです。【体験談】吉田倫子(仮名・会社員・43歳)
帰宅しても仕事のことを引きずっていたのでしょうか、布団に入っても明日の仕事のことが頭に浮かんでなかなか寝つけないことがよくあったのです。それが、おでこ冷やしを行ってから布団に入ると、スッと寝入るようになり、朝目覚めたときもよく寝た!さっぱりした、となんとも爽快な気分なのです。【体験談】吉沢智子(仮名・会社員・46歳)
必要以上に睡眠にこだわらず、「日中眠くならなければ睡眠は足りている」と考えましょう。「眠れないけれど、昼間は全然眠くならない」という人も、不眠治療をする必要はありません。睡眠が足りているのに眠れないと訴えるかたがたには、薬を出すのではなく、考え方を変えてもらうことが大事です。【解説】櫻井武(筑波大学医学医療系教授)
このシートは睡眠の専門医も患者さんの診断に活用しているものです。位相、質、量のそれぞれが、【良】【注意】【警戒】の3つのどれかに診断されます。その結果、自分がどこを改善すればいいのかがわかりやすくなっており、皆さんの睡眠の問題点が明らかになるのです。【解説】内村直尚(久留米大学医学部神経精神医学講座教授)
夜、眠りについた後に、排尿のために1回以上起きなければならず、そのことで日常生活に支障をきたしている状態を「夜間頻尿」といいます。実は、あまり知られていませんが、夜間頻尿の原因として「足のむくみ」が関係していることもあるのです。【解説】高橋悟(日本大学医学部附属板橋病院副病院長・泌尿器科部長)
入眠時の痛みを伴うこむら返り、悪夢や金縛り、歯ぎしりで目が覚めてしまうなど、睡眠にまつわる悩みは多岐にわたります。これらの眠りトラブルの原因、そして、質の高い「眠り」のために心がけたい生活習慣や対策法をご紹介します。【解説】遠藤拓郎(慶應義塾大学医学部特任教授・スリープクリニック調布院長)
逆流性食道炎の要因には生活習慣が大きくかかわるとされています。喫煙も、その一つ。現在、様々なデータから、逆流性食道炎と喫煙の関係は明らかになっています。では、タバコを吸っていた人が禁煙すると、逆流性食道炎は改善するのでしょうか。【解説】藤原靖弘(大阪市立大学大学院医学研究科教授)
今、日本人の約3割に、「よく眠れない」「寝つきが悪い」といった睡眠障害があるといわれています。高齢者になるとその割合はさらに増え、約半数にも及びます。整形外科医である私が睡眠の研究をするようになったのも、ひざや腰が悪いご高齢の患者さんから、睡眠の相談を受けることが多かったからです。【解説】坪田聡(雨晴クリニック副院長)