糖尿病を改善する食事
糖尿病とは、インスリンの作用が十分でないため、体内でブドウ糖が有効に使われずに、血糖値が高くなる病気のことです。発症要因から大きく1型、2型に分けられますが、日本人の糖尿病患者の約9割が、生活習慣の乱れが原因となって起こる2型糖尿病です。血糖値が高い状態が長く続くと、脳卒中や心筋梗塞などの合併症が起こる可能性が高くなるので注意が必要です。このカテゴリは、糖尿病改善に役立つ食事法やレシピを紹介します
糖尿病を改善する食事の記事一覧
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「問題です。パスタとピザなら、どちらが血糖値を上げにくいでしょう。コロッケとトンカツでは、どちらでしょう。」糖質の少ないものを選んで食べれば、糖尿病でもおいしい料理を楽しめます。つらい食事制限もなく糖尿病が改善し、おまけに、無理なく痩せられる方法をご紹介します。【解説】渡辺信幸(こくらクリニック院長)
糖尿病の予防には、厳しいカロリー制限をしなければならないと思っている人が多いようです。血糖値を上げるのは、高カロリーの食べ物ではなく、糖質だけなのです。いきなり糖質を断つのは、至難の業。糖質を摂取しても、血糖値をあまり上げなくて済む方法を、紹介しましょう。【解説】大櫛陽一(東海大学名誉教授・大櫛医学情報研究所所長 )
βグルカンの精製をさらに進めたところ、それまでとはまったく別の物質を発見しました。これが「MXフラクション」で、今のところマイタケからしか発見されていない成分です。【解説】難波宏彰(神戸薬科大学名誉教授・鹿児島大学大学院医歯学総合研究科客員教授)
サキベジのやり方は、いたって簡単です。「食事の最初に野菜をたっぷり食べる」です。目安として10分以上、野菜を食べてから、おかずやごはんを食べることをお勧めします。【解説】内場廉(長野市国保大岡診療所所長)
今回、納豆から2種類のDPP4阻害物質が発見されました。どちらも世界で初めて発見されたDPP4阻害物質です。これまでも納豆の健康効果はよく知られていましたが、納豆には血糖値の上昇を防ぎ、糖尿病予防につながる成分が含まれていることが最新研究で明らかになったのです。【解説】舘博(東京農業大学応用生物科学部醸造科学科教授)
食物繊維はメッシュ状の構造で、その網目に水分を保持することで、腸の中で多くの作用を生み出します。寒天はこの網目が、ほかの食物繊維よりもずっと細かいのです。寒天1gが保持する水分量は100g、つまり100倍の保水力を持ちます。【解説】杤久保修(神奈川県予防医学協会中央診療所予防医療部部長・横浜市立大学名誉教授)
現在、日本人の国民病の筆頭として挙げられるのが、高血圧と糖尿病でしょう。酢は、実はこれらに対しても非常に有効だということが、数々の研究によってわかっています。皆さんも酢大豆を作る際には酢を捨てず、料理などに活用することをお勧めします。【解説】多山賢二(広島修道大学健康科学部教授)
私は酢玉ねぎを作る際、最初から味が調えてある「調味酢」を買って使っています。薄くスライスした玉ねぎを調味酢に半日ほど漬けるだけなので簡単です。食べ始めて2カ月の検査で血糖値が下がり効果を実感!また、酢玉ねぎに加え、紫玉ねぎも食べるようにしたところ体調がさらによくなりました。【体験談】今枝紀代子(主婦・70歳)
食物繊維をたっぷりとることを心がけました。春には、思い切って自分専用の炊飯器を購入し、玄米食に切り替えました。こうした生活を続けていたところ、以前より便通がよくなってきたことに気づきました。それにつれ、糖尿病の状態も徐々に改善してきました。【体験談】綿谷里子(仮名・自営業・73歳)
キュウリは、ビタミン・ミネラル・食物繊維などを含んでいます。なかでも注目すべきは、高血圧の予防・改善に有効な三つの成分が含まれていることです。キュウリは血圧降下成分と、ダイエット効果の二重の作用で高血圧の予防・改善が期待できるというわけです。食べ方のコツは、よく嚙んで食べることです。【解説】工藤孝文(工藤内科副院長)