
食道・気管支炎・肺炎
食道炎は、食道の粘膜が炎症を起こし、びらんや潰瘍が見られるものを指します。気管支炎とは、気管支に炎症があり、セキやタンなどの呼吸器症状を引きおこす病気の総称です。喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などが挙げられます。肺炎とは、細菌やウイルスが肺に侵入したことで起こる炎症です。肺胞性肺炎と間質性肺炎に大別されます。このカテゴリは、食道炎、気管支炎、肺炎の原因と対策を紹介する記事一覧ページです。
食道・気管支炎・肺炎の記事一覧
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頭痛、肩こり、腰痛、生理痛、耳鳴り、めまい、うつ、眼瞼けいれん、味覚障害、高血圧、逆流性食道炎──。一見、脈絡なく感じられるこれらの症状は、実は「食いしばり」が元凶となって起こっているという共通点があります。患者さんたちに、私は「10秒、口を開けるくせをつけてください」とアドバイスをしています。【解説】吉野敏明(誠敬会クリニック銀座院長)
高齢者が肺炎で亡くなるというのは、皆さんにとっても、非常に身近で切実な出来事といえるでしょう。だからこそ、私たちは肺炎を防ぐ配慮を怠ってはならないのです。肺炎のうちで高齢者に多く見られるのが誤嚥性肺炎です。頻繁に誤嚥が起こっているのは、夜間の睡眠中です。【解説】奥田克爾(東京歯科大学名誉教授・千葉県立保健医療大学講師)
子どものころ、立てひざでご飯を食べて叱られた。そんな思い出はありませんか。「立てひざで食事」は、一般常識ではマナー違反とされています。しかし実は、誤嚥の予防にとてもいい姿勢なのです。お勧めなのが、食事の前に胃の位置を上げておくこと。それを簡単に行える体操が「右足首の内回し」です。【解説】浜田貫太郎(浜田整体院長)
食事をすると、よくむせてしまう。固形の物を嚙んで飲み込みにくくなった。食後に痰が出やすくなった……。そんな症状があったら、「嚥下障害」かもしれません。嚥下障害は脳卒中の後遺症として起こることが多いほか、老化に伴って起こってくることもあります。【解説】藤島一郎(浜松市リハビリテーション病院院長)
ショウガ紅茶は、飲んだ直後から体を温めます。そのため、筋肉の緊張がほぐれ、声が出やすくなります。声が枯れたり、タンがからみやすくなるのは、声帯のむくみが主な原因です。ショウガ紅茶には、体にたまった水分や老廃物を、素早く排泄する働きがあるので、のどのむくみもすぐに解消します。【解説】佐藤涼子(ボイストレーナー)
食後の胸やけや、みずおちの辺りが常につかえているような不快感は、思い返せば高校生の頃からありました。医師になってからもそれは続き、物を食べると食道の出口がキューッと締まる感じがしたり、燃えるような感覚もありました。【体験談】花岡篤哉(新南陽整形外科クリニック院長 医師・49歳)
歯ぎしりは、口腔内の悪習癖の一つではありますが、実は、役立っている面もあります。その一つが、「唾液の分泌を促す」ということです。試しに、今、少し上下の歯をすり合わせたり、カチカチさせたりしてみてください。唾液が出てくるのがわかるでしょう。【解説】野村洋文(木下歯科医院副院長)
医師からは薬を処方され、「この病気とは一生つきあわなくてはいけない」と言われました。そして、「食事は腹6分目まで」「脂っこいもの、甘いものは控える」「食後すぐ横にならない」などの指導を受けました。薬を飲むと痛みはいくぶん和らいだものの、決してらくにはなりません。【体験談】山田花畑(仮名・システムエンジニア・40歳)
「逆流性食道炎」は、胃に入ったはずの食物が、食道へと逆流する症状をくり返す病気で、胸のムカムカ、胃の痛み、酸っぱいものがこみ上げてくるといった症状に苦しめられます。そのため、人と食事ができなくなる、熟睡できない、集中力の低下などを引き起こし、生活の質が大きく下がります。【解説】江部康二(高雄病院理事長)
逆流性食道炎の要因には生活習慣が大きくかかわるとされています。喫煙も、その一つ。現在、様々なデータから、逆流性食道炎と喫煙の関係は明らかになっています。では、タバコを吸っていた人が禁煙すると、逆流性食道炎は改善するのでしょうか。【解説】藤原靖弘(大阪市立大学大学院医学研究科教授)